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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2020年03月27日
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カテゴリ:換気

鵜沼山崎町の家


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

コロナのおかげで
換気に対する関心が高くなっているようです。
建築の実務者としてはその点ではいい方向かななどと感じています。
厚労省などが換気の悪い密閉空間を避けるようにと言ってますから、
普段切っている24時間換気のスイッチを入れ直した方も
かなりいるのではないでしょうか。

2003年に建築基準法が改正され、
全ての住宅に24時間換気システムの設置が義務付けられました。
その換気扇の設置場所の多くはトイレ、脱衣室、浴室…

それって、従来の義務化される前にも普通に付けてた場所。
必要な時にスイッチを入れて利用していたものが
24時間換気だからスイッチ入れっぱなしにして下さいって言われても、
以前の習慣ともったいない精神がありますから
簡単にはいきません。

加えて、気密が取れていない住宅が大半ですから、
換気扇が回っていても寝室や子供室に設置された給気口からは
トンと空気が入ってくる様子が無いとなれば
何の意味があるの?
また、少量の空気が入ってきたとしても
ただでさえ寒い家なのに、
更に寒くする装置としか見てもらえません。

そんなこんなで使って無かった24時間換気を思い出して
スイッチを入れてみたけれど、
やはり給気口からは空気は入ってこない・・・

基準法では2時間に1回室内の空気が入れ替わるように換気します。
一般の方の中にはこの「2時間に1回」だけが脳裏に残っている方もいて、
「2時間に1回、換気扇のスイッチを入れればいいねん」
と誤解されてる方も多くいます。

「30分くらい回せばいいんと違う?でも面倒ね」

北欧でも住宅ローンの貸し手は銀行で、住宅を担保にします。
換気システムがきちんと機能しているかは融資の条件になっているとか。
つまりお金を貸してその住まいを担保にするわけですから、
万一の時はその住まいを売却して資金を回収しなければなりません。
その住まいの基本的な性能が無ければ適正な価格で売却できませんから、
銀行は住まいの性能をちゃんと見るわけです。

日本では銀行は住宅ではなく、
土地と借り手の生命保険を担保にしますから
住まい手の住宅の性能なんて興味はありません。
24時間換気が機能してようがしてまいが、
取り付けてあることだけが重要なんですね。

住宅の基本性能に関して
銀行と住まい手の利益が共通している北欧では
銀行があなたの代わりに性能を見てくれますが、
残念ながら日本の銀行ではそれがありません。
ご自身で行う必要があります。
でも、どうやってするのか?
換気に関しては気密がきちんととれているかが鍵になりますから、
気密測定です。

基本的な性能は換気だけではありませんから、
工務店や設計事務所であれば
最終的には経営者がどう考えているかでしょうか。









Last updated  2020年03月27日 09時04分10秒
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