2021/08/09(月)08:49
大丈夫?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日はこの夏一番の暑さ。
多治見では40度を超えてましたし、岐阜も39度。
美濃市や美濃加茂市も全国のトップ10に入ってましたから、
昨日の美濃地方は全国一の暑い地域だったようです。
以前お話しした日射遮蔽。
ガラリ戸や外付けブラインド、
それにシェードやハニカムサーモスクリーンがあります。
城屋敷の家ではそのうちの3つが使われてますから、
窓辺に立った時に肌感覚で違いが分かります。
もちろん、シェードだけではガラリ戸や外付けブラインドより
輻射熱を多く感じるわけです。
対策としては、
プラスアルファの遮蔽の取付が必要だと感じました。
特に西日の直射日光が直接当たる窓や
強烈な輻射熱が想定される窓では、
室内側に遮光や遮熱のロールスクリーンやカーテンが考えられます。
室内はそれなりに暗くなりますから、
設計時に室内の明るさと暑さ対策の検討は必須です。
南北に細長い敷地の場合
東西には窓をつけない設計者もいますが、
明るさや光はできるだけ様々な方向から確保したいと考えます。
当然、日射対策も必要になりますし、
予算上の制約も出てきます。
性能とデザイン、それに予算のバランスをどのようにとるか?
住まい手はデザインや予算は目で見てわかりますが、
性能については設計者を信ずる以外ありません。
設計者が大丈夫と言えば、大丈夫と信じる以外ありませんから
その大丈夫の根拠を設計者は丁寧に伝える必要があります。
安易に大丈夫なんてとても言えないわけで、
設計者の責任は誠に重大であると感じるこの夏である。