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カテゴリ:高性能 省エネ
![]() おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今週だけでなく、来週も暑さが続く予報が出ています。 ある意味、夏は9月一杯続くと覚悟を決めた方が いいかもしれません。 さて、山梨県 子供の頃、山はあっても山無し県 などと言っていたことが思い出されます。 それ以外では10年ほど前に 甲府市に1mの積雪があったことが 思い出される程度で、 それほど山梨県を意識したことは ありませんでした。 それが今週の新建ハウジングで 「やまなしKAITEKI住宅」が 10月からスタートと報じらました。 基準が1から4まであって、 最低基準の1は長期優良住宅であること 最高基準の4は ・一次エネルギーの削減率35%以上 (再生可能エネルギーを除く) ・一次エネルギー削減率100%以上 (再生可能エネルギーを加えて) ・県産材の使用量5m3以上で 木材使用量の30%以上 尚且つ 合法性が認証された木材であること その他に申請にあたって必要なのは、 設計住宅性能評価書 長期優良住宅認定通知書 同完了報告書 気密試験結果報告書 です。 補助金の額は新築では最大260万になります。 最大と言うのは、 様々な補助金を合計すると 260万になるということです。 これは国が実施している子育てグリーン事業との 併用も可能と言うことす。 一般に、県が行う補助事業は 国の予算が入っていると併用はできません。 併用ができるということは、 補助金は山梨県独自の予算と言うことになります。 山梨だけでなく、鳥取や長野、 山形や札幌と言った地方の自治体が、 高性能な住宅には補助金を出すには それなりの理由があります。 補助金は税金ですから その対象や要件は厳しく監査されます。 それをクリアできているということは、 そのような住宅が地域にとって 公益になるという判断に基づいています。 耐震性や省エネ性の低い住宅は 人口が減少していく中、 今後空き家になることが分かっているから 建ててもらっては困ります。 なので、一定の性能以下の住宅は 今年の4月から建てられなくなりました。 今後の新築住宅の性能を いかに高いレベルに誘導していくか 「やまなしKAITEKI住宅」は その施策でもあります。 もちろんリノベーションでも補助金は出てます。 こちらは最大400万円 築浅の住まいであれば、 かなりの補助額になりますから 山梨で既に家を建ててしまった方にも 朗報と言えます。 もちろん、建てる前に性能を上げておいた方が トータルな出費は抑えることができます。 新築を検討される方は、 なぜ地方の自治体が こぞって性能の高い住宅に補助金を出すのか 検討している住宅のレベルはどの程度か 今一度考えて見ても損はありません。 紙太材木店インスタグラムこちらから 紙太材木店HPこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025年09月03日 08時32分35秒
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