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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2019年04月03日
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カテゴリ:断熱のこと
​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。





快晴ですが氷点下の美濃地方
まだしばらく、薪ストーブに働いてもらわなければなりません。

さて、上の温湿度計
コードレスになっていて
室内でもモニターで温度と湿度が確認できます。



4段になって、いくつか数字が並んでいますが
4か所の温度と湿度が同時に計測できます。


一番上の1は
この事務所のトイレの温度と湿度
二番目の2は道路を挟んだ北側の事務所
20mほど離れてますが電波を拾ってます。
三番目は屋外で通用口の外にかけてあります。
最後がこの事務所の中のもの

トイレの温度が12.2度と事務所より5度低いのですが
ドア一枚あるだけでこれだけの温度差があります。
ドアの下には通気用に3cmほどの隙間がありますが・・・

一般の住宅ではトイレに行こうとすると
暖房してある部屋から暖房のない廊下に一旦出て
その廊下に面したトイレに行きますから
更に温度は下がることになります。
外気が0度以下の今日のような日だと恐らく10度以下でしょう。
朝起きてすぐにトイレに行きますから暖かい布団の中から
相当寒い空間に身を置くことになります。

Heat20の設計ガイドブックでは
5地域(美濃地方)の省エネ基準レベルごとの室温の差がでています。
それによると
Heat20のG2レベルでは
リビングが20度の時、トイレは19.3度

同G1レベルでは
リビングが20度の時、トイレは18.1度

平成25年基準では
リビングが20度の時、トイレは15.5度

平成4年基準では
リビングが20度の時、トイレは12.6度

それぞれリビングが20度の時を表していますが、
朝起きた時にリビングが20度の家は日本ではそれほど多くはありません。
というより、これから家を建てる方で
そのような家で育ったという方はほとんどいないと言っていいでしょう。

朝起きた時にリビングが15度の家であれば
トイレはそれより低いわけで
朝どんなトイレで用を足すかはご自分の選択次第と言うことになります。
Heat20のG1レベルでもリビングが15度ならトイレは13度近くなのですから
それ以下のレベルの断熱性では言わずもがなと言うことになります。

美濃地方では11月の半ばから4月の半ばまで
凡そ5か月間暖房が必要となります。
用を足す間のわずかの時間、
衣服を脱ぐわずかの時間、
だから少しぐらいの寒さは我慢すればいいという時代は終わっているのですが
これから家を建てる方はババをひかないためにも少し勉強する必要があります。





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Last updated  2019年04月03日 07時34分09秒
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