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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2017年12月15日
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カテゴリ:サッシの性能
おはようございます、
紙太材木店の田原です。





昨日の朝はマイナス3.8度
今朝は普通でマイナス1.5度
先ほどNHKで札幌がマイナス1.8度と言ってましたから
今朝だけ札幌並みの美濃地方の朝です。
もっとも日中の最高気温はこちらは9度ほどになりますから
札幌に比べれば随分暖かくなります。

さて、暖房のスイッチを入れるのは室温が何度ぐらいからでしょう?
暑さ、寒さの感じ方は人によって違いますが
日本人の場合おおよそ18度以下になると暖房が欲しくなるとか。
暖房デグリーデーの表示も(18-18)が多いですね。
(統計の取り方により変わります)
でも、室内が15度になってもエアコンの設定温度を18度にする人は稀で
多くの方が20度あるいは22度
もっと行けば24度に設定してしまいます。
日本の家では18度の室温では
パジャマの上に上着を着て
靴下+スリッパが必要
それにひょっとしたらひざ掛けもいるかもしれません。
もっとも炬燵があればもっと低くてもOKですが・・

冬の夜
炬燵は無しで
テーブルに椅子、それにソファーでくつろぐケース
靴下のみでスリッパ無し、
パジャマに一枚羽織った程度で
手足の冷えを感じず快適と感じる温度はどれくらいか?
感覚的には20度を少し越えたところで21度か22度でしょうか。

難しいのは床面近くの温度と
床から1m程度の高さの温度
それに天井近くの温度にばらつきがあること
体や顔の辺りが21度でも
足元の膝から下が18度では足先が冷たくなります。
椅子に座って太ももが圧迫され膝から下の血流が少なくなればなおさらです。

室内温度にばらつきがある理由は
・暖房(投入する熱量)がそもそも不足している
・断熱が不足している(断熱材が薄い、サッシの性能が低い)
・隙間が多い(気密が取れていない)
・いる時しか暖房しない(部分間歇暖房)
・24時間換気の冷気が直接室内に入ってくる(2時間に1回家中の空気が換わる)

これらのことを一つ一つ丁寧に解決していかないといつまでたっても
足元が寒い家、足先が冷える家になります。
太陽光パネルを載せたZEHの家でも当然起こります。

暖かい家というと
すぐに断熱材のことに意識が向きますが
断熱材よりもサッシと換気と気密が先です。
床、壁、屋根の断熱材が次世代基準程度でも
サッシと換気と気密、この三つの性能を上げるだけで
冬の暮らしは随分快適になります。

冬、家の中のどこかで寒いと感じたら
それは設計上の問題があるか、施工上の問題があるかどちらかです。







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Last updated  2018年03月21日 12時14分05秒
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