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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2018年02月07日
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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝もマイナス5度を下回った美濃地方


この辺りで売ってる温度計はマイナス10度までしかありませんから
これ以上最低気温が下がるとこの温度計では測れません・・

これだけ寒くなると気密の取れていない住宅では
いくら暖房しても足元が冷えます。
床と巾木の隙間やコンセントのプラグを差し込むスリットから
あるいは引違いサッシの下枠レールの辺りから
それぞれの部位から入る冷気は少量でも
数が多くなればそれは大きな穴が空いているのと同じです。
気密測定をすると隙間特性値も得られます。
これは小さな穴が数多くあるのか
大きな穴があるのか数値としてわかるもので
どんな隙間があるのかわかるわけです。

一般的に気密シートは二種類あって
断熱材それ自身を包んでいるシートと
後から張り付けるシートがあります。
断熱材を包んでいるシートにはシートから4cmほど伸びた耳と呼ばれる部分が付いていて
それを重ね合わせて気密を取るというものですが
この取り付けにはとても丁寧さが求められます。
ただ、丁寧に取り付けても残念ながら気密測定の結果はその丁寧さには比例しません。
一定の限界があります。
また、天井に取り付ける場合は天井の下地の構造から相当な工夫が求められますが
いままで袋詰めの断熱材を天井にきちんと張り付けてある現場はほとんど見たことがありません。

国の基準がUa値に改められましたが
これは床、壁、天井、サッシという外気に接しているところから逃げていく熱を表しています。
この数値が小さければ逃げていく熱が少ないことになります。
逆に数値が大きければ逃げていく熱が多いことを表していますから
数値が小さな家ほど暖まり易く、暖房を切っても長く暖かさが持続することになります。

でも、このUa値は隙間のことは何も考慮されません。
さすがにHeat20のG1、G2をクリアするような家を作る工務店やハウスメーカーは
気密のことも当然意識してますが、
過去の日本の住宅業界の体質というのは
国の基準がイコール目標基準であり
それをクリアすることさえできればOK、
逆にそれを越えることはオーバースペックであり
過剰品質という考え方でした。
最小の資源で最大の利益を上げるのが資本主義であり
多くの会社や組織はその論理で動いています。

しかし欧米諸国の考えは国の基準は最低基準で
業界内部で目標基準を作るというものです。
日本の住宅業界もここ数年、順次この欧米型の考えに影響されてきています。
そこで出てきたのがHeat20のグレード1、グレード2です。

2020年に国の基準が義務化されますが
この基準の内容は次世代省エネ基準にほぼ準拠するものですが
作られたのは1999年です・・・
20年前に作られた基準をようやく義務化するということからもわかるように最低基準と考えていいでしょう。

これから家を建てる方が検討すべき基準や指標の一つがHeat20ですが
それさえ、すでに一度改定されていますし、
もう一ランク上の基準が求められています。

今年のような寒い冬をいかにストレスのない生活をするのか
肉体的なストレスと経済的なストレスの両方をクリアするにはどんな家を建てるか
消費税10%を意識した方たちは既に昨年12月から今年の1月にかけて大きく動いています。
私の知っている工務店、設計事務所でも性能とデザインの良いところには
既に数多くの来訪があるようで、仲間内でも話題になっています。
今や性能が良いのは当たり前で
プラスそこにデザインや個性をどれだけ入れ込めるかが問われる時代。
​紙太材木店もうかうかしていられない時代になりました。

消費税が10%になるのは来年の10月1日
来年の3月31日までの契約であれば10月以降の引き渡しでも8%の税率です。








Last updated  2018年03月21日 12時02分32秒
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