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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2017年04月21日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
曇っていて少し肌寒い美濃地方です

最近はサッシもペアガラスが当たり前で
意識の進んだ方はアルミ樹脂の複合サッシを使われます。
東大に前先生の調査によれば
過去5年間の統計で
樹脂サッシは18%
アルミ樹脂複合サッシは32%
アルミサッシは35%
ということですが
前先生の調査対象はおそらく意識の進んだ工務店や設計事務所が建てた住宅

樹脂サッシ工業会の統計では



平成24年の統計で7%・・・・

さて、なぜ日本では世界各国に比べこのように樹脂サッシの普及率が低いのか?
アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシを合わせると92%で
韓国と比べても圧倒的に低い割合です。
しかもアルミ樹脂複合サッシ(グラフで水色部分)というのは統計で見る限り他所の国ではあまり使われていなさそうです。

私が考えるに
日本の方はアルミサッシやアルミ樹脂サッシの弊害をご存じないから・・
あるいは知っていてもビナイン・ネグレクト(気にしながら無視している)
結露なんて少し濡れるぐらいだから拭けばOK
毎日で面倒くさいけど、サッシの結露は冬の風物詩
どんな家でも結露するでしょ、仕方がない
少々カビが生えたほうが子供の体に抵抗力がつく(気がする)
どちらかと言えば面倒だけど、諦めているというのが実情でしょうか。
そんな中でもアルミ樹脂複合サッシが30%ですから
意識としてはなるべく結露しないサッシにしたいという方向に向かっています。

先般、今年の2月に大手のハウスメーカーで家を建てられた方から
窓枠の補修の依頼を受けました。
普通でしたらHMで補修ですが何か事情があったようです。

依頼された工事の内容はサッシの窓の枠の交換


建物の北側に取り付けてあるサッシです。
サッシは縦滑り出し窓のアルミ樹脂複合サッシでYKKのエピソード、ガラスは日本板硝子のペアマルチです。
室内部分で見えているところはすべて樹脂でできています。

窓枠を外してみると水滴がびっしり、
かなり大きなものもありますし、写真では見えにくいですが細かいものも無数にあります。





アルミ樹脂複合なので室内で見えているところ以外はアルミ製
結露しているところはアルミでできています。

当たり前と言えば当たり前なんですが
アルミ部分で結露してます。
でもこれ真冬ではありません。
先月の話しで3月20日、場所は6地域の愛知県です。
窓枠と建物の構造のである下地の木の間には5mm~10mmくらいの空間がありますが
そこは言わば密閉された状態となっていますから
余計に結露が発生しやすくなっています。
設計者や現場を管理する実務者の方はアルミ樹脂複合サッシでも
このようなことが見えていない部分でも起こっていることを覚えておくべきでしょう。

11月から4月までの半年間かなりの割合で起こっていると思われますが
アルミの部分が樹脂であればある程度その発生頻度を抑制できると思われます。

日本では樹脂の劣化を引き合いに
外部ではアルミ、内部は樹脂のアルミ樹脂複合サッシがありますが
よその国では見かけません。
木製サッシの劣化防止にアルミを被膜させたサッシのように
樹脂サッシにアルミを被膜させたようなサッシがあればいいのですが
そんなのは聞いたことがありません。
アルミ樹脂複合サッシとはこのような商品であると認識したうえで
設計者や実務者はその対策を取る必要があります。

窓後進国の日本の窓(サッシ)がこれからどのように変わっていくか
世界の趨勢を見ればおのずとわかります。

PS
上記のアルミ樹脂複合サッシの見えないところでの結露
連想するとユニットバスのサッシに行き当たります
浴室に本当に窓が必要か常識を疑う必要があるかもしれませんね(^^)
こちらの記事は4年前なので少し古いかもしれませんが
結露するサッシについてもう少し詳しく書いてありますから参考になさってください。






Last updated  2017年04月21日 21時07分00秒
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