ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2022/05/18(水)08:49

0.5度の違い

室内環境(35)

​ おはようございます、 紙太材木店の田原です。 本荘町の家、 二日目の作業が終わり上棟しました。 外壁の耐力面材も全て張り終えることができましたから、 ブルーシートですっぽり覆って作業完了。 明日からは付加断熱の下地作りが始まります。 床の断熱材の取り付け作業は 雨が降った時用の仕事に取っておきますが、 その前にホウ酸で防蟻工事をしなければなりません。 そういえば 床の断熱と言えば最近大手のHMでは、 従来使用していたスタイロフォームなどの断熱材から ロックウールに変わっています。 これは2x4でも在来の木造でも 1階の床合板は建前の前に取り付けるので、 雨が降るとブルーシートや粘着性のシートを貼り付けても 完璧に養生することが困難で、 床の断熱材と床合板の間に水が入ると なかなか乾かなくて、 カビや湿気によるクレームが出るためです。 ロックウールなら繊維系なので、 床下がオープンだからたとえ濡れても乾きが早いというもの。 2x4では構造上 1階の床合板の上に1階の壁を設置しますから、 先に床の断熱材を取り付け床合板を設置する必要があります。 しかし、在来の木造であれば上棟してからでも取り付けられます。 作業性や工期を優先すれば 上棟の前に床合板を取り付ける方が安全上も楽なんですが、 仮の床を伏せればそれは同じこと。 どのような工事の仕方をするかは、その会社の方針次第。 紙太材木店では面倒でも仮床をおいて、 後から取り付けます。 とここまでは前段階の話で、ここから本題。 先日、社会派ブロガーのチキリンさんがツイッターで 今年の5月の東京はめっちゃ寒い気がするけど 平年に比べてどうなんだろ?と言ってました。 実は私も同じように感じていて、 実際5月になってもエアコンで暖房する日がちょくちょくありました。 と言うことで 気象庁のデータから 近隣の美濃加茂市を拾ってみると 昨年5月1日から15日までのデータは 最低気温の平均11.8度 最高気温の平均23.2度 平均気温の平均17.2度 同じく今年が 最低気温の平均11.3度 最高気温の平均22.7度 平均気温の平均17.1度 う~ん 最低気温の平均で今年は去年より0.5度低い 最高気温でも同じく0.5度低い 0.5度を 敏感に感じることができると考えるか 年を取ったと考えるか どちらにしても、寒い家は堪忍どす。 ​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る