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カテゴリ:高性能 省エネ
![]() おはようございます、 紙太材木店の田原です。 朝は氷点下の日が続きますが いかがお過ごしでしょうか。 2月も今週で終わり。 日中は暖かくなる予報ですが 朝晩の冷えはまだしばらく続きそうですね。 建築知識ビルダーズの編集長の木藤さんが FBで自邸が75m2以下の為、 長期優良住宅の基準に満たないことを 嘆いて(怒って)ました。 75m2の広さは平屋の場合にかかる制限です。 もちろん2階建てにも広さの制限があって、 その場合1階は40m2以上という規定があります。 最近は平屋ブーム。 来月断熱、気密の見学会を行う可児の家Cの 分譲地でも6宅地の内4軒は平屋。 NHKのクローズアップ現代でも 平屋が取り上げられていましたが、 平屋がブームな理由の一つに 2階建てに比べ 階段がない、廊下が少ない なのでその分の費用が掛からない なんてことを挙げていました。 同じ面積なら 基礎も屋根も2倍になることは スルーしてましたから、 建築屋から見れば??な内容でしょうか。 Ua値や断熱性能等級を基準にすると 価格の事は別にして 平屋でも気になることはありませんが、 暖房負荷や冷房負荷を基準にすると 年間の暖房費や冷房費は 2階建ての方が南面からの日射を利用できれば 圧倒的に有利になります。 もちろん、設計の工夫や 冷暖房負荷の計算が出来なければ 絵にかいた餅ですが・・・ 平屋ありきのプランでは 冷暖房負荷の違いも分かりませんし、 設計者が提案しない場合もあります。 前回、4月の基準法改正で 構造計算や省エネ計算の義務化で 相当混乱が予想されるとお伝えしましたが 実は、平屋はその対象外 何故なのか? この平屋ブームの火付け役は? 分からないことが多くありますが 住まいの省エネ性は Ua値や断熱性能等級ではなく 冷暖房負荷で判断するのが基本です。 紙太材木店インスタグラムこちらから 紙太材木店HPこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025年02月24日 08時56分27秒
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