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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2017年11月15日
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カテゴリ:古い民家の再生
おはようございます、
紙太材木店の田原です。





空き家対策が全国的に広まってますが
私の住んでいる川辺町もそのうちの一つです。

具体的には空き家バンクに登録している家を購入し
その家をリフォームする費用の半額を出すというもので上限は100万です。
実質的には200万以上のリフォームを行うと100万が補助として支給されます。
詳細は​川辺町のHP​をご覧になるとお分かりいただけますが
川辺町HP
上の写真のような昭和初期に建てられたような趣のある建物もあります。
土地が140坪ついていて金額は418万
更に価格は相談とありますから田舎暮らしをお考えの方にはうってつけかもしれません。
夏にも町外からのお引越しの方のリフォームをさせていただきましたが
その工事もこの空き家対策の補助事業でしたが
現在ももう一軒その調査をしています。
​近くの山法師さんは蕎麦屋さんですが
上の写真のすぐ近くにある古民家を改装した蕎麦屋さんで
町外からもかなりの人が訪れます。
山法師

古い家の場合、その温熱環境をいかに改善するかは大きな問題で
引っ越してからの暮らしを左右します。
フローリングやクロス、水回りのユニットバスやキッチンなど
見た目は新しくしても、冬の寒さ対策は何も・・・というケースも少なくありませんし
お義理で入っている断熱材だけでは気密が取れていなければ
ほとんど効果は期待できません。
たとえ床暖房が入っていてもキッチンやリビングだけではその効果も期待してはいけません。

唯一可能性のあるのが薪ストーブです。
お寺の本堂のような建物でも(スカスカ住宅)
強力な火力で十分暖かくなります。
薪の入手ルートは都会に比べ田舎では比較的容易ですし
薪ストーブを使っている家庭も以前に比べかなり多くなっていますから
お互いに相談されるのも一つの方法です。

実は今年から川辺町の空き家対策協議会の委員を委嘱されました。
まだまだ使える、あるいは壊してしまうには惜しい建物が多くあります。
古い建物は古いということに価値があります。
どんなに性能のよい家を作っても古さを作ることができません。

一般の方にはあまり浸透してませんが
住宅を子供や孫の代まで使ってもらうには
メンテナンス費用を積み立てておく必要があります。
30坪程度の家であれば年間15~18万程
新築であれ、中古の家であれ
人が作ったものは必ず劣化していきます。
メンテナンスの不要な家などありませんから
家を建てたり購入したらローンだけでなくメンテナンス費用も見込んでおく必要があります。

本日は川辺町の空き家補助のご紹介でした。






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Last updated  2018年03月21日 12時25分24秒
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