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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2017年04月10日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日の川辺町はお祭りでしたが
前日から生憎の雨。
春の祭りの本楽の朝(家で行事が行われます)が雨なのは
家内が嫁いできてから初めてだとか。
幸い午後からは晴れましたが
タイミングの悪い菜種梅雨です。



さて、昨夜放送されたNHKスペシャル
ネット上では実務者必見と言われてましたが
一般の方では家を建てる予定のある方以外は興味がなかったかもしれません。

熊本地震以降、住宅業界ではかつてないほど
地盤や構造について注目が集まっていて
各地で建物の構造に関する勉強会や塾が開かれています。
そのタイミングでのNスぺでしたから注目をあつめたわけで
番組上でもここ最近はじめてわかった知見の紹介などもあり
実務者にとってはまさに必見の番組となりました。

難しい話は抜きにして一般の方向けのお話をすると
土の中の地盤の構造、特に柔らかい層があると
その上に建っている建物の揺れが増幅されるということ
考えてみれば当たり前で
地盤が豆腐やプリンだとするなら
揺らせばより多く揺れるのは誰でも理解できます。

誤解されてるのは
地盤を補強すれば揺れが軽減されるという考えで
地盤を補強しても揺れは軽減されません。
地盤補強は不動沈下や圧密沈下(地面が家の重さで沈んでいくこと)、液状化には効果がありますが
揺れ自体は軽減されないんですね。

じゃあ、どうするのかというと
まず、そのようなところに建てなければいいのですが
事前にそれを把握するのは現状では限界があります。
土地の購入前にできることは
地形の把握や造成される以前過去100年ほどの土地の利用形態の確認でしょうか
不動産屋さんではなかなかそこまでは対応してくれないと思いますが・・

この柔らかい層で増幅される揺れに対する現実的な方策は
揺れに対応できるだけの強度を建物に持たせる以外無いようです。
具体的には許容応力度計算をして
耐震等級3レベルの家を建てるということになりますが
仕様規定(国の仕様に基づいた計算)ではなく許容応力度計算(個別の建物ごとの計算)をして
それに基づいた設計となると
鉄筋の使用量や資材の変更もありますから
コスト的にも上がることになります。
紙太材木店でも許容応力度計算はコスト的な面からオプション対応でしたが
軟弱地盤と想定されるところなど場合によっては
必須項目にする必要があるかもしれません。

今回のNスぺは地震国である日本の多くの住宅事業者に
今一度耐震性に対して再考を促す機会となったと考えます。


茅葺農家の改装工事






Last updated  2017年04月10日 10時39分15秒
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