2290477 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

PR

X

全88件 (88件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 9 >

手仕事 道具 機器

2021年10月15日
XML
​​​​​



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

朝の気温(外気)が16度を下回った今朝、
寝室からリビングにパジャマで来るには何か一枚羽織るものが欲しい。
パソコンをたたく指の甲側は
水洗いをした後はすぐには暖かさが戻らず、
冷たいままである。
日中は28度の予報が出ていても、朝はいよいよ寒くなってくる時期。
ヨーロッパの主要都市は
既に朝の気温が10度を下回っているから、
比べれば恵まれている。

そうは言いながら
築100年を超える我が家は、窓の大半はガラス戸。
サッシが使われているのは台所と2階の北側の部屋だけ。
残りは単板一枚ガラス。
母が嫁いできたときは
ガラス戸ではなくそれが障子だったとか…
毎日、朝晩、雨戸を開け閉めしなければならず、
大変だったと言っていたのを思い出す。
昔はサッシはなくて障子だけだったなんて想像外。
どうやって寒さに耐えていたのか?
暖房器具は火鉢と堀炬燵しかないわけで、
16度で寒いなんて言えば昔の人に叱られそうである。

母はこちらよりずっと寒い飛騨の出だったが
こちらの障子と雨戸だけの冬が寒くて、
父に懇願してガラス戸に変えてもらったとか。
隔世の感のある話である。
ちなみに、朝晩開け閉めした雨戸の数は44枚…

さて、中塗り
竹を編んだのが12月
荒壁をつけたのが1月
上の写真の中塗りは4月

夜間や凍みる日は荒壁が凍らないようにシートをかけて、
ストーブで温め、日中の日差しがある時はシートを外して、
なんてことを3か月。
荒壁が渇いたのを確認してからの中塗りです。






荒壁をつける前に
電気の配線はしておきます。





さて、中塗りをしてから仕上げの前の下地塗り





最後に漆喰を塗って仕上げ

仕上げの段階では漆喰のアルカリ成分で
木にシミができますから
木部との境には青い養生テープ貼って仕上げます





上の漆喰塗りは6月の半ば

竹を編んで、荒壁をつけてから
半年が経っています。










​​​​​






Last updated  2021年10月15日 07時30分08秒
コメント(0) | コメントを書く


2021年10月13日
​​​​​​​



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

朝、明るくなるのがどんどん遅くなり
日が沈むのが早くなる10月
雨が降ると朝は更に遅く感じます。

前回のお話の続きですが
少し前に戻ります。
土壁にするためには
下地となる竹が必要です。





つまり上の竹を一本いっぽん
編み込んでいく必要があります。





縦の竹を先に取付け

横の竹を取り付けます。





縦の隙間と横の隙間では

横の隙間の方が狭く、細かく入っていることが分かります。
職人さん言わせると
地震で揺れた時には横に揺れるから
横の竹が多く入っているのは理屈に合う、というものでした。
言われてみればそうですね。

縦の竹は力貫に縛り付けて固定されますが、
横の竹は5.6本おきに幅の広い先をとがらせた竹を
柱の背割れがあればその隙間に
無ければ柱に穴を開けて差し込みます。





横に渡した幅の広い竹に

縦の竹を縛り、隙間の幅が均一になるようにします。
上の写真では職人さんの左手の竹の先が尖っているのが分かります。

こんな感じに尖った竹を柱に穴を開けて差し込みます。





竹を固定する力貫も重要な耐震要素です。
柱に入れ込んであるだけですが、
楔で固定します。





楔は三角形で、
長辺を下にするのが約束です。
反対向きでは棟梁に叱られます。
この形で入れると
力貫との摩擦面が最大になりますし、
打ち込んだ力が下の長辺全面に作用します。
反対に上向きでは
楔を打ち込む時に割れて上部が飛ぶ可能性が高くなりますし、
手前側のみ摩擦が大きくなり
楔の先端側に行くほど
摩擦力が小さくなります。


ということで
今日も長くなってしまったので、
中塗りや仕上げ塗は次回ということでm(__)m






Last updated  2021年10月13日 12時03分57秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年10月11日
​​​​​​

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

先日、スマホに突然現れた写真。
10年前の写真ですと言われても突然だったので、
何所へ行った時なのか思い出せず…


どこの和風建築だったのかと思わず思案してしまいましたが、
自分の建てたお住まいでした。
当時既に、断熱や気密、換気などにこだわった家を建ててましたが、
田舎ではまだ家は荒壁(土)を塗って仕上げるもの
という考え方も多くあり、この家もその一つ。

このブログの読者の多くは性能に関心があり
同時にデザインについても意識されている方ですが、
古くからの日本の建築文化についても関心のある方が
少数ですがみえます。

ということで
本日は土壁。





上の写真はこの家の荒壁を塗っている時のものです。
柱と柱は、力貫という横に渡した木でつながっています。
この横に渡した木は耐震要素で
重要な役割を果たします。
この力貫に竹を編んで固定し、そこに荒壁を塗ってい行きます。

一昔前の住宅の耐震診断に行くと、
この荒壁が柱で支えている桁まで届いていない家が大半です。
実は部屋の中の天井の高さは
土を塗っている職人さんの右手のあたりまでしかありません。
それより上は天井裏になって見えないわけで、
塗る必要が無いと…
土を塗らないから竹も編む必要がないとなります。

この土も竹の両面から塗ってあるケースと、
片側だけしか塗っていないケースがあります。


塗った荒壁を反対側から見るとこんな具合。





やわらかい土ですから

竹と竹の隙間から押し出されています。
このまま土が固まると随分凹凸のある面になります。
凹凸があると、その上から土塗っても隙間や空洞ができる可能性が高くなります。
つまり、表面的に土が塗ってあるように見えても
中はスカスカ状態。
なんだか、いい加減な断熱材入れのような話ですね。
ということで反対側の土が固まる前に、
デベソのように出ていた土を竹に撫でつけます。
これで土は竹により密着した状態になりました。





さて、
濡れた土を塗るわけですから
乾燥するまで2.3か月。
長い時は半年、1年放置なんてことも昔はあったとか

乾燥すれば
当然収縮することになります。




紙が巻いてある柱と土壁の間に

指が入るくらいの隙間があります。
昔の家ではよくあるケースですね。

この荒壁、
もちろんこれで仕上げではありません。
実はこの上にまた土を塗ります。
土を塗っても乾燥すれば収縮し隙間ができますから
その対策が必要です。





柱の横に溝が掘ってあります。
荒壁はその手前まで塗ってある状態。
荒壁の上に土を重ねて塗るのですが
その土は溝の中に入るようになっていて、
収縮しても光や風がはいらないような工夫がしてあります。

写真を見ると分かりますが
溝が隠れるまでにはまだ1センチほど土を塗っていかないと、
溝が隠れません。
写真は家の外の壁ですが家の中も同じです。

なんだか
とっても長くなってしまいました。
中塗りや仕上げのお話は次回ということで。

​​​​






Last updated  2021年10月11日 07時20分04秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年06月30日
​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。

雨、降りませんね。
期待しているわけではないんですが
降るならさっさと降ってくれ、
今なら降ってもいいけど
建前の時や土台伏せの時は勘弁してほしいというのがホンネ。
建前の時は神頼みしかありません。




さて、
城屋敷の家の壁。
そとん壁を塗った後、表面をかき落とししている最中。
塗って固まる前に金属のブラシで落とします。
グレーの濃い色に見えますが、これは濡れているから。
見本帳の中では一番明るい色で、乾くとかなり白くなります。

こちらの家の外壁はほぼ9割が杉板張り、
そとん壁は玄関周りの一部になります。
ただ、正面の道路からは目隠しの縦格子が付きますから、
そとん壁が塗ってあるようには見えません。
外から見れば全面杉板張りの家に見えますが、
訪れる人が通路側に入って初めて塗り壁に気づく次第。

内部の大工さんの工事も今日で終了。
紙太材木店では家具も相当程度大工さんが作りますから
造作工事が終わっても家具つくりにある程度日数が必要ですし、
それなりに手間がかかります。

出来上がってしまえば表面的な仕上がり具合しかわかりません。





上の写真の横格子も繋いでしまえば分かりませんが、
接続部分にはダボを入れて何年もの時を経て乾燥しても、
ズレや目違いが生じないようにしてあります。
横格子は無垢材で乾燥してますが
継手はトンと付けただけではいつの日にかズレるという認識があれば、
何かの細工が必要なのは誰でもわかります。
無垢材は工業製品ではありませんから
全て現場で加工する必要があります。
この格子も大工さんが元は板状のものを
同じサイズに切りそろえ、
4つの面をカンナをかけて仕上げてあります。
単に買ってきたものを取り付けるだけではありません。
今だけ、金だけ、自分だけの家づくりとは別の世界です。

城屋敷の家
来月には完成しますので、見学会を開催する予定です。
住まい手の奥様の選んだ素敵なキッチンやタイルに加え、
大工さんの手仕事が随所に見られます。
もちろん性能も西方流で言えばQ1住宅L2-T3
開催日時等の詳細は後日お伝えしますので
ご興味のある方はお見逃しなく。

​​​






Last updated  2021年06月30日 09時16分01秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年04月16日
​​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。


昨日の夕方
友人から、こしあぶら採ってきたけどどう?
ということで、おっとり刀で貰いに行ってきました。



早速てんぷらにしていただきましたが、
こしあぶらの天ぷらは最高ですね。
(写真は食べるのに夢中で失念)

昨年こしあぶらの苗木を植えたのですが、
草刈中に誤って刈られてしまいました(無念)
昨日までそのことを忘れていましたが
早速、苗木をポチッとしました。
今回は5本
枯れても、刈られても、5本あればどれか一本は残るはず。



城屋敷の家は室内の断熱材の取付中





天井は2層目の断熱材が終わって
3層目にかかるところ

ガルバリウムの屋根の表面温度は真夏では70℃以上。
すぐ下に通気層がありますが
それでも室内側の天井の表面温度はかなり高くなり、
温度は屋根の断熱材の厚さと性能によります。
つまり、性能が良くて厚ければ温度は低くなりますし、
その逆であれば高くなります。

天井表面からの熱は輻射熱ですから、
エアコンで室内の空気の温度を低くしても輻射熱は防げません。
簡単に言うと、冬に焚火にあたると暖かいのは輻射熱のおかげ。
気温が0℃でも焚火の周りが暖かいのは、
焚火から出る輻射熱があるからです。

5地域や6地域で
真夏に2階やロフトでエアコンだけで涼しく過ごそうとすれば、
それなりの性能と厚さのある断熱材が必要。

4月に説明義務化になった国の省エネ基準程度では
ちょっとではなく、かなり難しいので、
設計者にきちんと計算してもらう必要があります。





さて、外部では
杉板張りの下地作業です。
杉板が反らないようにするための反り止めの取付をしています。
1m2に20個
200m2ありますから4000個
21センチ毎にスミでラインを出して取付ですから
手間がかかります。
でもこれをしておかないと、何年後かに杉板が反ることになります。
反った杉板はあまり見栄えが良くありません。
今だけ、金だけ、自分だけ、の考えならこんな手間はかけないでしょうが、
これはつくり手としての責任。

そして、これをしないと大工さんは杉板を貼ってくれません。


​​​






Last updated  2021年04月16日 08時51分21秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年01月10日
​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。

快晴ですが、放射冷却がそれほどでないようで
気温は3度ほどと暖かい朝です。

前回のブログで住宅医検定会で
春明の家を公開審査で発表したと書きましたが、
私の記憶違いのようで審査の発表は折立の家でした。
相前後して工事をしていた
明の家も発表のさわりで紹介していたので、
その時の写真が使われたようです。







最近は造作の家具の工事も増えてきていますが

一般的な工務店でも同じ傾向がみられます。

大量生産の工業製品のデザインに違和感を持っている層が増えているのもありますが、
どちらかと言えば価値観が多様化していることによるものでしょう。
大手のHMでは決められたもの以外を使おうとすると
出来ないと断られたり、高額な費用の支払いになり、
よほど予算に余裕のある層でなければ無理でした。
地場の工務店や設計事務所は小回りが利きますから、
ああしたい こうしたい に柔軟に対応できます。

ネットが普及する以前はせっかく造作で作っても、
デザインが今一歩というケースも多くみられました。
現在は様々なデザインがネットに溢れています。
技術はあってもデザインが今一歩のため及第点が取れなかった
工務店や設計事務所が、

デザインと言う力を身に着けやすくなったと言えるでしょう。
もともと技術はあるのですから
住まい手の意識の変化にあわせて造作家具が普及していくのは、
時代の流れかもしれません。

上の写真は手洗いカウンターの天板で板の材料はウォールナット。
塗ってあるのは漆です。

拭き漆と言って、
漆を塗って拭きとって乾燥させるというのを何回か行います。





作業自体はそれほど難しくありませんが
問題はかぶれること。
私の場合、
スタッフの小栁が事務所でこの作業をしていると
どこかがかぶれます。
空気中に飛んでいる漆の粒子に反応していると勝手に思ってますが、
小栁は全くかぶれません。
10人いれば一人は漆に強く、8人は普通にかぶれ、
最後の一人は傍を通っただけでかぶれると言われてます。
私は最後の一人のようなので、
早く作業が終わってくれと願うばかりです。








Last updated  2020年01月10日 09時25分40秒
コメント(0) | コメントを書く
2019年10月11日



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日は一日社員総出で各現場の台風養生。
足場のネットを畳んだり、
強風で飛んだり倒れたりしないように
資材や仮設のトイレをロープで固定してきました。
東海地方は直撃ではなくてもかなりの強風が予想されますから
念には念をいれる必要があります。
今日も昨日回り切れなかった現場の確認ですから
自宅は後回しになりそうです。

工務店をやっていますと、
新築だけでなくリフォームや家の中の細々とした修理の依頼が来ます。
細々としたものの多くは
他のリフォームの依頼のついでにちょっと見てくださいと
いうケースが大半です。

先日は、ドアの丁番がガタついて閉開するときにこすれるから
ついでに見てくださいというもの。

最近の住宅の多くの建具は枠と建具が一体になった枠付き建具です。
便利なことに枠と建具を繋ぐ丁番は、
ドアを上げたり下げたり、傾けたりと調整機能が付いています。
リクシルやパナソニックと言ったメーカーが作ってますが
枠と建具が同じデザインででできてますから、
量産住宅だけでなく町場の工務店でも一般的です。

一昔前は、枠は大工さんが加工して作り、
建具屋さんが採寸して建具を作るというものでしたから
建具屋さんの仕事はこれらの住宅では皆無と言うことになります。

さて、今回の建具も調整丁番でしたが
調整丁番を固定している金具が枠と一体になっていてそこが緩んでいる。
ところが枠と一体になっているので、その金具を外すことが出来なくて
私や建具屋さんでは直せない…

サティスというタンクとトイレが一体になったトイレも
発売当初から10年ほどは便座だけ交換と言うことできませんでした。
(現在は可能)

当時は便座が壊れたり、傷んだら便器ごと交換というスタイル。

修理や手入れを必要としない住宅はありませんが、
住まい手としてはできるだけそれらは回避したい気持ちが働きます。
同時に建物もできるだけお値打ちにと言う気持ちも。
メーカーはそんな住まい手に応えるため同じようなものを大量生産して
コストを下げます。
建具であればクレームの来ないように調整丁番。
反りやねじれが来ないように木目模様のプリント合板。
本物の木を使えば多少の反りやねじれは起こりますが、
それを許さなくなった消費者からはクレームが来ます。

大量生産品でも20年も経てばどこかしら不具合が出てきますが
その時には既にそれらの生産は行われていませんから
修理や交換はできず、全取り換えです。

30代で家を建てれば、少なくても40年はそこに住むわけで
さらに、現在の住宅であれば一昔前の家の耐震性をはるかに上回ります。
次の世代でも使用可能と言うこと考えれば
50年、60年でも住むことは可能ですが
その間、何度修理や手入れをすることになるか?
地場の建具屋さんや職人さんが作ったものなら
簡単に修理や補修もできますが、
メーカーの大量生産品ではビスのネジを回すことしかできません。
しかも、今回はそれすらできませんでした。
長期優良住宅だからと言って例外はありません。










Last updated  2019年10月11日 08時13分25秒
コメント(0) | コメントを書く
2019年09月11日
​​
​​鵜沼山崎町の家​​


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

名古屋の今朝の気温は27.9度で湿度は80%とか
9月も中旬になろうとしているのにこの暑さと湿度
湿り空気線図を見ると
この空気は24度で結露します。



土間がモルタル仕上げだと
上の写真のように、
床の壁際のような空気の動きがあまりないところでは
結露することになります。
モルタルなので湿っていることが一目で分かりますが
タイルだと同じように結露していても気づくことはほとんどないでしょう。
もちろん、一般の家庭でも玄関だけでなく
シロアリ屋さんに進められて床下に換気扇を設置しているところでは
暖かく、湿度の高い空気を強制的に床下に送り込んでいるのですから
条件が整えば床下で結露していることになります。

さて、
上の障子の写真
一般的には荒組障子と呼ばれています。
最近は吉村障子が流行りで
猫も杓子もと言う感じがしないでもありませんが
ケースバイケースでしょう。
その部屋や障子の大きさ
室内のインテリアやデザインの傾向
住まい手の持つ雰囲気などを考える必要があります。

上の写真では1本の障子が横に5桝、縦に8桝ありますが
3本で一組の障子になっていて
天井までの高さになっています。
横4桝にすれば一つの桝はもう少し横長になって
雰囲気も少し違ったものになりますが
でも5桝です。縦も7桝や9桝ではなく8桝

住まい手は引退した建具屋さんで
どんなサイズにするか、あれやこれやと打合せをしたことが思い出されます。
現地に来ていただくと桝のサイズがこのようになった理由が分かりますから
見学会にお越しの方はお愉しみに。




​​






Last updated  2019年09月11日 08時20分51秒
コメント(0) | コメントを書く
2019年05月10日
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

5月も半ば近くですが
外気は10度程度なので朝は暖房が欲しくなる美濃地方です。
(エアコンで暖房してます)

連休中にSRの机のメンテナンスをしました。
無垢の机ですが10年以上打合せに使ってきましたから
それなりに汚れやコップの痕がめだってきたからです。

自宅で使う場合でしたら年季の入った机で
傷や落書きは思い出となりますが
打合せで使うとなるとそんなわけにもいきません。

やり方は簡単
サンドペーパーで表面を少し削ります。


最初は粗い番手のペーパーから始めます。
240番くらいから初めて
400番、800番まで3回ペーパー掛けをすることになります。

どんな具合だったかと言うと


ボールペンの痕はそれなりに何本かありましたから
毎回、事前に資料を広げて机の表面が見えないように(笑)

比較するため同じアングルで撮った写真で確認してみましょう。

ペーパー掛けをする前がこんな感じ


ペーパー掛けが終わるとこんな具合



これに蜜蝋ワックスを塗ります。




荏油に蜜蝋を混ぜて作る蜜蝋ワックスでもいいですし
荏油だけでもOK
今回は荏油だけの効果を見るため荏油で塗りました。





このアングルで見ると
それなりによさげに見えます。


所要時間は30分ほど
無垢の木でオイル仕上げなら簡単に自分でもできますが
ウレタン仕上げとなるとそんなわけにはいきません。
一生ものの机や椅子と言った家具の場合
質感やメンテナンス性も大切な要素です。


こちらの記事ではもう少し詳しく書いてますので
ご興味のある方はご覧ください。







Last updated  2019年05月10日 08時03分17秒
コメント(0) | コメントを書く
2018年06月25日
​​



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

梅雨なのに昨日も今日も快晴で助かりますが
降るなら降るでさっさと降り終わって
梅雨明けしてもらいたいというのが本音です。

昨日は叔父の法事で高山
車で行けば2.5時間ですが、特急ひだで1時間45分
いつもは車なので車窓からの景色が新鮮です。
古い町並みは相変わらず観光客であふれてますが
通りを一本外れると観光客は誰もいません。
観光ガイドをしている従姉によると
ひところの中国人の鉄瓶買い占めが終わって
6月は観光客が一番少ない時期とか
天気さえ良ければ高山に行くには最高のシーズンかもしれません。
古い町並みで一番目障りなNTTの建物ですが
昨年電波塔が撤去されたので空の視界も広くなりました。
通りを歩いていると
オスモ&エーデルのO君とばったり、
家族連れで観光に来ていたようで偶然のこととは言えこちらも驚きました。

上の写真は簀戸(すど)、葦戸(よしど)とも言いますが、
地方によってどちらになるか言い方が異なるようです。
古い日本家屋では夏になると障子をこの簀戸に入れ替えます。
一般的には衣替えと同じく6月初め
高山では寒いので6月の中頃とか
家中の襖や障子が夏になるとこの簀戸に変わるのですから
建具を保管する場所も必要です。
現在の新築住宅では考えられませんが
夏を涼しく過ごすための日本人の感性がそのような文化を生んだのでしょう。
新築住宅でも建具を季節で入れ替えるのはムリでも
何とか工夫をして取り入れたいものです。

さて、上の簀戸、商売柄多くの葦戸を見ますし
自宅にもあるのですが
この簀戸ほど繊細で美しいものは見たことがありません。

一般的に簀戸は萱や葦で作るのですが
この簀戸は竹をとても細く割いてあって
その太さは1mm~1.3mmほど
一本一本を糸でつなぎますから
隙間は糸の太さしかありません。
イメージは一般的な網戸の縦糸がない状態とでも言ったらお分かりいただけるでしょうか。

少し粗いですが画像を拡大してみると
このようになっています。


竹の節になるところも揃えてあって
それもまたデザインになってます。
骨組みは杉の赤身で全て柾目
外側から黒竹(クロチク)で押さえてあります。
これほど細かいものなら蚊や虫もすり抜けて中に入ってきません。

現代の家づくりにおいて
建具を季節によって交換などということはできません。
断熱や気密もとても大切なのですが
何とか工夫してこのような文化や思想を現代の家づくりに取り入れたいものです。


​​






Last updated  2018年06月25日 08時46分07秒
コメント(0) | コメントを書く
このブログでよく読まれている記事

全88件 (88件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 9 >


© Rakuten Group, Inc.