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カテゴリ:断熱のこと
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 晴れの予報ですが、今はまだ曇り空 気温は5度ほどありますから それほど寒いわけではありませんが、 日中も予報では10度程度なので 花冷えの一日になりそうです。 昨日は構造の内覧会 氷雨の降る中でしたが、 お越しいただきありがとうございます。 壁や床の断熱、気密はできていましたが 天井、屋根はまだの状態。 小さなお子さんも来られるので ストーブを1台設置しましたから、 室内は16度程度になりました。 上着を着ていれば寒さは感じません。 来られた方とのお話の中で出たのが 吹付の断熱材のこと どんな話かと言うと 他社の見学会に行った時、 ウレタンの吹付の断熱材を使っている会社から 「グラスウールの断熱材だと 壁の中にカビが生える」 そう言われたんですけれど・・・ 実際、グラスウールの断熱材を使って カビの生えている写真も ネット上には溢れてますから (実際は浮遊粒子状物質SPMのケースが多い) 見学先の実務者から グラスウールはカビが生えますよと 言われれば不安になるでしょう。 気密シートという言葉があります。 防湿層とも言いますが、 気密シートの気は 水蒸気の気 英語では vapor barrier(水蒸気のバリア)と 言います。 室内で発生した水蒸気が、 壁の中の断熱材に 入り込まないようにするためのシートです。 壁の断熱材の中に入ると 室外側は冷やされてますから、 そこで結露する可能性が高くなります。 それを防ぐのが 気密シート(水蒸気のバリア)です。 でも、一昔前(50年ほど前) 日本で断熱材を 壁の中に入れるようになった頃は、 気密シートの考えがありませんでした。 加えて、断熱材の取り付け方も 入っていればいいという程度の考えでしたし、 厚さが5センチ程度で 性能的にも低いものでした。 残念ながら今でもそのようなケースが 無い訳ではありません。 完成した後では、壁の中は見えません。 だからこそ、 構造や内部が見える断熱や気密の見学会は 見ておいて損はありません。 どんな断熱材の入れ方をしているか どんな気密シート(vapor barrier)の 張り方をしているか ご自分の目で 確認することができます。 パラマウント硝子工業のHPに 新潟県妙高市の築17年の住宅の 外壁のグラスウールの写真があります。 きちんと気密シート(vapor barrier)が 施工されていれば、問題はありません。 ![]() 写真:パラマウント硝子工業HP 紙太材木店インスタグラムこちらから 紙太材木店HPこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年03月17日 10時28分32秒
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