雨漏れの瑕疵保証は10年が期限だけど・・・
おはようございます、紙太材木店の田原です。何と言う暑さ・・・昨日は一日市場北町の家で防水検査。エアコンのスリーブ周りや屋根と壁の取り合い、外壁から飛び出ている梁廻り、サッシ廻りなど。雨水の進入の可能性のあるところを重点的に確認します。雨漏れしてもらっては困るので、二重三重の備えが必要です。ここを突破されても次が備える、さらにそこが突破されてもその次がと備えるのですが、防水資材も経年による劣化は避けられませんから何重もの備えが必要になります。もちろん人気のバルコニーの防水もFRPですから劣化します。大手のHMの保証延長では、バルコニーのFRP防止のやり替えが延長の条件になっています。その他に防水紙については、2020年のJBNの環境委員会での浜松の足立さんが報告や日経クロステックの記事が参考になります。5年ほど前に外壁の防水紙が問題になった時、工務店の多くが従来使用していた防水紙から一斉に切りかわりました。ただ、耐久性のある外壁や屋根の防水紙は値段が高いんですね。屋根や壁の防水紙に何を使っているかで、耐久性に対する設計者の考えが分かります。劣化しない防水紙はありません。必ず劣化します。20年や30年では困りますが、JISの基準では耐久性適合試験の最低基準は30年から。30年?と思われるかもしれませんが30年です。JISでそうなっていれば、どんな防水紙を使うかは工務店や設計者の腹一つ。住まい手が確認しない限り要望しない限りお任せになる可能性が高い防水試験はあくまで防水施工が正しくされているか?で使用している防水紙が設計通りなら問題は無しとされます。社会全体が家は80年100年と住み継がれるもの、社会資産であると考えれば使用される資材の開発元もそれだけの耐久性を前提に資材を開発します。家は30年程度持てばいい家は消費財スクラップアンドビルドで世代が代わる度に建替えればいいと考える社会であれば、使用される資材の開発元もその程度の商品を出すことになります。80年持たせる防水紙なんてオーバースペックと言われることに。完成してしまえば記録に残っていなければ永遠の謎?ではなくて、雨漏れして初めて分かることになります。雨漏れの瑕疵保証は10年が期限10年以降の雨漏れは保証されません。よくできてますね。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから