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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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温熱環境

2020年01月15日
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カテゴリ:温熱環境
​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。

漆かぶれがまだ治りません、
それどころかお腹や、耳たぶの付け根にもでき始めました。
本日から別の漆塗りの作業が・・・
幸いショールームの展示スペースが空きましたから
事務所の中でなくそちらですることになって一安心です。




さて、昨日は川辺の家Dで一日床下の中でしたが
週末の見学会に向けて、クリーニングも終わり網戸も取付が終わりました。
朝、現場に行くと1階の掃出しサッシに面白い現象が出ています。
もちろん、2階の腰窓にも同じような模様が出ていましたが
さて、この模様は何でしょう?

面白いのは引違いサッシでガラスは2枚あるのに
左側のガラス面にしか模様が現れていないこと、
また、サッシの四方の枠からは計ったように離れて現れていること
それに、左右と下の枠からはほぼ均等なのに
上の枠からは30センチ以上離れて模様が現れていることです。

昨日の川辺町は氷点下
放射冷却でかなり冷え込んで
向かいの畑には霜が降りています。
写真は朝の9時半頃、現場で撮った写真で、
サッシは建物の西面にあります。
1時間ほどでこの模様は消えていました。

サッシはリクシルのエルスターX
樹脂の枠でガラスはトリプルです。


壁は付加断熱がしてあり
壁の断熱材の厚さは22センチ
Q値は0.9でUa値は0.35
前日の夕方からエアコンを1台稼働させて暖房しています。

人が住む住宅の設計者は
上の文章を読んだ段階で
この現象は多分こんなことから起こっているよ位は説明できたほうがいいのですが
説明できる設計者は残念ながらそんなに多くないでしょう。

大判振る舞いのヒントをもう一枚
掃出しサッシの真上の腰窓の写真です。









​​​






Last updated  2020年01月15日 08時41分08秒
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2019年12月25日
カテゴリ:温熱環境
​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。




朝から訳の分からないグラフ…

湿り空気線図と言ってこのブログでも時々出てますが、
理科の本に出ていたようなと言う程度の記憶でOKです。

上のオレンジの線で囲ってあるところがいわゆる快適ゾーン。
温度と湿度(グラフでは相対湿度と絶対湿度が出てます)から、
人が不快ではないと感じる温湿度の範囲を示しています。

つまり、室内の温度と湿度がこの範囲に入っていれば
不快ではないといことになるのですが、

もちろん暑さ寒さの感じ方は人それぞれなのですから
全ての人がと言うわけではありません。

この空気線図、縦横曲線でポイントを出します。
紙にプロットしようとすると、
縦軸、横軸、曲線をみながらとなると意外に面倒なんですね。
上の写真のソフトは乾湿計の乾球温度、湿球温度を入れれば出てきます。
乾湿計なんて持ってないという方は、
お手持ちの湿度も出てくる温度計であれば
温度と湿度を入れれば、
快適ゾーンの中のどのあたりにあるかわかるようになっています。

このソフトが便利なのは
住まい手の方が自分自身で
暖房器具の温度設定や加湿器の操作をして
快適ゾーンの中のどのあたりにあるか確認できることです。

快適ゾーンのど真ん中を狙うというのも一つの考え。
あるいは冬であれば、快適ゾーンの左側でできるだけ下の方を狙えば
エネルギーコストは押さえれそう。
逆に夏であれば、ゾーンの右側の高いエリアなら冷房代が節約できそう。
エアコンの温度設定を1度上げればどうか?
などと使うことができます。
家族で暑さ寒さの感じ方が違いますから、
自分は快適と感じるエアコン設定温度でも
奥様は寒いと感じるかもしれません。
でも、温度設定は同じにしておいて
加湿を10%多くしたら不満は解消するか?
そのためには、加湿器を増やすのか、室内干しをするのか
お風呂の蓋を開けておくのか
お金を使わずに加湿する方法は何かないか?

上のソフトは公開されていて
空気線図計算表で検索するとダウンロードできます。
二つ出てきますが快適エリアがあるのは、新しいバージョンです。
ご興味のある方はお正月の間試してみてください。

*ソフトに出ている快適エリアの範囲は一般的のものより少し広くなっています。









Last updated  2019年12月25日 08時47分59秒
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2019年12月04日
カテゴリ:温熱環境


玄関のベンチ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

予報では今週後半は最高気温10度程度の美濃地方
皆さん、暖かくお過ごしください。

一般に、カビと言うと
梅雨時や夏場をイメージしますが本当にその時期だけでしょうか?
カビはその時期に生えるものという常識?を
疑ってみることも建築家には時に必要です。

一般的なイメージでは
住まいを設計する建築家は
住宅に関することは何でも知っていると思われてますが
実は一般の方と同じ程度と言う方も多くいます。
シロアリの事なんて何も知りませんし、
換気ダクトの圧力損失なんてことも知りません(設備設計士は別)
もちろんカビの事も

カビの発生条件なんて検索すると
温度、湿度、栄養、酸素などと出てきます。
湿度は70%以上、温度は20度~30度 etc
鵜呑みにしてしまうと冬はカビは生えないなどと思いがちですが

皆さんの冷蔵庫の中
酒のつまみのチーズがあったけどなどと取り出すとカビだらけ
冷蔵庫の中の温度は当然低いですし
絶対湿度も低く乾燥状態
お正月のミカンもしばらくほっておけばカビが生えるのは
誰もが経験しています。

冬でもカビ生えるやん

食べ物だけか?

カビはプラスチックにもビニールにも生えます。
シャワーのホースに黒く生えたカビを見た方も多くいるはずですし
もちろんタイルの目地にも
結露のつくサッシのゴムパッキンにもカビは生えます。

現代の住宅の設計者に求められているのは
単に構造や意匠(デザイン)だけではないのですが
一般の住まい手の意識はどうしてもデザインや間取にいってしまいます。
それはそれで仕方がない部分もありますが
実務者も同じ立脚点で許されるわけではありません。
住まいの性能が高まれば高まるほど
ちょっとした勘違いやミスをした部分の負荷はとても大きなものになります。
形だけの断熱や気密、あるいは換気システムではなく
その本質を理解したうえで設計をすることが大切です。

冬、家の中でカビが発生するとすれば
どこなのか、それは何故なのか
どうすれば防げるのか
樹脂サッシだから大丈夫ですよ、
気密が取れているから大丈夫ですよ、
換気システムがあるから大丈夫ですよ、
では答えとしては不十分です。








Last updated  2019年12月04日 07時27分42秒
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2019年11月18日
カテゴリ:温熱環境


外壁に付加断熱工事をしているところ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

週末は川辺町のふれ愛まつり
ひところは産業祭とか言ってましたが
田舎ではこの時期各地で開催されています。
私の担当はカレーで
2日間で350食(300円)完売
なぜカレーがこんなに売れるのか不思議ですが
国民食の一つなんでしょうね。

子供の頃
普段着のまま居間などで寝ていると
風邪をひくからと叱られましたが
よく考えると当たり前だと最近になって気づきました。

つまり起きている時は基礎代謝がある程度あって
体から逃げていく熱量より大きいのですが
寝ている時はこの基礎代謝が落ちるので
体から逃げていく熱量より小さくなって
そのため体が冷えて風邪をひくことになるんですね。

布団をかけて寝るというのは
体から逃げていく熱を小さく、あるいは遅くするためで
基礎代謝が低下する寝ている時間
体を守ってくれていることになります。

人の体ではそのようなことが起こっていますが
よく考えれば住宅も同じで
人が起きている間は
住まいの中で暖房されている。
つまり基礎代謝がある程度高い状態で
家から逃げていく熱量より多くの熱を基礎代謝で発生させ
住まいを暖かく保っています。

それが寝る時には暖房をオフにする
つまり基礎代謝が低下している状態になります。
家から逃げていく熱はそのままですから
家の中は順次冷えていくことになります。

最新のQPEXだと
夜の11時に室温23度の状態で
暖房をオフにしたとき
翌朝の6時に寝室やLDKが何度になっているか知ることができます。
しかも設計中の家の床や壁、天井、屋根の断熱材やサッシ、
換気設備の性能を入換えることで
何を使うと何度になっているかが分かります。
面白いのは
比較対象も表示してくれて
S55年の省エネ基準性能
H5年の省エネ基準性能
H28年の省エネ基準性能
それぞれで設計中の家の温度が分かるようになっています。

掛け布団が薄ければ布団に入っていても
風邪をひきますが
家の断熱性が悪ければ
基礎代謝を高める、
つまり暖房エネルギーを大量に使う以外、暖かくする方法はありません。










Last updated  2019年11月18日 08時43分17秒
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2019年10月23日
カテゴリ:温熱環境




おはようございます、
紙太材木店の田原です。

名古屋は快晴の朝のようですが
美濃地方は霧の朝。
地面がまだ水分を含んだ状態なので
気温14度、湿度は95%と高めです。

10月も残すところ1週間。
11月になれば朝晩は10度を下回ることになりますから、
暖房の季節になります。
先日、新住協の中部東海支部の支部長と話をしていたのですが
「寒くなると新住協に資料請求と問い合わせが増えるんです。
ホントにはっきりしていて、夏の時期のと比べると面白いくらいです。
逆に暖かくなると問い合わせは減ってくるんですよ。」
と笑っていました。

寒さが人の行動の重要なカギになっているようです。

さて、今日の話は先日までの今年の暑い夏の回想。
室内をより快適にですが、
酷暑で外気が35度を越えるような日が何日もありました。
エアコンで冷房すると
気温は確かに下がるのですが湿度が高い状態が発生します。
より快適に湿度を下げようと冷房の設定温度を下げれば
今度は寒くなってしまいます。

全熱交換の換気扇を使っても
快適と言われる湿度60%以下にはならないことは、

先般の日経ホームビルダーに掲載されていたことは既にお話してます。

エアコンの冷房設定温度。
実は何度に設定しても出てくる冷気はほぼ同じで12、13度程度です。
吹出してくる時間を変えることで
つまり冷気の量で、室温を下げているわけです。
同時にエアコンの中で結露させて
空気の中に含まれる潜熱つまり水蒸気を取り除いています。
しかし、それには今のエアコンでは限界があって
一定以上の水蒸気は取り除けないんですね。
それで残った水蒸気は室内に入ってしまい、
外気が特に高温な日には気温は低いけれど湿度が高いという
不快な状態を作り出しています。


その対策として実験したのが、
7月のブログにも書きましたが
エアコン2台同時運転
28度設定の冷房と、28度設定の暖房を同時に稼働させるというものです。
これで10%ほど湿度を下げることができるのは確かめられましたが、
これは紙太材木店の事務所での実験で
実際の家でのものではありません。

住まい手の方には湿度が高く不快な場合、
このような手法がありますとお知らせしてますが、
それほど必要性を感じられないようであまり浸透してません。
考えてみると一階の南面の窓は
ガラリ戸やシェードで日射遮蔽をしますが、
2階の南面はお子さんも小さいこともあって
休日でも一日中ほぼ1階での生活。
ガラリやシェードで1階は少し暗くなることもあって
2階の日射遮蔽をしていなければ、
日射取得によりエアコンで暖房しなくても同じ程度か
それ以上の熱を入れていることになります。

水蒸気の拡散スピードはほぼ人が歩く程度の速さですから
蒸気分圧が異なれば均等になろうと拡散していきます。
1階での生活が主流で2階はそれほど利用しなければ
この手法も使えますが、
家の中の絶対的な水蒸気の量が減っているわけではありません。

そういう意味では日本の家を夏も冬も快適と言うのは
なかなか難しいというのが本音です。
新住協の総会では
そもそも0.5回の換気は多すぎる(国は根拠を示していない)
換気量が多ければそれだけ室内に入ってくる水蒸気も多いのだから
0.3回でもいいはずだという議論も出ていました。
隅々まで暖かい、くまなく涼しいという家は
日本ではまだ時間がかかりそうです。







Last updated  2019年10月23日 08時14分38秒
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2019年10月14日
カテゴリ:温熱環境
​​​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。

台風一過、昨日は片付けやら
現場の確認に追われましたが
今日は朝から雨の美濃地方です。

昨日予定していた
川辺の家Dの構造見学会は
台風を考慮して延期としましたが
建てている建物の構造を少しご紹介します。


上の写真は
2階の壁と天井に気密シートを張ったところです。
気密シートと言うと
空気の気をイメージして
空気を遮断するシートと考える実務者(設計者、現場監督、工務店、営業担当者)も多くいますが
英語表記はvapor barrier
つまり水蒸気のバリアで
断熱材の中に家の中で発生した水蒸気を入れないようにするシートです。
もちろん、水蒸気通さないシートは同時に空気の出入りも遮断することになりますから
その意味では空気の気密ですが
本来の意味を知っていないと
空気さえ止めればいいと考えてしまう可能性があります。

この断熱材は厚さに比例して断熱性能が上がって行きます。
1980年代、90年代の日本の住まいは壁の断熱材の厚さが5cm程度が一般的
大手のHMも多くも同様でした。
2x4住宅はそれが8.9cmあるから一般の家より暖かいなどと言われていました。

時代が下って現代
一般住宅の壁の断熱材の厚さは10.5cmとほぼ倍の厚さになりました。
断熱材の性能もそれなりに上がってますし
種類も多くなってきましたが
現代の住まいの断熱性の一つの目安はH28年の省エネ基準です。

80年代に建てられた家から30年ほど経過した現代の住まい
H28年省エネ基準で、国が定めた基準ですから
相当進歩していて
冬の朝でもかなりの暖かさが期待できるとお考えかもしれません。
QPEXで川辺の家Dと比較してみましょう。
最新のQPEXはその地域の冬の一番寒い時期に
夜の11時に暖房を切った時
翌日の朝6時に室温がそれぞれの部屋で何度になっているか計算できます。




もう少し拡大してみましょう。
平成28年省エネ基準では
LDKは11.4度、寝室やホールもほぼ同じ気温



H28年省エネ基準、
皆さんが期待した通りの暖かさでしょうか?
パジャマに何か羽織って
スリッパを履かなければ冷たいフローリングの上は歩けないでしょう。




こちらは
現在建築中の川辺の家Dの室温
同じように11時に暖房を切って
翌日の朝6時の気温ですが
17度から18度程度になります。
5地域の美濃地方ですから
外気の気温はマイナス5.2度の想定の時です。

国が定める基準は最低ラインで
決して目標ラインではありません。
どんな家に住むかは住まい手自身も研究する必要があります。

​​​​






Last updated  2019年10月14日 08時45分35秒
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2019年10月09日
カテゴリ:温熱環境
​​

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は12度の美濃地方
手が冷たくなっていますが(それでも蚊がいる)
日中は26度と夏日の予報です。

今朝は快晴で放射冷却で冷やされますから
空気中の水蒸気は屋外に置いてある車や建物のガルバの外壁を冷やします。
そこで結露が発生します。
柱や胴縁にあるところは
家の中の熱が外に漏れ出る熱橋なので
表面温度は結露するほど下がりませんが、
断熱材の入っているところは
熱橋ではないので家の中の熱が出てきません。
熱が出てこないので表面温度は下がりますから
そこで結露しています。(写真の色の濃いところ)
ほんの少しの温度の差で、結露するところとしないところが
でてきますから
面白いものです。





こちらの写真は同じところに置いてある軽トラックの窓ガラスですが、

びっしり結露しています。

住宅の熱橋なんて聞いても
ピンとこないのが普通ですし、
知っていても
まぁ、それほどたいしたことはないだろうと考えがちです。
最初の写真のように
外壁についている柱や間柱、梁や桁は壁の厚み分の幅がありますから
そこには断熱材が取りつきません。

つまり、断熱材が入らないのですが
その熱橋面積は一般的な住宅の外壁で17%
床(剛床)で15%
屋根で14%

外壁の17%、結構な面積になります。
30坪程度の一般的な家で
外壁が150㎡だとすると約25㎡が断熱材の入ってないところになります。
熱橋が100%になるとログハウス。
だから薪ストーブのような大火力の暖房装置が必要)

熱が逃げていく橋渡しをするので熱橋。
断熱材を入れても熱橋面積が大きければ
それだけ多くの熱が逃げていきます。


じゃあ、どうするか?
と言うことで外断熱。
外壁の熱橋面積が減らせるということで(外壁だけの)
一昔前に流行りましたが、
外壁の外側だけに断熱材を取り付ける方法は
熱橋を減らしただけで絶対的な断熱材の量が不足してますから、
暖かい家を期待した住まい手には期待外れ。

で、ようやく付加断熱。
壁の中にも外にも断熱材を入れる手法で
屋根や天井の断熱材も何層も入れて
熱橋を極力少なくしていきます。

付加断熱をすると
熱橋の面積比率はどれくらいになるか?
一般的な住宅(木造軸組み)で
外壁5%(付加断熱の下地が横に取付けてある場合)
屋根1%

充填断熱だけでは足りない。
外断熱だけでは足りない。
断熱性を持っているのが付加断熱です。
Q1住宅やHeat20を意識されてる方、
将来、資産となる住宅をお考えの方は
検討してみる価値があります。


参照:外皮の熱損失の計算方法-建築研究所
表3-2-7 木造軸組工法の各部位の面積比率






Last updated  2019年10月09日 09時10分45秒
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2019年09月25日
カテゴリ:温熱環境



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

快晴の美濃地方
気温は少し低めの17.7度
このくらいの気温だと湿度が80%を越えていても快適ですが
気温がこれ以上下がると肌寒くなります。
ちなみに湿度は88%です。

前回のブログで日経ホームビルダーの記事に触れました。
”「全館空調」の実力を検証する”
と言うものです。
全館空調には様々な方式があるので
その実際の実力を検証しようという企画です。
1週間にわたって実際に建てられて住んでいる方の家の
温湿度と消費電力を詳細に調査した結果を記事にしています。

実務に携わる方は記事を読んでいただくとして
一般のこれから新築を検討される方の興味は
で、どれがいいの?
かもしれませんね。

詳細データは
Z空調(大宮市)
MaHAtシステム(愛知県、豊川市)
新住協の鎌田さんが発案した階間エアコン(新潟)
の三つの方式の家で取られています。
期間は7月31日から8月6日までの一週間

結論は記事にも出てますが
どの方式も「満足度は高いが湿度に課題」
つまり3つの方式共に
「室温は制御できていたが、夏の快適湿度とされる60%以下は保てない」
と言うものです。

上の3つの方式の内
Z空調とMaHAtシステムは全熱交換型の換気装置を使用していますが
それでも60%以下の湿度にできる場所と時間は相当制限されていて
データでは一瞬が複数回で
とても維持できている状況ではありません。

全熱交換型換気扇にすれば何もかも解決と信じ
100点の住まいを夢見ている方には
残念な結果ですが
上の二つのシステムに限らず(他の大手のHMのシステムでも)
全熱交換型換気扇を使っても日本の高湿度な風土にはなかなか太刀打ちできません。

そういう意味では
日本の住まいの温熱環境(湿度を含む)は
まだまだ改善の余地があり
ある意味、発展途上と言えるでしょう。

Ps
調査した期間の消費電力と
全館空調の費用も出てましたので
参考にしてください。

Z空調(大宮市)
1週間の冷房消費電力73.5Kw/h 1984円(27円/kw)
全館空調 130万+α

MaHAtシステム(愛知県、豊川市)
44.1Kw/h  1190円(同上)
全館空調 200万

新住協の鎌田さんが発案した階間エアコン(新潟)
46.8Kw/h  1263円
全館空調 25万








Last updated  2019年09月25日 08時05分49秒
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2019年09月09日
カテゴリ:温熱環境
​​​



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は26.4度で湿度は76%
熱帯夜の美濃地方ですが
予想気温は37度と危険水準
今週一杯30度越えの予報が出ていますから
まだしばらくビールが美味しく飲めそうです。

先般、大手HMの竣工直後の家を見る機会がありました。
無国籍でホテルライクな外観や内観デザインは
大手のHMでは一般的
個性を出し過ぎれば顧客を限定してしまうことになります。
それは作り手側の都合なのですが
それが時代の流れだ、普通だと勘違いすると
後年、後悔することになるかもしれません。

写真は何の変哲もないエアコンの写真
少しだけ形にデザインが意識されています。
18畳ほどの広さの2階LDKに設置してありますが
気になってどれくらいの定格能力のあるエアコンか見てみました。




冷房 定格消費電力 2.700kw
暖房 同上     2.380kw
三菱電機の霧ケ峰

HMが設置したのか
住まい手が家電屋さんに頼んだのか分かりませんが
新築の18畳のLDKにこのエアコンはオーバースペック

確かに三菱のこのエアコンの仕様書には
冷房の目安22畳まで
暖房の目安21畳までとあります。
家電屋さんやHMの担当者も部屋の広さを聞いて
これでしょ
となったわけですが
家電屋さんの担当者やHMの実務者の多くは
メーカーの仕様書にある畳数の目安を鵜呑みにして
これでいいでしょうと言うばかりです。
このことは何年も前から言われていたことですが
まだまだ、過大なエアコンが日本中で設置されていることになります。
その部屋にあったエアコンの選び方は
こちらの日経新聞の松尾さんの記事​を参考にしてください。
上の計算式は暖房能力を基準にしていますが
現在のエアコンは冷暖房両方使えますから
暖房能力が決まれば必然的に冷房も決まることになります。

さて、上の霧ケ峰
冷房定格消費電力が2.7kwですが
これをひと月連続で24時間運転させると電気代がいくらになるか?

2.7x29円x24時間x30日=56.376円

小さなお子さんがいれば
あるいは夏休みのお子さんがいれば
エアコンを運転する時間はかなりなものになります。
熱中症の危険があるから躊躇せずエアコンをと言われても
ひと月運転していたらこの金額では
やはり躊躇してしまいます。
松尾さんの計算式で計算すると
この家の想定される断熱、気密と言った性能であれば
このLDKには6畳用のエアコンで十分です。

ps
もちろん、上のエアコンは全室冷暖房用ではありません
まだこんなにエアコンが部屋の片隅に置いてありました。
室内機1台、室外機4台



エアコンは現代の住まいでは必需品です。
だからこそ、適切なエアコンを設置する必要があります。
単にエアコンの仕様書にある畳数目安ではなく
その家の性能を計算しそれを元にエアコンを選ぶ責任は実務者側にあります。

​​​






Last updated  2019年09月09日 08時19分45秒
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2019年08月30日
カテゴリ:温熱環境

​ 
   花池の家

おはようございます、​

紙太材木店の田原です。

昨日は一日、鵜沼山崎町の家の床下にいました。
床はべた基礎でコンクリートですから少しひんやりしてますが
動き回れば当然汗をかきますし、
コンクリートの上で仰向けになったり匍匐前進をしたりと
それなりの重労働です。

床下がひんやりしているのは
熱容量の大きなコンクリートと地中熱のおかげですが、
気温が低いということは逆に湿度は高いわけで、
着替えを何枚か持って行って正解でした。
もちろん最近の現場作業でパンツもべたべたになることは
わかってましたから、
それも1枚持参。

日本の夏は
この水蒸気との戦いですが、これがなかなか手強いんですね。
以前もお話ししましたが
暑いからとエアコンの温度を下げると、
寒くて湿度が高いという不快な環境になります。
室温が23度で湿度が75%
梅雨寒な室内と言っていいでしょうか。

「隅々まで暖かい、くまなく涼しい」と言っても、
夏は湿度が高くて梅雨寒な室内です…とは言ってくれません。
事程左様に夏の湿度対策は簡単ではありませんから、
実務者は脳みそに汗をかくことになります。

さて、私が床下に潜ると完成が近いわけで
鵜沼山崎町の家
9月22日(日)に完成見学会を開催を予定してます。
詳細はまた日を改めてご紹介しますね。







Last updated  2019年08月30日 08時00分47秒
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