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カテゴリ:経年変化
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 ![]() 昨日は午後から、今月建前を行う本荘町の家の住まい手の方が、 外壁に使う杉板の塗装に来られました。 ご夫婦とお二人のご両親の5名での作業。 400枚ほどの枚数がありますから、 それなりに時間がかかりました。 今日もお二人来られて作業をされる予定です。 あと少しですからそれほど時間はかからないでしょう。 紙太材木店では ほとんどの住まい手の方が自分達で杉板の塗装をされます。 もちろん床の荏油塗りも同様です。 最近では蜜蝋ワックスなんておしゃれな名前のものもありますが、 これは荏油に8%ほどの蝋を入れて溶かしたもの。 蝋を入れることで液体が固形化します。 私が子供のころは八百屋さんで荏油が売ってましたから、 よく買いに行かされたのを覚えています。 母はこの荏油をしみ込ませた布で 廊下板や建具、式台などを拭いていました。 飛騨地方の出の母は 母の母からこうして磨くんだと教えられたと言っていました。 今も飛騨地方に住むいとこたちの家では、 同様に荏油で木部が磨かれています。 ![]() 一方、私は竹藪の竹の間引き。 5年を過ぎた竹はタケノコを出さないときいたので 古い竹を切って処分するわけですが、 10m以上ある竹をチェーンソーで切って 運び出して、更に枝を落として 竹と葉のついた枝に分けます。 毎年、切った竹を積んでおく場所がありますから そこに野積みして自然に還してます。 土に還るのに5.6年ほどかかりますから、 それだけ分は山になっています。 いっそ、火をつけて、という誘惑にかられますが 放っておいても邪魔にはならないですし、 燃やせば、半日以上かかるでしょうから その間つきっきりと言うわけにもいかず、 今に至ります。 で、竹の枝を落とすのに使うのは鉈(ナタ) 出刃包丁が大きく、重くなったものと思えば 中らずと雖も遠からず 欲張ってこの竹もあの竹もと、何本も竹を切ったので、 この枝打ちも比例して多くなり 結果何度も鉈を振り上げることになり、 昨夜は右腕が炎症でも起こしたのかと思うほどの筋肉痛でした。 風呂桶も上げられない始末… 何事も欲張ってはいけないと、 この年になって再認識した連休休みである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年05月04日 10時44分49秒
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