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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2018年06月11日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

先週、生まれて初めて自分の家の大屋根に上りました。

建築屋なのに自分の家の屋根に上ったことがない?

不思議に思われるかもしれませんね、
他人の家の屋根には数知れず上っているのに、
自分の家の大屋根に上ったことがなかったのです。

もちろん、下屋と呼ばれる一階部分の屋根には子供のころから上ってました。

大屋根の瓦が割れているのに気付いたのが数か月前
棟の辺りも瓦が1枚分低くなってるところもあって
気にはなってました。
紺屋の白袴ではありませんが
自分ちは後回し?ではなく
なんとなく面倒・・というのが本音(-_-;)

しかし梅雨入りしてしまいましたから
これ以上ほっとくわけにもいかずというわけで、
屋根屋さんが来た機会に自分も登ってみることにしたわけです。

瓦職人(川辺町在住)が来て2段梯子をかけて颯爽と大屋根に上っていきます。
しかし、屋根の上に上がろうとしません、梯子の先でしばし沈思黙考

「すいません、下ります、勾配が急すぎるので地下足袋に履き替えます」
瓦屋さん、運動靴だったのですがそれではダメなようです。

地下足袋に履き替えた職人さんのあとに続いて
運動靴に履き替えた私が上ります。(地下足袋がありません)

何度も他人の家の屋根に上っている私も
梯子を上って大屋根に着いてみて躊躇しました。
屋根の勾配がかな~り急なんですね。
思っていたよりも相当・・

古い瓦なので土葺きですから瓦は団子状の土の上に置いてあるだけ
今の瓦のようにひっかけて釘で固定してあるわけではありません。

・・・・・

まぁ、職人さんが先に行ったから大丈夫だろうと
恐る恐る瓦の上に上りました。

専門的な勾配で言うと6寸勾配以上という感覚です。
6寸勾配というのは1m水平に移動すると60cm下がるという勾配です。




カメラ片手に私も上っていきます。


棟の手前に明り取りの天窓がありますが
下から見るとこうなります。




棟瓦が数枚落ちて、棟を固めている土がむき出しになってます。
ほかっておくとこの土が流れ出し棟が崩れていきます。
それに棟の瓦のズレも気になります。




その他に瓦の割れが数枚あり差し替えをします。


2階建ての家が小さく見えますが
これで私が生まれてから一度も大屋根に上ったことがない理由がお分かりかと思います。





この家の屋根に上れれば
お寺の本堂でない限り大概の家の屋根は上れます。

台風も近づいてきてますから
数年に一度は屋根の点検をしてもらうといいです。
ご自分で点検となると怖い思いをしますし、
年配の方にはちょっと無理があります。
早めの点検が家を長持ちさせる秘訣です。


ドイツでは住宅のメンテナンス費用として
毎年、1m2あたり16000円程度積み立てておくのが常識と聞きます。
100m2の家なら年間16万円、10年で160万円
一度建てれば何もしなくていい家はありません。
設備は必ず老朽化しますし壊れます。建物本体もずっと何もしなくていい家はありませんが
日本の方はあまりそのことを意識していません。
ハウスメーカーや工務店が何でも無償でしてくれると思ったら大間違いです。

住まいのお手入れが住宅を長持ちさせますし、美しく保てます。
そのためには費用が掛かりますから
​住まいのお手入れの積み立ては常に意識しておく必要があります。​
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Last updated  2018年06月11日 08時52分58秒
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