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ZEH

2018年05月11日
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カテゴリ:ZEH


LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の実験棟


おはようございます、
紙太材木店の田原です。


今朝も寒い・・(10度以下)
昨日の朝も寒かったのですが
2日続くと少しだけ薪ストーブに働いてもらうことになります。

昨日は名古屋でLCCM住宅の補助についての国交省の説明がありました。
ZEHでさえ一般の方に浸透しているとは言い難いのですが
更にその先のLCCM住宅となると多くの方が?だと思います。

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅
簡単に言えば
住んでる時も作る時もできるだけCO2を出さない家
と言ったらいいでしょうか。
積水ハウスはだけでなくトヨタホームも木造に参入してきてます。
両社とも軽量鉄骨が主体のメーカーですが
木を使い始めたのは時代の流れと言っていいでしょう。
木と鉄の製造時の一次エネルギーを比べれば一目瞭然です。

エネルギーを使えばCO2が出るので
エネルギーを減らせばCO2は出ない。
住んでる時だけでなく、作る時も。

ということで当然木材で作る必要があります。
ZEHは住んでる時だけ
LCCMは加えて作る時もCO2を出さないというものと言っていいでしょう。

建築研究所がつくば市でこのLCCM住宅のモデルを作ったのは2011年
既に7年も前になります。
当時と比べると住宅性能の進歩は著しいものがあり
いまその建物を見るとまだまだというところがありますが
LCCMという考え自体は時代を先取りしていました。
ここにきてようやく技術とコストがLCCMを可能にする時代になりました
ということで国は
LCCM住宅を作れば補助を出しますよ
と旗を振り始めたというわけです。

昨日のニュースで
カリフォルニア州が2020年1月以降に建てられる新築住宅に
太陽光パネルの設置を義務付ける​とありました。
エネルギーやCO2のことを考えれば
太陽光パネルは時代の流れですが
日本の住宅の多くはパネルを設置する前に上げておく基本的な性能があります。
Ua値であればHeat20のG2レベルというのが一つの目安と考えます。
加えてUa値では示されない気密や換気も
Ua値と並列で大切な指標です。

ZEHで上がりと思ったら
更にその先にLCCMがある。
といったイメージでしょうか。

20年後、30年後に
「Heat20 G2が指標だなんて、田原さん分かってなかったんだね」
なんて言われてるかもしれませんが
それほど今の住宅業界の変化は著しいものがあります。

最終的な判断はご自分でする以外ありませんが
広く世界を眺めてみると
例えば欧州や北米、中国や韓国など諸外国ではどのような基準か
時代による基準の変遷はどのようなものだったかなどを調べると
ある程度の方向性はわかるはずです。
インテリアやデザインはそのあと考えても遅くはありません。






Last updated  2018年05月11日 11時02分00秒
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2018年05月07日
カテゴリ:ZEH



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

最近は新聞を購読する方も減っていくなか
日経新聞となると更に少ないんじゃないでしょうか
冒頭の記事は昨日の日本経済新聞ですが
私も勘違いしていたことがあり驚きました。

太陽光パネルを設置した方の大手の電力会社への売電価格が
10年の期限を迎えた後は10円以下になるとあるのです。

実は私は期限を迎えた後の売電価格は使用している電気代と同じになると
勝手に考えていました。
中電であれば今の電気代がおおよそ1KWhあたり27円ですから
その金額で10年を超えたら買い取ってくれると思い込んでいたのです。

しかし記事からは
電力会社は10年間は買取義務がありますが
その後はその義務がなくなるので
新電力などの電力会社が個人と相対で契約を結び電気を買い取る仕組みが有力とあり
その金額が10円以下というのです。
しかも最悪の場合は余剰電力は電力会社に無償提供せざるを得ないとまであります。

写真にある160万世帯というのは
2019年から2023年までに期限を迎える家の世帯数ですが
その後も順次増えていくわけで実数は更に増えていくことになります。

記事を後追いすると
家庭の選択肢は3つ
・何もせずに無償で電力会社に渡す
・5分の一程度(10円以下)の価格で売電を続ける(40円以上の高額で買い取ってもらっている世帯)
・余った電力を蓄電池にため夜間に使ったり、近隣で融通する

余剰電力の買取価格は2012年頃までは40円を超えてますが
順次下がっていき今現在は20円台の半ば
それでも10年間の期限が過ぎた後の買取価格10円以下とすると半分以下になります。

今現在、太陽光パネルを設置される方の多くは
ZEH(ゼロエネルギーハウス)を意識して設置してますが
ゼロエネルギーとはイコール電気代がかからない家との認識です。

ただそれは買取価格がある程度高めの時
つまり10年の間の話で

10年を過ぎた後に売電価格が10円以下になると
また電気代を払うことになります。
意識としては
ゼロエネルギーの家だったのになぜまた電気代を払うことになるの?

記事ではドイツを引き合いにモデルケースを説明しています。
余剰電量を地域の新しい電力会社が買い取り
それをその地域に再供給するというもので
ドイツでは上手くいっているようですが
日本ではまだそのような仕組みはできていませんし
発電と送電が別会社でないことなどからまだまだ時間がかかりそうです。


いままで何度も
パネル設置の前にすることがありますとお伝えしてきました。
それは今のギリギリZEHクリアの性能はまだまだ低い性能だからです。
パネルの価格は7.8年前に比べれば相当程度下がってきましたが
欧米との金額差がまだありますから更に下がる可能性があります。

限られた予算をどこに優先的に配分するか
売電価格が10年後に10円以下になっても
我慢の省エネをする必要のない程度には断熱や気密、換気の性能を上げておく必要があります。

国の政策は必ずしもあなた個人のことを考えて決められているわけではありません、
国は国の都合がありますし、ハウスメーカーはハウスメーカーの都合があります。

パネルの設置費用
パネルのメンテナンス費用
10年間の支払い電気代(売電収入含む)
10年目以降の支払い電気代(売電収入含む)
上記を住宅の性能の違いでどのように変わるか確認する必要があります。

乱暴に言えば、住宅本体の性能をきちんと上げておけば
パネルは後からどうとでもなります。
こんなことを書くと国から睨まれてしまうかもしれませんね。






Last updated  2018年05月07日 07時36分15秒
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