ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2023/08/07(月)06:00

一網打尽

高性能 省エネ(413)

足立さん FBより おはようございます、 紙太材木店の田原です。 美濃地方、昨夜は豪雨で目が覚めました。 郡上あたりでは避難指示も出ていた模様です。 今朝は少し日差しもありますが、予報は下り坂で現場にも影響しそうです。 昨日、浜松の足立建設の足立さんが 温湿計をFBやツイッターに投稿してました。 33.8度で湿度77% 絶対湿度は28.7g/m3 Kg当たりでは34.5g! しかも、朝の8時前です。 空気がねっとり、手で掴めそうな気さえする温度と湿度です。 以前から、浜松はとんでもないんや、 と言っていましたが、本当だったんですね。 (日本中、どこでもそうよと疑ってましたm(__)m) 台風の影響もあるかと思いますが、それにしてもの温度と湿度です。 比較のために言うと、真夏の35度越えの暑い日 気温36.1度、湿度52%程度だと 絶対湿度は19.68g/Kg 昨日の浜松は34.5gですから、空気1Kg当たり15gも違います。 因みに33.8度、77%の空気は29度で結露します。 多くの家の床下の束石や鋼製束は結露していると思われますが、 量もそれほど多くはありませんし 何時間もと言うことはありませんから それほど心配されることはないでしょう。 20年前、30年前の浜松の家の床下がカビだらけなんて、 聞いたことがありません。 さて、33.8度、77%の空気を 24時間換気で2時間に一回家中の空気を入れ替えつつ、 室内を26度50%にしようとすると エアコンはどれだけの水蒸気を 結露させなければならないか計算すると、 30坪程度の家で 1時間当たり2627g 約2.6kgです。 計算上はそうなのですが、実際は家中に散らばった水蒸気を エアコンの給気口一つで集めることになりますから容易ではありません。 換気装置は全熱交換式を使ってるから大丈夫かと言うと、 実はそうとばかりは言えません。 先月の23日に新住協の会員のラファエル設計さんが 業者向けの見学会を開きました。 新住協関西と中部東海の勉強会とも重なっていて行けなかったのですが、 7日に再度、開催して頂けることになりました。 東大の前先生や松尾さんは既に見学されてますが、 この家が実務者の間では今注目されています。 詳しくは今月の建築知識ビルダーズに出ています。 夏の水蒸気対策は今のところエアコン頼み… しかし、エアコンにも限界があるわけで、 家が高性能になればなるほど エアコンが省エネになればなるほど、この悩みが出てきます。 一つの解がラファエル設計さんの家にあるかもしれません。 実際のところは現場に行かなければわかりませんので、 7日に行ってきます。 散らばる前に集めて一網打尽を繰り返す。 こんなイメージと見ています。 田原義哲の Instagram その1​​ https://www.instagram.com/quaint.private.house.life/ ​​​田原義哲の ​ Instagram その2 ​​https://www.instagram.com/yoshisatotahara/ ​​紙太材木店の​ Instagram https://www.instagram.com/kamita_zaimokuten/​

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