ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2018/03/21(水)17:36

Ua値にこだわりすぎてはダメなわけ 前先生の講義

新住協(新木造住宅技術研究協議会)(34)

​おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今朝は4度と冷え込んでますが 予報では日中でも13度とそれほど気温が上がりません。 所用で長野に行ったので松本城に寄りました。 松本城の柱 手斧で柱にしてあります。 ​手斧(ちょうな)​ インバウンドで外国の方が多いのですが 相変わらず説明文は日本語が多く 英語の説明文がとても少なく感じました。 城内では英語の放送もあるのですが ほとんどの方は聞いていません。 日本ではこれからもっと観光客が増えることが予想されていますから 英語表記はどんな田舎町でも必要になると思われます。 先日、新住協の「東海北陸の高断熱住宅」の販売促進会議が名古屋でありました。 愛知県建設業協会の木造住宅の省エネ講習会と絡ませて開催したので 講師で来ていた東大の前先生の講義も受けることができました。 今回は基礎編で次回は応用、実践編で こちらは鎌田先生が講師で12月1日に開催されます。 内容は一緒に出席していた中島工務店の中島さんがブログに書いているのでご覧ください。 ​中島さんのブログ​ その中で印象に残っているところが Ua値にこだわりすぎてはダメというもの Q値からUa値に変更になって以降Ua値一辺倒ののようになってますが Ua値は計算途中の指標の一つ 一般の方にとってUa値という数字よりも その家に一年間住んだ時のエネルギーコストが大切 つまり Ua値が良くても電気代の請求書の数字にびっくりしたり 暑さや寒さでウンザリする家も出てくるということです。 エコで省エネな住まいの設計は基本が大切で 日射の制御が出来ていなかったり 換気や空気の流れを意識しないと いくらUa値がよくても?な家ができてしまいます。 前先生は日本中のエコな家、省エネな家と言われる家を訪ねて実測されていますから 今まで?が山のように付くエコで省エネな家をご覧になっているので説得力があります。 こちらのポスターに似たものが 前先生の講義では度々登場しますが(もちろん加工してあります) 圧倒的なUa値を持つ大手のHM(一条工務店)を指しています。 地場の工務店がそこと戦うにはどうしたらよいかを 毎回いろんな角度から話されます。 性能、省エネ時代の住宅の本当の姿が分かれば 圧倒的に強く見える相手とも十分戦うことができますが 押さえるべきポイントが分からなければ負けてしまいます。 工務店関係者で一条工務店と戦う意思のある方は 是非一度、前先生の話を聞いてみることをお勧めします。 ​

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