ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2022/11/09(水)07:52

賦課金が

高性能 省エネ(413)

おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今朝は6.5度の美濃地方、寒さが実感できる朝になりました。 COP27がエジプトで開催されています。 脱炭素、温暖化防止は喫緊の課題で、 動きの遅い日本でも徐々に変化が見られます。 ただ、ウクライナの戦争の影響があり、 エネルギー資源が高騰している関係から難しいかじ取りが求められます。 実は来年23年度の税制改正では 日本でも炭素税が導入予定でしたが、 日経新聞によると先送りが決まったようです。 でも、ちょっと安心と思ったら大間違い。 その代わりが電気料金に上乗せする賦課金。 代替案としてこれを上げる案が出ているとか。 欧州などでは既に炭素税が普及してますから 日本も遅かれ早かれ、炭素税の導入は必至です。 世界の潮流は いかに温暖化ガスを出さないか Co2を出さないか 化石エネルギーの消費を抑えるか 一般企業や外食チェーンなどではプラスチックを使わない、 あるいは使用量を削減する。 梱包材を小さくしたり無くしたりと、 身近なところでもその動きは出ています。 家庭で使うエネルギーの半分は 給湯と冷暖房 この二つで50%を越えます。 住まいの性能を上げることと、太陽光パネルを設置することで、 相当程度これが削減できます。 炭素税や賦課金は使用した分に比例して増えますから そもそもの使用量を抑えれば、その分少なくて済みます。 性能アップやパネル設置で 温暖化の防止に参加していることにもなりますし、 次の世代の子供たちへの遺産にもすることができます。 20年後、30年後、今家を建てた人達が 50代、60代になった2050年には、 世界は今より良くなっていると信じたいし そうしなければならないはず。 そのためにはきちんとした性能の家を建てておく必要があります。 異常気象でパキスタンでは 国土の3分の一が冠水 温暖化で雨量が50%~75%も増加したとか 異常気象はパキスタンだけで起こるわけではなく、 日本でも雨の降り方が以前と違うのは多くの方が感じるところ。 何をすべきで何ができるか 家を建てる時に少しだけでも考えてください。 1000人の人が 1万人の人が 10万人の人が 給湯や冷暖房エネルギーの使用が半分の家を建てたら、 それが10年、20年と続いたら、 それはそれで地域や日本だけでなく 世界に大きな貢献をしたことになります。

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