工事中の見学会では何を見るのか
おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は3月並みの暖かさでしたが、今週一週間ほどは寒気が居座るとか。まだまだ寒い日が続きそうですね。さて、前回お伝えした可児市で工事中の住まいの見学会は3月9日(日) 10:00から開催します。Q1.0住宅 レベル4許容応力度計算 耐震等級3レベル4と言うのは国の省エネ基準住宅の暖房消費エネルギーの10%以下であることを示しています。自然温度差は12.4度で、今まで紙太材木店で建てた住宅の中では一番良い数字です。立地は南面道路で日射を遮るものは何もない恵まれた条件です。写真でわかるように総二階で南面の窓を大きく取っています。自然温度差が12.4度もあるのは窓の大きさと建物の断熱性が関係しますが、もう一つ関係するのはガラスの日射侵入率。従来の日本のサッシのガラスは断熱性が良ければ日射侵入率が悪い日射侵入率がよければ断熱性が悪い相反する性質を持ってました。今回南面で使用したのはシャノンのESクリアという断熱性も良く、日射侵入率も良いガラス。自然温度差が12.4度と言うのは、今日の日中の最高気温が10度と予報していましたが何も暖房しなくても日射があれば12.4度プラスして部屋の中は22.4度になることを表しています。実はこのESクリア北海道、東北限定のガラスで、残念ながらこちらでは販売していません。関東以西ではESスーパークリアと言うガラスが出ています。断熱性はいいのですが日射侵入率がESクリアより劣ります。ガラスの違いで自然温度差がどれくらい違うかあまり意識されていないと思いますが、ESスーパークリアで計算すると自然温度差は約0.6度違います。なんだ、0.6度かと思われるかもしれませんが付加断熱を3センチ厚くすると自然温度差が同じになります。たかがガラスと言っても馬鹿になりませんね。限られた予算を最大限有効に使うことが大切です。単にUa値を上げるだけでは、有効に使ったことにはなりません。単にUa値をよくする事よりも暖房費や冷房費が下がることの方が、住まい手に取っては大切なはず。この住宅は一種の全熱交換式の換気扇は使っていません。それでも、暖房消費エネルギーはレベル4まで持って行けますし、自然温度差は12度を越えます。建物が完成した後の見学では表面的な事しか見えません。工事中の見学は、機会があればどんな工夫がしてあるか自分の目で見ることができます。他人任せHM任せではなく、自分自身の目で見ることが大切です。断熱材はどうやって入っているべきか気密シートはどう張られているか窓はどのように設計したらいいか付加断熱はどこまでしたらよいか換気や空調はどう考えればよいか換気は一種の全熱交換でなければならないのか結露計算はどうされているのか日射の遮蔽はどうするか台風対策は防犯カメラはetc可児市 工事中見学会構造、断熱、気密etc3月9日(日) 10:00~16:30お申し込みはこちらから>>紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから