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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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新住協(新木造住宅技術研究協議会)

2019年12月20日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今年も残すところ10日あまり
あっという間の1年でした。

さて、先日ようやく新住協のマスター会員になりました (;^_^A
11月に新住協の中部東海支部の支部長と話をしている時に
理事になった方でマスター会員でないのは
鈴木アトリエの鈴木さんと田原さんですから、
申請してください、と念を押されてしまったので…
実は以前も申請書を取り寄せていたはずだと探してみると、
2年前のが出てきました。(-_-;)

古いかもしれないと思い、
新住協の久保田さんに聞こうと電話をすると

「もしもし、新住協です」

・・・・・

この声は鎌田先生…

紙太材木店の田原ですけど、
久保田さんは?
ああ、彼、今日は休んでるよ
何か用?
いえ、何でもありません、また電話します。

申込用紙送って、なんて先生に言えませんよね。

時を同じくして
新潟の相模さんがブログで吠えておりました。
彼のところには住宅に関する質問箱があるようで、
そこにきた質問が
「新住協の会員に相談しているのに
光熱費のシュミレーションをしてくれない、
しかもQPEXは使って無いと言われた、どうしたらいいのか?」

FBでも同じようなことを言ってましたから
よほど腹に据えかねたようです。
新住協の会員でQPEXを使っていないなどと言うのは考えられないというのが
真面目な会員の普通の感覚なのですが、
中には会員になっているだけで研修にも出てこない設計事務所や工務店がいるのも事実です。
パッシブハウスジャパンの会員が建物燃費ナビを使っていないというのと同じですね。

がしかし、FBのコメントのやり取りで
彼もまたマスター会員になっていないことが判明(笑)
大阪のダイシンビルドの清水さん(理事)から名指しで
古い会員や理事がマスター会員になっていないのは問題だ、
相模さん、関尾さん(あすなろ建築工房)、それに私は
早速申請するようにと言われてしまいました。

新住協のHPでは
会員は公開してませんが
マスター会員は公開してますので一般の方は参考になさって下さい。
新住協の会員の方も申請してくださいね(今だから言える)

年末は久保田さんのところに申請書が集中するはず?で
添付したQPEXのデータやら図面やらも一件一件確認しなければなりませんから
久保田さんの仕事が増えそうです。

ps
相模さんは3日ほど前にFBに申請書を載せてました
鈴木さんは、それを見て早く申請しなきゃと焦ってました
関尾さんは真面目だから既に申請しているものと思われます。
ちなみに私は既にマスター会員名簿に載ってます(笑)








Last updated  2019年12月20日 09時35分59秒
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2019年12月13日
​​​

​ ​​芽吹き始めた春の頃のケヤキ。(現在は95%ほど落葉しました…)​​​


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨夜は新住協の会澤さんと金子さんのお疲れ様会。
午後に次回に発行する東海北陸の高断熱住宅の打合せと
支部研修会がありましたから、それに合わせて開催したものです。

内容的にはこの家にして良かった4号の裏話もあって
興味深いものでした。
会澤さんが直接住まい手に取材してますから、
軽井沢の大手IT企業の役員の別荘の改修の話や
サイディングの凍害と通気層の関係
浴室(ユニットバス)の天井を見ればその家の断熱性能がわかる
などなど…
面白いのは、
直近で新住協が出している各地域の高断熱住宅を紹介した本に掲載されている住宅100棟の性能の集計でしょうか。

その本は
北東北の高断熱住宅1号 25棟
南東北の高断熱住宅2号 23棟
北関東の高断熱住宅7号 14棟
東海北陸の高断熱住宅2号 23棟
この家にしてよかった 1〜3号 14棟
合計100棟の家の集計で、
真面目に高性能な住宅を建てている工務店や設計事務所の平均的な数値がわかります。

サッシについては
75%が樹脂サッシ
5%が木製サッシ
アルミと樹脂の複合サッシが20%
防火の関係もありますから、
アルミ樹脂が2割というのは妥当な数字でしょうか。

そのサッシで使われるガラスはどうでしょう。
42%がトリプルガラス
58%がLow-Eペアガラス
一般のペアガラスは0
当たり前といえば当たり前でしょうか、
住宅の熱損失が計算できれば
単なるペアガラスを採用する選択はありません。
大手のハウスメーカーでも標準的に採用しているのは
アルミと樹脂の複合サッシですから、
樹脂サッシと木製サッシの採用率合わせて80%というのは
世界標準レベルです。

換気装置については78%が熱交換式、
第3種換気が22%

付加断熱の採用率は85%
この数字はもう少し少ないと思っていたのですが、
改めて新住協のレベルの高さを感じた次第。
大阪でも、徳島でも広島でも岐阜に比べたら暖かい地域ですが、
そこで付加断熱すれば当然エネルギー消費もより小さなものになります。

さて、サクッとQ値とUa値
Q値の全棟平均は1.17
Ua値の平均は0.36
Q値1未満が33%、1〜1.24が32%
Ua値0.3未満が16%、0.3〜0.34が36%

一般の方で少し勉強されている方は
Q値やUa値に目がいくかもしれませんが、
これらの数値は一つの指標と考える必要があります。
ともすればこの数字が目標になってしまう傾向がありますし、
工務店や設計事務所の担当者でさえこれらの数値を強調します。
目的は何かを考える必要があります。
数値競争にあまり意味はありません。

ということで
真面目に取り組んでいる新住協の平均的な数字の紹介をしましたが、
実は新住協の会員も全国に800社ほどいて玉石混交。
会員だからといって真面目に取り組んでいるかどうかは別。
残念ながらご自分で判断するしかありません。

Ua値やC値といった数値をやたら強調するところには、
その目的は何なのか聞いてみるのも一つの判断材料かもしれません。


​​​​​​​​






Last updated  2019年12月13日 08時06分12秒
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2019年10月02日
​​


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

毎月1日は会議と全体清掃
私の担当は土場の草刈ですが
伸びすぎた雑草は草刈り機でも難儀
10月なのに32度の中では
2時間が限度でした・・・

住まいづくりでは
固定観念に縛られるケースがあります。
つまり家とはこうあるべきというもので
昔からそうだったから、あるいは以前の家でもこうだったから
というのを何の疑問もなく受け入れてしまうケースです。
例えば、通風は家の中を換気するのが主な目的
付随的に涼をとるということになりますが、
涼をとるのが目的、あるいは通風自体(してるはず)が目的となるケースがあります。

通風できれば換気もできるから同じじゃないかと考えるかもしれませんが
それは目的と手段の取り違えとなります。
冬や真夏の換気はどうするかとなると
通風ではちょっと辛いものがあります。

上の写真は
新住協の久保田さんの自邸を見学した時のもので玄関です。
一般の住宅の玄関はフロアから20センチほど下がったところに
タイルが貼ってありますが
上の写真はフロアとほぼ同じ高さ
しかも貼ってあるのはタイルカーペットと言われるもので
オフィスの床によく使われるものです。
40センチ角、あるいは30センチ角の大きさになっていて
それを張り付けるだけです。
紙太材木店でも玄関の床は上の写真のようにフロアとほぼ同じレベルですが
そこには土足用のフローリングを貼っています。


玄関の床をフロアと同じ高さにするのは実はいくつかの理由がありますが
それはまたの機会にします。

タイルカーペットにするメリットを考えてみると
簡単に張り替えられるが第一でしょうか。
それは汚れ対策ですが、
オフィスのフロアが汚れているというケースはあまり見かけません
オフィスなので清掃業者が毎日掃除をしているからと言うのもあるかもしれませんが
ハンディタイプの小型の掃除機があれば汚れたらすぐに掃除出来ますし
アスファルトとコンクリートの道ですから
土の上を歩いて靴に土が付くケースはそれほどありませんから
あまり汚れを気にする必要はないでしょう。

そうなると
土足用のクッションフロアやフロアタイルも同じじゃないと考える方もいると思いますが
タイルカーペットを選んでいるところが久保田さん
分かる人はこのタイルカーペットを見て納得できますし、
更にこうすればもっとやり方もあるなと発想を展開することもできます。
住まいの暮らし易さや、健康性を意識していると
いろんなところにヒントがありますが
玄関のタイルカーペット、目的と手段を間違えると滑稽なことになります。


​​






Last updated  2019年10月02日 08時25分05秒
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2019年09月30日
​​


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

9月も末ですが
昨夜は暑くて寝苦しい美濃地方でした。
今日も予想気温は32度
ビールが美味しいのは助かります。

先週の新住協の総会
2日間の総会と言っても議事の審議は1時間ほどで
その後の時間は研修や事例報告に
実際に建てられている高性能なQ1住宅の見学や解説などです。

鎌田先生の基調講演は
いろいろあるのですが
一般の方向けでは
付加断熱の様々な手法や
付加断熱に使用できる繊維系のものではない新しい断熱材の紹介がありました。

従来、新住協では付加断熱で使用する断熱材は
繊維系の断熱材を推奨してきましたが
これは石油化学系のウレタンなどを使用する発泡系断熱材では
火災時に延焼する可能性が高くなりそれを避けるためでした。

新しい難燃性の断熱材は再評価する必要があるということで
それを付加断熱に使用する手法が紹介されました。
外壁の熱貫流率は10%ほど向上しますし
従来の付加断熱の手法に比べ作業工程も削減されます。

実際、付加断熱の施工方法は様々なやり方があり
使用する断熱材の厚みや種類で熱貫流率にかなりの違いが出てきます。
どんな付加断熱にするかは年間の暖房費やコストと相談と言うことになります。

その他にはQPEXの新しいバージョンが出て
一般の方が見てもビジュアルで分かり易い機能が入りました。
早速、昨日の新規のお客様の打合せでも使用しましたが評価は上々です。
1月のその地域の一番寒い日をモデルに
朝6時に家の各室(寝室、LDK、2階ホール、浴室)が何度になるかを
設計中の家と過去の省エネ基準の家で比較しながら見ることができるものです。
また、山形県ではQ住宅が累計180棟になったことや
新住協の本部の久保田さんが自邸を建てられたのでその報告や住み心地などの報告がありました。

上の写真は事務局長の会澤さんのレポートの中での資料です。
住んでいる地域によってあるいは通っている病院や学校によって
医療格差や教育格差があるように、
住宅も建てる家によって格差があることを話されました。
「格差を作るのではなく
住宅格差を世に知らしめ、
住宅格差を解消する
そのことが未来への活路を開く」



さて、今回
上の写真の3名の方が理事を退任されました。
高性能な住宅業界では知らない人のいない
レジェンドと言っていい方で
左から
金子建築工業の金子一弘会長
西方設計の西方里見さん
新住協の会澤健二事務局長
理事を退任されたといっても
三人とも顧問と言う形で残っていただきます。
後任はカオル建設の衣川知孝社長
鈴木アトリエの鈴木信弘さん
紙太材木店の田原の3名
どういうわけか私が入っていますが
よろしくお願いします。







Last updated  2019年09月30日 11時27分37秒
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2019年09月26日



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

新住協の総会で仙台に来ています。
鎌田教授が任意団体として設立して30年程
その後NPO法人を経て現在は社団法人ですが
正式な名称は新木造技術研究協議会

高断熱、高気密を基本性能とした住宅技術を研究開発し
それをオープン工法として公開しています。
誰でも参加できますし、
営利団体ではなく民間の技術開発団体です。

一般には特許を取得した◯◯工法などと宣伝して
高額な加盟金や年会費を取る団体もありますが
新住協では全てオープンになっています。
入会金は一万円
年会費が五万円
しかも入会金の一万円は新住協の過去の基本的な技術資料や
バックナンバーを提供する代金です。
これを目当てに入会する設計事務所や工務店もあるほどで
トライアンドエラーの繰り返しの末確立された技術資料です。
更に言えば、小規模な設計事務所(事務員含めて3名以下)の場合
年会費は3万円となっていて
良質な住宅技術をできるだけ多くの実務者に
安価に提供すると言う姿勢がわかります。

一般の方のブログなどを拝見していると、
住宅の性能に関心のある方たちの多くが新住協のについて触れられています。
また全国各地で高性能な住まいを建てている工務店や設計事務所の多くが会員ですから
自然に新住協にも関心が向かうことになります。
紙太材木店にお問合せのある方の多くも
新住協の事をご存知で皆さんかなり性能について調べたり、
勉強されたりしています。

日本で住まいの性能(断熱、気密)が意識されるようになったのは
北海道が最初ですが、
東北以南、特に中部、東海以南で一般の方が意識されるようになったのは
ここ5年ぐらいというのが私の実感ですが
それ以前と現在を比べると、隔世の感があります。

新住協も今回の総会で日本の高性能住宅のレジェンドと言われる方が何人か理事を退任され、
次の新しい高性能住宅の時代を切り開く体制に変わります。
新たな体制でこれからどのような役割を果たしていくかが問われることになります。

これからも良質な住宅をお考えの方には
新住協、乞う、御期待!であります。






Last updated  2019年09月26日 14時16分05秒
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2018年10月10日
​​


​ ​品野町の家


おはようございます、​

紙太材木店の田原です。

涼しく、爽やかな朝の美濃地方です。
事務所のドアや窓を開けていると
少し肌寒く感じられるようになってきました。

さて、先日の新住協の総会
少し時間が経ってから再度資料を読み返したりしていると
それなりに気づきがあります。

鎌田先生の
国交省は未だに全室暖房を容認していない
と言うのもそれで
寒ければ炬燵に足を突っ込んでいればいいという認識だ
とバッサリ

民主的国家では利害関係者が多数いますから
制度の改正には時間がかかります。
現状のHeat20でさえ未だに個別暖房の設計を基準にしていますから
先生のように40年近く高断熱高気密の家の研究をされている方からすると
亀の歩みに見えてしまうのは仕方がありません。

住宅の省エネ性能について
Q値やUa値、C値など様々な数値がありますが
一般の方にとってはどれも今一つで馴染みがありません。
2020年の省エネ基準の義務化なんてのも迫ってきましたから
大手のハウスメーカーやパワービルダーでさえ
それに対応して様々な商品をだしてきています。
〇空調の家
家中心地よい、しかも経済的
なんて言葉があると、最近の家はどれも性能が良いんだと
思ってしまいます。

鎌田先生は講演の資料の中でこう述べられています。
住宅の省エネ性能を暖冷房エネルギーそのもので評価と表示を行っているのは
Q1.0住宅とパッシブハウスだけである。

つまり、全室暖冷房エネルギーで評価すべきでUa値で評価なんていうのはナンセンス
もっと簡単で、単純で誰でも分かり易い数値でなければ意味がないと言うわけです。

要約すると
住宅の省エネ性能は、
暖冷房エネルギーとその他の設備の消費エネルギーの合計で評価されるべき
そのうち、その他の設備のエネルギーは技術の進歩で変わっていくし
設備を更新するときも変わっていくから
住宅本来の、固有の性能は、結局暖冷房エネルギーが最も大事で
そこで評価されるべきである。

更に簡単に言うと
全室暖房、冷房した時
年間の暖房代、冷房代がいくらになるか
例えば
一冬、家中を20度で暖房
ひと夏、家中28度で冷房したら
いくらかかるの?

一般の住まい手の方にとって
Ua値がどれだけなんてそれは専門家の知っているべき数値、
それより暖冷房代がどれだけかかる家か、
のほうが大切。

一冬、家中22度で暖房するといくらかかる家か?
訳の分からない数値より
遥かに簡単で分かり易いと思いませんか?​​






Last updated  2018年10月13日 08時46分58秒
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2018年10月05日

蔵家 居蔵さんの自邸

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日まで新住協の総会で大阪
初日は鎌田先生の基調講演と事例発表
2日目はバスで実例見学

新住協は高性能な住宅を建てる工務店や設計事務所の集まりですが
今回はそこにデザインが加わって
新しい時代の幕開けを予感させる総会になりました。

一般には高性能な住宅と言うとデザインは今一歩という印象がありますし
実際、意匠系のバリバリデザイン重視の家に比べるとその感は否めません。
しかし、今回の事例発表では
かなりレベルの高い設計事例がいくつも発表されました。
加えて実地見学先でも同様な印象を受けました。

MOKスクールつながりの
MUKの村上さんの事例発表や
蔵家の居蔵さんの自邸。
あるいは軽井沢で活躍されているアトリエカムイの井野さんなど
デザインと性能が見事に調和していました。
特に村上さん(女性)の事例発表では
多くの参加者が感銘を受けていました。

彼らに共通特徴は
自然な素材を丁寧に仕上げている
既製品ではなく職人の手仕事を大切にしている
敷地や周辺環境を読み解きその土地のあった設計がされている
加えて高性能なレベルのQ値、Ua値、C値になっている
と言うもので
量産型の大手のハウスメーカーが最も不得意とするものです。

北海道や東北、最近では関西でも出版されているReplanの編集長の三木さん
いつも性能とデザインのバランスの重要性を説かれていますが
居蔵さんの自邸のダイニングのソファーに座り込み
かなり衝撃を受けているように見受けられました。
Q1住宅で性能が優れているのは言うまでもありませんが
そのデザインやしつらえに感銘を受けた様子です。

これからの日本の住宅を考えると
大手のハウスメーカーの量産型住宅
飯田グループに代表されるローコスト住宅
地場の工務店や設計事務所の作る住宅
大きく分けるとこの3つに集約されます。

どこを選択するかは人それぞれですが
私の立場から言えば
地場の工務店の作る性能とデザインのバランスの取れた家を選んで損はありません。
10%の消費税アップも近づいてきましたから
それほど時間があるわけではありません。
30歳で家を建てれば50年近くその家に住むわけで
初期投資が少々高くても
ランニングコストを考慮すれば性能の良い家がお買い得で
多くの方は30年以上その家に住むのですから
初期投資+ランニングコストの生涯住宅コストは
性能のよい家が圧倒的に有利です。
そこにデザインが加わるのですが
飽きの来ない住宅デザインがどんなものかは
じっくり考える必要があります。
靴や服なら下駄箱やタンスの肥やしになりますが
これからの住宅は社会資産であるという意識も必要です。






ビル街のど真ん中
緒方洪庵 適塾
板壁








Last updated  2018年10月05日 09時41分43秒
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2018年07月20日


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

北海道に来ています。
南幌町みどり野
きた住まいるヴィレッジ
というところです。

北海道建設部住宅課が呼び掛けて
道内の設計事務所と工務店がコラボして6棟の住宅が建てました。
簡単に言うと道が音頭をとっている建売住宅です。

北海道は開拓初期から
過酷な気候に対応する住宅を考える必要があり
全国の自治体の中ではほとんど見られませんが
「地域の家づくり」に緊密に関与してきました。
今現在でもその住宅施策は引き継がれ
住宅性能についての経験と知見は全国の自治体の中ではトップです。

そのような施策が行われてきましたから
一般住宅の基本的な性能では
「室内の暖かさ」についてもユーザーである住まい手は考えなくてもよい状態です。
つまり燃費の事を考えなくても「家は暖かいのが当たり前」というのが
一般消費者に浸透しているということです。

ですから
上記の住宅の性能値の平均は
Ua値は0.23、C値は0.35となっています。

今回の工務店と建築家とのコラボは
一般消費者にとって「性能は当たり前の時代」の次に求めるのはデザインということを
先取りしたものです。
高性能(性能の低い地域から見れば)な家が常識の地域では
性能の比較は無意味というわけです。

それほど遠くない将来、東海地方でもそのようになると思われますが
北海道と大きく違うのは
建築家や設計事務所のレベルです。
北海道では多くの設計事務所が断熱や気密、換気についての知見を持っていますし
数多くの経験もしてきていますから
高性能な家を建てる工務店と性能について対等に話ができますが
東海地方ではそのような設計事務所を私は知りません。
高性能な家(上記レベル)はほぼ100%工務店主導で建てられています。
設計事務所ではいままでそのような家を建てる機会がなかったわけですから
それは仕方がありませんが
経験や知見を積むのにはまだ相当な時間がかかると思われます。

さて、今回の訪問では
6棟それぞれの建物を設計した建築家の方から
建物内をそれぞれ案内して設計趣旨や意図を解説していただきましたが
換気装置については驚いたことがあります。

どの建物にも第一種の熱交換換気装置が付いていません。
内地では第一種の全熱交換の換気装置が流行りですが
既に北海道ではその先を行っているんですね。

どんどん変化している、進化していると感じました。

第一種の換気装置の問題は内地ではそれほど認識されていませんが
北海道ではそれが意識されているからと思われます。

上の写真の北海道科学大学の福島先生も
懇親会の冒頭の挨拶で
完璧な換気装置なんてないんだよ。と言われてましたが
北海道に学ぶことはまだまだ多くあります。

この換気に付いてはいつか取りまとめて書いてみたいと思います。








Last updated  2018年07月20日 07時32分06秒
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2018年02月12日
おはようございます、
紙太材木店の田原です。



深々と雪が降っている美濃地方
北陸程ではありませんが寒く、とても静かな朝です。

3月3日に新住協、中部東海支部主催のセミナーが恵那で開催されます。
残念ながら会員向けの講演会で一般の方向けではありませんが
一般の方にもどんな講演か知っていただきたいので
簡単にご紹介します。

講師は星旦二先生(首都大学東京名誉教授、医学博士)
演題は「暖かい家は、寿命を延ばす」

諸外国では住宅の断熱性(暖かさ)と健康性の関係が広く認識されていますが
日本では家は寒いほうが体が鍛えられていい、という方がまだまだ多く存在します。
(一般の方だけでなく、実務者と言われる、住宅の設計者、営業担当、建築士でさえです)
星先生はご自身で研究、調査された健康に関する膨大なデータや結果から
住まいの断熱性と健康には因果関係があることを述べられていて
これは近畿大学の岩前教授の言われることと同じです。

先生の著書に「ピンピンコロリの法則」という
一般の方向けの分かり易い本があります。

これは「健康寿命」つまり他人の手伝いや介護なしに
自立して生活できる寿命が大切であることを説いています。
寝たきりではいくら寿命が延びても幸せでありません。
この健康寿命に大きくかかわってくるのが住まいの断熱、気密性能で
住まいの温熱環境の改善が風邪や寒さに起因する疾病の予防につながり
健康寿命を伸ばしています。

日本人の平均寿命は男性が80歳を超え、女性も86歳を越えていますが
健康寿命は男性が71.1歳、女性が75.5歳です。
男性も女性も人生の残り10年ほどは介護や人の助けが必要だと確認できます。
この健康寿命をたとえ1年でも2年でも長くすることができれば
QOL(クオリティオブライフ)もまた向上しますし
他人の助けを必要とする期間も短くなります。
つまり、人生の最後までピンピンしていて最後にコロリと亡くなる。
という理想の最後を迎えることができるというわけです。

健康寿命は住まいの性能が大きく関わってきます、
決して家の中が寒いほうが体が鍛えられるわけではありません。
鍛えるのは外で運動すればいいはずです。
健康寿命と住まいの性能の因果関係のエビデンスが今回の講演で確認できます。

会員向けの講演ですが一般の方にこそ聞いていただきたい内容、
ご興味のある方は先ずは「ピンピンコロリの法則」を購入してみて下さい。








Last updated  2018年03月21日 17時36分14秒
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2017年11月17日
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は4度と冷え込んでますが
予報では日中でも13度とそれほど気温が上がりません。

所用で長野に行ったので松本城に寄りました。






松本城の柱 手斧で柱にしてあります。
手斧(ちょうな)
インバウンドで外国の方が多いのですが
相変わらず説明文は日本語が多く
英語の説明文がとても少なく感じました。
城内では英語の放送もあるのですが
ほとんどの方は聞いていません。
日本ではこれからもっと観光客が増えることが予想されていますから
英語表記はどんな田舎町でも必要になると思われます。

先日、新住協の「東海北陸の高断熱住宅」の販売促進会議が名古屋でありました。
愛知県建設業協会の木造住宅の省エネ講習会と絡ませて開催したので
講師で来ていた東大の前先生の講義も受けることができました。
今回は基礎編で次回は応用、実践編で
こちらは鎌田先生が講師で12月1日に開催されます。

内容は一緒に出席していた中島工務店の中島さんがブログに書いているのでご覧ください。
中島さんのブログ

その中で印象に残っているところが
Ua値にこだわりすぎてはダメというもの
Q値からUa値に変更になって以降Ua値一辺倒ののようになってますが
Ua値は計算途中の指標の一つ
一般の方にとってUa値という数字よりも
その家に一年間住んだ時のエネルギーコストが大切
つまり
Ua値が良くても電気代の請求書の数字にびっくりしたり
暑さや寒さでウンザリする家も出てくるということです。
エコで省エネな住まいの設計は基本が大切で
日射の制御が出来ていなかったり
換気や空気の流れを意識しないと
いくらUa値がよくても?な家ができてしまいます。
前先生は日本中のエコな家、省エネな家と言われる家を訪ねて実測されていますから
今まで?が山のように付くエコで省エネな家をご覧になっているので説得力があります。



こちらのポスターに似たものが
前先生の講義では度々登場しますが(もちろん加工してあります)
圧倒的なUa値を持つ大手のHM(一条工務店)を指しています。
地場の工務店がそこと戦うにはどうしたらよいかを
毎回いろんな角度から話されます。
性能、省エネ時代の住宅の本当の姿が分かれば
圧倒的に強く見える相手とも十分戦うことができますが
押さえるべきポイントが分からなければ負けてしまいます。
工務店関係者で一条工務店と戦う意思のある方は
是非一度、前先生の話を聞いてみることをお勧めします。








Last updated  2018年03月21日 17時36分57秒
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