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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2018年09月12日
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カテゴリ:温熱環境




おはようございます、
紙太材木店の田原です。

ぐずついた天気が続き今日も午後から雨の予報ですが
今にも雨が降り出しそうなどんよりした空です。
今日は先日の台風で倒れた土場のケヤキを起こす作業の予定
根が乾かないように水をかけて不織布で覆ってますが
既に1週間経ってますので葉先が枯れ始めています。
実は一昨日重機3台とリフトで起こそうとしたのですが
あまりの重さに失敗
今回は25トンのレッカーで再挑戦です。
写真で見るとそれほど大きそうではありませんが
幹の胴回りは3.5m、直径は1mを越えてます。
樹齢は100年近くですから何とか再生させたいものです。

さて、先日の北海道の地震では北海道全域が停電しました。
一部ではなく全域でしかも完全復旧まで数日かかっています。
そして、今朝の天気予報では旭川は6.5度になっています。

この地震が真冬の厳冬期に起こっていたら、
あるいは北海道ではなくこの美濃地方で起こっていたら
電気を使う暖房器具は使えません。
北海道でもオール電化の家は数多くあります。
寒冷地用のエアコンやヒートポンプがありますから
断熱を強化してあれば北見や旭川と言った
マイナス20度になるところでも問題なく過ごせますが
停電となると話は別です。

北海道のような地域でだけでなく
このようなケースでは自己防衛しかありません。
北海道でどうするかと言う事は別にして
1月、2月の美濃地方で今回のような地震が起こり
停電が何日も続いた時はどうしたらよいか?

何日も続くというのは東海地方を中心に広域で被害が予想されるわけで
支援物資などが届くには何日もかかることが予想されますし
避難所に指定されているところなどは
体育館のような広い空間が多く暖房は期待できません。

真冬の外気が毎朝マイナス3度、4度が続く美濃地方で
避難所の生活は想像を越えるものがあると思われます。
車中の避難も多くみられますが
真冬にエンジンを切った車中の寒さがどれほどのものか
経験された方は分かりますが
毛布を幾重にもかけても寒くて何度も目が覚めて
とても寝られる状況ではありません。

東日本大震災の時
新住協の事務局長の会沢さんが仙台で被災されました。
2008年に大規模な耐震、断熱改修をされている家でしたから
家自体は問題はなかったそうですが
停電は5日間続いたそうです。
そこでさらに5日間、合計10日間電気無し、無暖房の生活をされ
その間の外気温、室内気温を計測されたレポートがあります。
(エコ住宅Q1.0-X BOOK 2012年版 札促社)
3月の仙台は美濃地方の1月2月より少し暖かいですが
それでも朝の最低気温は半分近くがマイナスです。

結論を言えば暖房器具無しの生活でも
室温は14度~16度の範囲で生活ができています。

熱損失係数(Q値)は1.47とそれほど小さい数値ではありません。
冬季の日射熱取得率1.150w/hですが
自然温度差は10.6度とかなり良い数字です。
自然温度差で10度を越えようとすると
相当設計に頭をひねる必要があります。
自然温度差と言うのは単に断熱性を上げる工夫だけではいい数字になりません、
これは昼夜平均で外気温よりも10.6度高いことを意味します。

このように日射に恵まれた美濃地方では仙台と同様
たとえ停電が何日か続いても
断熱の強化と日射の工夫で厳冬期でも10日以上乗り越えることができます。
上のQ値の1.47、自然温度差や日射取得が小さければ
1.0前後まで上げる必要があることは言うまでもありません。

耐震性はもちろんですが
+αの備えも考える必要があります。








Last updated  2018年09月12日 07時56分08秒
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