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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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家づくりのたいせつな話

2021年12月03日
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手摺りは使いやすく、美しく…


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

ようやく12月らしい寒さで
あとは初氷や初雪がいつかを待つばかりです。


先月のニュースで


住宅ローン減税について
見直しの方向で検討していると出ていました。

簡単に言うと
現行の制度ではローン残高の1%が税から控除されます。
2000万円のローン残高があれば1%の20万円が控除されるわけです。
最近は低金利なので
支払っている住宅ローンの利息が1%を切っている場合、
例えば利息の金利が0.9%
35年返済だと利息の返済は年間18万ほどになります。

返済してる利息の18万より
控除されてる20万の方が多い…
これでは2万円儲けてるのと同じだから、廃止か見直しだというものです。

???

ローン控除の対象になっているのは
ローン残高(元本)の100分の1の「金額」に対してで

ローンの「金利」に対してではありません。
なぜ、「金額」と「金利」を同列に扱って
比較するのか理解できません。

それと毎月返してるのは利息だけではありません。
元本も返しているので、
元本と利息を合わせると
返済している金額は上の条件だと年間66万円余りになります。

なぜ、上のような議論が出てくるのか

根底には、住宅を消耗品、
あるいは贅沢品(高級外車?)と見ているからかもしれません。
贅沢にも住宅を建てて
お殿様気分で住んでる(狭いアパート暮らしもおおぜいいいるのに)
いままで景気のこともあったけど
よく見たら利息よりたくさん控除してる
こりゃあかん、税制改正や!
国は借金まるけやから
取れるところから税金取らなあかん、
給付金も出しまくったし。

しかし、
住宅を社会の資産と考えるとどうでしょう。

国に代わって国富となる、資産となる住宅を建ててくれた。
それは子供や孫の世代まで使える、社会資産となる住まいである。
それを一個人が借金してまで建ててくれたのだから、
せめてローン残高(借金)の100分の1くらい税金を免除してあげよう。
10年間と言わず、ほんとならもっと長い期間してあげたいが、
10年で堪忍な。

住宅を単なる消耗品と考えるか社会の資産と考えるか
今までは消耗品だったかもしれませんが
これからは違います。
為政者にも、これから家を建てる人にも、
そして何より工務店や設計者、HMにも、
意識の変革が求められてるはずやけど・・・

税制がどうであれ
住宅性能表示がどうであれ
性能を担保した家でなければ
次の世代には遺せません。






Last updated  2021年12月03日 08時58分09秒
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2021年11月24日
​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。

どんよりした曇り空で今朝は6.9度の川辺町。
昼間も気温が上がらず寒い予報で、
奥美濃の白鳥あたりは雪が降っているようです。






さて、

上のグラフは先日、日経電子版に出ていた図表です。
消費者物価と企業間物価指数の比較です。
アメリカでは二つが連動しているのが分かりますが、
日本では企業物価だけが独り歩きで上昇していて
消費者物価がついていけていません。
グラフの形がワニが口を開けたような形に見えることから、
ワニの口と言われてます。

ウッドショックの木材だけでなく、
住宅に関連する資材や設備品の値上げが止まりません。
2日ほど前には大手3社のセメントの値上げも発表されました。
1トン当たり2000円から2400円とか…

住宅で使用される様々な素材や資材が
国際価格に影響を受けていますが、
この表では住宅だけでなく他の産業でも同じことが起こっていることが分かります。

過去20年間、
日本は他の先進国に比べほとんど給与の上昇がありませんし、

逆に社会保障費や消費税は上がってますから、
可処分所得自体が下がっています。
国際価格が上がったからと言って、
おいそれと消費が増えるわけではないのがわかります。

大手のHMなどは早々に値上げをしてますが、
地場の工務店となると値上げは簡単なことではありませんから
苦慮しているところも多くあります。
しかし現実には仕入れ値が上がっているわけで、
遅かれ早かれ値上げは必至です。

そこで問われるのは
どんな家を建てているのか
住まい手が納得できる家かどうか
住まい手に取ってより良いものを提供しなければ
選択されないことになります。

住まい手にとっても工務店にとっても
日本の国力の低下をひしひしと感じる時代。
今家を建てれば優に50年は持ちますから
きちんとした家を建てる必要があります。
見た目だけではどうしようもありません。

どんな家を建てるかは同時に
どんな家を遺すのかを意味する時代になりました。







Last updated  2021年11月24日 09時21分14秒
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2021年11月19日



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

快晴の朝
放射冷却で6度台の美濃地方
これから更に寒くなっていきます。

ガソリンが高騰してるので価格が上がらないように補助金を出すとか
最近の補助金はなんだか?
脱炭素化、CO2削減なら
政府のお金の使い方もその方向にしないと
場当たり的で、戦略も何もないのかと思ってしまいます。

実際、今検討されている政府の経済対策は55兆円規模ですが、
コロナ対策がメインで
経済を成長させる分野への案件はほとんだ無いとか。
財源は赤字国債でしょうから、
借金だけが子供たちの世代に残ることになります。

これって、簡単に言うと
寒い家だから、灯油や電気を使って暖まらなければなりませんね。
その暖房代が値上がりするから、暖房補助金を出しますね。
そうすれば暖かく過ごせるでしょう、と言ってるのと同じ。

いやいや、この先の時代を考えれば
そもそも寒い家だから暖房のための補助金がいるのであって、
暖かい家なら暖房に使うお金も少なくて済むんだから、
補助金なんていらないでしょう。

補助金を出すなら、
暖かい家を建てるのに出すべきでは?

寒い家に暖房のための補助金を出しても
そのお金は結局、産油国やエネルギー資源国に行ってしまうわけで、
日本の国内には何も、な~んにも残らない。
残るのは 寒い家と子供たちへの借金だけ。

じゃあ、
寒い家ってどんな家か?
暖かい家ってどんな家か?
これから家を建てる方はそこのところが知りたいはずです。
HMや工務店、見学会や展示場に行けば
誰もが暖かい家ですよ、という人ばかりで、
実はここだけの話、私どもで建てる家は寒い家です、
なんて正直に言ってくれる人はいません。
どんな家でも、お寺の本堂のようなスカスカの空洞でも、
ガンガンと暖房すれば暖かくなります。

家の暖かさについて、
利害が相反する人が本当のことを教えてくれるわけではありません。

暖かさという観念的な、情緒的な言葉ではなく、
暖かさを数字で理解するには
ご自分でも勉強する以外ありません。

YOUTubeや本など
様々な情報源がありますが、
ほとんどが工務店や設計事務所の代表者のもの。
とてもいいものもありますが、
最初のスタートを切るならそのような立場ではなく、
やはりアカデミックで偏りのない立場の方の本やYouTubeとなります。
となると
東大の前真之先生の本からスタートでしょうか。

一生に一回の事ですから
誰かが言ったからではなく
ご自分で考えることが大切です。

子供たちの世代にどんな家を残すかが問われています。






Last updated  2021年11月19日 09時13分10秒
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2021年11月12日



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今にも雨の降りそうな曇り空です。
しかも気温は7度と寒い朝です。

世界中で物価が上昇傾向。
日本でも40年ぶりのBtoB取引(企業物価指数)の物価が上昇していると、
昨夜のNHKや日経電子版が報じてました。
原油高や円安が原因で10月は8%の上昇とか。

40年ぶりということは1981年以来の上昇率です。
アメリカでも同じことが起こっていますが、
強力な経済対策で個人消費が持ち直しているので問題なし。
日本は消費基調が弱いので値上げできない状態とか…
消費基調が弱いというのは消費者にお金が無いということで、
過去30年間のツケが出ているということになります。
世界中の物価が上がっていくのに取り残されている日本という構図です。
50代より上の世代には信じられないかもしれませんがこれが現実です。

簡単に言えば
ウッドショックでアメリカから輸入する木材が高騰している。
つまり、家を建てるための原材料が高騰した。
通常は原価が高騰すればそれを販売価格に転嫁して、
経費や利益を確保する。
ところが販売価格にそれを転嫁すると、
給料が安くてそれを買ってくれる人がいなくて高くできないのが今の日本。

木材を輸入しているのは日本だけでなく、
多くの国がアメリカから輸入している。

特に中国はアメリカの木材が高くなっても大量に購入できるのは、
国内でそれを買ってくれる人がいるから。

日本は材料の買い負けをしている状態。
買い負けとは、お金が出せなくて指をくわえて見ているしかないということ。

だったら、日本の山に生えている木を使えばいいと考えるかもしれませんね。
日本は山国、国土の70%は山林です。
あなたが山林を持っていたらどうします?

日本の危機だ、
お国のために自分の山の木を切って市場に出すとして、
いくらで出しましょうか?
国内の業者が買ってくれるのは木材m3あたり1万円が限界。
それ以上は出してくれません。
出そうと思っても、
それ以上の値段で買ったら国内では高くて売れない。
中国はm3あたり2万円であなたの木を買ってくれます。
どちらに売りますか?

これは典型的な途上国経済。
国内に資源があっても、
国内で消費するより海外に輸出する方が利益が出る。

国内需要を満たして余った分を輸出するのではありません。

政治や行政の問題も確かにありますが、
ひとり一人の意識の問題でもあります。

地産地消の経済が地方では大切です。
国は経済対策をする時
真っ先に住宅に対しての施策を取ります。
波及効果が大きいからですが、
それは国全体として考えた時です。
(1兆円の予算に対して波及効果は1.3兆円というように)

住宅を建てる時、
本社が東京にある大手HM、
本社が東京にある銀行でお金を借りて建てたら、
あなたのお金は全部、東京にもっていかれることになります。

お金が他所に行ってしまうわけですから
地元のお金はその分なくなります。
地元にお金が無くなるというのはつまり貧乏になるということです。
自分の住んでいる地域を意図せず貧しくしている…

もし、地元の銀行を使い、地元の工務店で建てたなら、
あなたのお金は地元で回り、地元を豊かにすることになります。
35年かかって返していくお金が
地元ではなく遠く離れた都会の銀行に行くなら
都会の銀行は都会であなたのお金から儲けたお金で社員に給料を払い、
税金を払い、
都会はますますお金持ちになっていく。

地方にお住みの方は地元でお金を回せば、
地元や地域はより豊かになります。






Last updated  2021年11月12日 07時36分13秒
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2021年11月10日
​​
東京大学 前先生FBより

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

いよいよ秋も深まり
ケヤキの落ち葉が掃いた後から舞い落ちてきます。
ただ、まだ比較的暖かいせいか
色ついていない葉も多くあって
五月雨式に降ってくる気配、
どうせなら、いっぺんに降ってくれればいいのにと思うのであるが・・

さて、ここ数日
業界の一部で話題になっている国交省
多くの関係者の皆さんの努力のおかげで
国の基準が変わりそうです。


従来の省エネ基準の最高等級は等級4
これがまた悲しくなるほど低い最高等級で
日本の人口の8割以上の人が住んでいる地域で
Ua値で0.87 従来のQ値で言うと2.7程度

同じくらいの寒さの諸外国の基準の約半分ほどと言えばお分かりいただけるでしょうか。
この基準、一般には次世代省エネ基準と言われるものですが
ウィキペディア​の解説を読むともう少しお分かりいただけると思います。

従来、国の基準は最低基準ですから
それを目標基準にしてはいけませんと言ってきましたが
ようやく、笑われんでもすむ基準が出てきました。
もちろん、前回お話ししたように
この数字だけ満たしていればOKというわけではありません。

今回の提案、暖簾に腕押しだった国交省が
基準変更をせざるを得なかったと考えるべきで
それは国の政策の変更を意味します。

どんな性能の家でも、ただ建てればいい
どんな家でもいいから、誰でも好きな家を建てていいい
そういう時代は過ぎようとしています。

こちらに​ドイツで新築住宅建設が制限されている事情についてのメモがあります。
元ネタは岐阜県、高山市出身でドイツ在住の村上敦さんの
「ドイツにおける低炭素型住宅の動向とエネルギー政策」という論文からです。

日本の現在の空き家が850万戸、地方の都道府県では
空き家率が20%を超える県もありますし
20年後の2040年には空き家率が40%という試算が出ています。
そんな事態を避けるための政策となると
新築住宅建設を抑制する方向ということになります。
つまり、いいものしか建てられない、
いいものしか残さないという政策です。

この時代の転換期にいて
これから家を建てようとされる方は
自分自身でも勉強しておく必要があります。
子供たちの世代に負債となる家を残すか
資産となる家を残すか。







Last updated  2021年11月10日 07時48分55秒
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2021年11月08日


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日は立冬、暦の上では冬…
冬はもうすぐそこですが、気温の予想は24度。
まだそれを気づかせないような小春日和な一日になりそうです。

さて、前回、4日に開かれた3省合同会議に
期待してるわけではないと書きましたが、
国交省がHeat20のG2だけでなくG3までも
性能表示制度の等級6と等級7に設定する案を出してきました。
決まったわけではありませんからどうなるかわかりません。
期待はせずに推移を見ていきますが
国の基準がどうであれ、信じるところを進むのみです。

方向としてはUa値が基準ということになりますが、
Ua値はあくまで外皮からの熱損失だけを表します。

Ua値をよくしようとすれば
窓を小さくするのが一番簡単な方法です。

壁から逃げていく熱(サッシに比べれば随分厚さがあります)と、
サッシのガラスや枠から逃げていく熱。
壁と窓を比べてみれば
同じ面積なら窓から逃げていく熱の方が多いわけです。
じゃあ、サッシを小さくしましょうとなりがちです。

窓を大きくすれば
Ua値は悪くなって、G2,G3にはなりませんとか
サッシが大きくなれば金額も上がりますとか
ガラス拭きも大変
割れたら修理代もかかります
Ua値がよくなれば家から逃げていく熱が少ないわけで
それだけ暖かいんですとか

こんなことを担当者から言われれば、そうだよね、となりがちです。
特に、あと一歩でG2とか
あと数値が0.1よくなるとG3とかのケースでは、
Ua値の誘惑がそっと近づいてきます。

これから冬を迎えるわけですが
暮らしい易さの一丁目一番地は暖かさ。
Ua値がいいんだから暖かいんでしょ?

確かに一つの指標ですが
忘れていけないのはお日様
年門用語で日射取得(にっしゃしゅとく)

お日様が室内に差し込む家は暖かいわけで
多くの方が経験しているはず。
お日様を利用すると暖房代はかかりません。

それを確認する
専門用語は二つあって一つは
暖房期平均日射熱取得率
簡単に言うと、暖房期、つまり冬に
家全体の日射の取得量を床面積で割ったもので
数値が大きいほど日射の熱が侵入しやすい住まい。

もう一つは自然温度差。
住まいを何も暖房していない時、
外の気温と室内の気温の差が何度あるかを示したもの。
暖房してないのに温度差があるのは
日射の熱と家電の待機電力、それにそこにいる人から出る熱があるから。
つまり
自然温度差が大きければ何もしなくても暖かい、
あるいは少し暖房するだけで暖かくなるということになります。

Ua値だけじゃ家の暖かさがわからないなら
どうすればいいか?

一番簡単な方法は
家中20度で暖房した時、
一冬で暖房代はいくらかかる家か?
これは日射熱取得率や自然温度差も関係してきますから、
細かな専門用語を覚える必要はありません。
HMのA社の家とB社の家
どちらが暖かく過ごせるか
Ua値で比較ではなく
暖房費で比較すれば簡単にわかります。

Ua値がどうであれ
これが暮らし易さに一番関係してきます。
Ua値に比例して、
暖房代が安くなるわけではありません。

そこのところを確認して
ちゃんと答えられる担当者の家なら大丈夫ですが、

やたらG2、G3、Ua値を振り回すようなら、
眉に唾をつけて聞く必要があります。






Last updated  2021年11月08日 08時36分18秒
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2021年11月05日


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は7.1度の美濃地方
ケヤキの葉は朝日を浴びて赤く染まっています。

昨日は「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ基準の見直し」の3省合同会議。
残念ながら別件と重なり視聴できませんでしたが、
実はあまり期待してるわけではありません。
イギリスで開催されていたCOP26でも
日本はまたもや化石賞を受賞したようです。

国内での基準や規制の見直しは、
既得権を持った人たちから既得権を奪うことになりますから、
とても時間がかかります。
中国のように絶対主義的な国であれば
鶴の一声もありますが、
民主主義的な国家では改革の歩みは遅々としたものになります。
一つの政党が長い間政権を獲っていれば
特定の団体とのパイプは順次太くなっていきます。
太くなったパイプを断ち切って改革となると、
それはそれでなかなか難しいのは誰でもわかります。

ただ、今回のCOP26でもわかるように
脱炭素の流れは世界の潮流です。

これから家を建てようとされる方は
現在の日本の住宅の基準に従っていれば安泰、
お上の言うことを聞いていれば大丈夫、
なんて思わない方がいいでしょう。

耐震性についても断熱性についても
80年代から亀の歩みで強化されてきてます。
今となっては80年代に建てられた家は
耐震性についても断熱性についても既存不適格。
80年代後半に30歳で家を建てたとすると現在60代前半ですが、
その家にまだこれから20年以上住むことになります。

問題は、誰がその家を相続するか。
現在でも空き家は800万戸以上…
20年後には見向きもされない耐震性と断熱性を備えた家は、
改修しようにも丸ごと一軒では多額の費用が掛かります。
相続と言えば通常は資産ですが
この場合は負債。

性能の低い住宅を建てることは、
子供たちに負債を残すことと同じということになります。

付加断熱なんてオーバースペックだとか
トリプルガラスなんて不要という話もあります。
中には職場で高性能な家を建てると話をすると
そんなの必要ないとか
騙されてるんじゃないかなどと言われることもあるとか。

住宅の性能に関しては
日本国内だけを見るのではなく、
諸外国の基準はどうなのか?
世界の潮流はどうなのか?
日本はガラパゴス化してないか?
この家は本当に子供や孫に残せる家か?

国の現在の基準がどうであれ
自分自身で考え、判断する必要があります。
大事なのは科学的な思考と検証、
間違っても経験と勘で判断してはいけません。








Last updated  2021年11月05日 08時34分49秒
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2021年10月27日



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

先日、西方先生がウッドショックについて​ブログ​に書かれてました。
FBで自身のブログを紹介していたので
いいねやコメントから
同業の多くの工務店も大きな影響を受けているのが分かります。

性能を重視している多くの工務店の考えは簡単に言えば
性能を担保し、資産価値のある住宅を建てるというものです。
減価償却で20年で価値がゼロになってしまうような住宅ではなく
20年後も30年後
諸外国のように建てた時以上の価値があるような
住まいづくりをするという考えです。

その性能は
耐震性であったり
断熱や気密、換気と言った基本的な性能です。
従来の国の基準で建てた家では
その性能が担保されているとは考えられないですし
将来の資産価値も従来と同様ほとんど土地代だけとなってしまいます。

ここ数年、多くの新築検討者の方が
住まいの性能に気づき
従前に比較すると相当程度高性能な住まいが建てられるようになりました。
そこに、ウッドショックです。
木だけでなく、建材や設備にも波及してきましたから
住宅の価格は上がらざるを得ません。

性能を落とし
仕様を変更すれば
従来と同じような価格で建てられるかもしれませんが、
その家は従来と同様、資産価値の無い家となります。

諸外国のように
性能を担保した資産価値のある家を建てようとしてきた工務店や設計事務所は、ある意味岐路に立っています。
ただ、これは国民の皆さんも同様で、岐路に立っていることを意味します。

どんな社会を選択するのか
どんな国になってもらいたいか
住宅の価値が20年でゼロになる社会か
20年後も少なくても建てた時と同じ価値を持つ社会か

子供たちに
負債となる家を残すか
資産となる家を残すか

これからの住まい
新築を建てることだけが選択肢ではなく、
中古住宅購入とリノベーション
あるいは都心で中古マンションとリフォームなど、
様々な選択肢がでてくると思われます。

どれを選択するかはあなた次第ですが
どの選択肢でも、
くれぐれも性能を意識してください。






Last updated  2021年10月27日 08時35分05秒
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2021年09月20日





おはようございます、
紙太材木店の田原です。

この週末は連休ということもあって
各地で住まいの見学会が開催されてます。
初日は台風に祟られて大変だったようですが、
紙太材木店の見学会はただいま工事中ですから、
最終日の今日一日だけの開催。
晴れる予報で安心していたら、
なんと、本州では美濃地方だけ昨夜から雨…
今も降り続いています。

台風養生はばっちりすると風が吹かないジンクスがありますが、
今回も台風の進路変更であわてて養生したものの
そよとも風は吹かず…
これも養生のおかげと思ってますが
気まぐれなお天気には敵いません。

亡くなった作家の邱永漢さんは実業家としても知られていましたが、
投資先を決めるのに
最終的にはその会社に実際行って
社長と話をし、その人物を見て
投資するかどうか決めていたと聞いたことがあります。

住まいもある側面は投資と見ることができます。
しかも通常は一生に一回の大きな投資となるわけです。

一般に工務店で家を建てる場合
その会社に行って営業担当者なり、
設計担当者なりと打合せをして進めていくわけですが
必ずしも社長が対応するわけではありません。
ただ、工務店が開催する見学会のようなイベントの場合、
社長が現地で対応しているケースが多くあります。

つまり、その会社のトップが
どのような考えで家を建てているかを確認する絶好の機会ということになります。
HPやインスタグラム、Youtubeではどんな編集もできてしまいますが、
生で会って、面と向かっての会話では何の脚色もできません。

普段、得られない情報がそこにはあるわけで
一生に一度の投資として
信頼に足る投資先かどうか、
社長の考えや人となりも確認せずにそれを決めるのは
ある意味、ばくち
あるいはギャンブル…

工務店は組織としてはそれほど大きいわけではありません。
つまり、どんな家を建てるかは社長の考えが反映されているわけで、
決して、設計者や営業担当者が
勝手に決めているわけではありません。

Heat20のG2がとかUa値がとかではなく、
その数字の後ろに控えている社長の考えがどんなものか
知っておいて損はありません。







Last updated  2021年09月20日 08時09分05秒
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2021年09月06日




おはようございます、
紙太材木店の田原です。

早朝はどんよりした雲が広がってましたが
あっという間に快晴!
朝日のまぶしい朝です。
気温も21度で事務所のドアや窓は全開にしてます。
(蚊取り線香は必須ですが・・・)

以前、​鳥取健康省エネ住宅​や、
やまがた健康住宅​について書きましたが、
鳥取健康省エネ住宅への補助金はかなりの金額になっています。

岐阜でも「ぎふ省エネ住宅建設支援事業費補助金」がありました。
申請基準は紙太材木店の家の場合、
標準的に満たしてましたから

ここ数年、県内で建てられた方には全て申請を勧めてきましたが、
残念ながら今年度からは廃止。
廃止の理由は発表されてませんからわかりませんが、
コロナ対策などで県の財政がタイトになっているからかもしれません。
コロナの後に復活してくれることを願うばかりです。

そんな中でも鳥取のスタンスは変わりませんし、
最近では様々な雑誌やメディアでも取り上げられるようになってきました。

そのような中で
特に省エネに関しては、
投資した金額が何年で回収できるかという議論が出ます。
断熱を強化するのにいくらかかり
それによって節約できる暖房代がいくらだから、
計算すると10年で回収できるというような議論です。

簡単に言えば
ペイするかペイしないか

確かに一つの目安にはなるかもしれませんが、
住宅でその考えは違うように思います。
1800万の家でも4000万の家でも
ペイするかしないかという考えは無いはずで、
あるのは支払いが可能かどうかだけです。
資本主義の世界では常にコストが強調されますが、
住まいは市場原理のコストだけで建てられているわけではありません。

逆に、行政の補助金は相当程度計算されていて、
補助金を出す事で地域社会への還元がどれだけあるか
どれくらいの効果があるかなど
きちんと計算されています。

そんな中で鳥取県が1個人の省エネな住宅(Heat20G1~G3クラス)にかなりの補助金を出すのは、
それだけ補助金を出したとしても、
地域社会に対する還元がそれを上回っていることにほかなりません。

G3クラスになると約200万の補助が出ますが、
鳥取以外に住んでいる方は残念ながら補助金はありません。
でも、考えようによっては
200万払ってG3クラスにできる方は、
200万以上の地域社会に対する貢献ができることを意味します。

性能の高い家を建てることは
地域社会に大いに貢献しているわけで、
ペイするしないという議論は
今だけ、金だけ、自分だけにどこか通じるものがあるように感じます。








Last updated  2021年09月06日 09時29分50秒
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