食わず嫌い、練習嫌いなベース弾き。

2007/02/13(火)03:47

「24」超。

練習日誌(156)

実にいい加減なタイトルです。 10日は札幌でLIVEがありました。 すぐにでも報告をと思いましたが、昨日11日はスキー大会でダウン。 今日は昼近くに目が覚めましたがちょっと用事(野球少年団の役員会と称した飲み会です。)があってつい先程帰ってきたばかりです。 という訳で遅くなりましたが壮絶な一日をふり返ってみたいと思います。 結論からいうと、何とか終わったというか乗り切ったというかそんな感じです。 音合わせメンバーの皆様、大変お疲れ様でございました。 自分は、次の日のくだらないスキー大会出場のため、その日にどうしても帰らねばならず、2,000円時間無制限飲み放題の打ち上げには参加できませんしたが、何時まで飲み続けたことでしょうか。 先週は、昼も夜も拘束され、本格的な練習ができたのが金曜の夜。 本番の前の日です。一夜漬けでどこまでやれるか勝負です。 せっかく練習しても寝ると大方忘れるので、作戦変更し、先に休んでから練習することに。 午後10時に就寝して午前1時に起こしてもらい、それから練習すること7時間。 さすがに応えました。 朝の5時を過ぎたあたりから右手首がいうこときかなくなりました。 普段からちゃんと練習していればこんなことにならなかっただろうに。 湿布を貼って練習再開しましたが、既にあきらめモードです。 とりあえず、覚えきれなかった細かい部分をごまかせるように、コピー曲の音源を聴くのを止めて、自分のでたらめフレーズでつなぐやり方に変更し、出発の時間まで弾き続けました。 朝9時出発です。 天気が良すぎて気持ち悪いくらいでした。 車で3時間半。途中眠ることなく何とか無事札幌に着きました。 雪まつりも開催されているせいか人が多かったです。 午後2時から音合わせメンバーと最終調整のため、練習スタジオ入り。 全くいいところがなかったです。ミス連発で。 メンバーから何も言われなかったのが、逆に恐ろしかったです。 いまさら覚え直すことも修正することもできませんから。 午後4時からは、本番の会場でリハ開始です。 5バンド出場するので、1バンドあたり移動込みで20分。 順番は2番目で、PAの言いなりに音出しさせられました。 リハといっても全曲演奏できるわけではありません。 サウンドの確認、PA側のセッティングが大半を占めます。 お客さんにちゃんと聴いてもらうためです。 それでも2曲、頭出しの部分だけ皆さんと音出しましたか。 あれよあれよという間にリハ終了です。 本番は、午後6時オープンの午後6時半スタートです。 自分たちのバンドは4番目。どうなることやら。 1バンド30分以内と時間制限がありますので、予定どおり進めば午後8時半にはステージに上がることになります。 ステージといってもお客さん側と同じ高さなのであってないようなものですが。 お客さんもどんな人達が来るのか、この会場を埋め尽くすのか、反応はどうなのかとだんだん心配になってきます。 待ち時間がとても長く感じられます。とても眠たかったですね。 他にすることがないですし、今さら楽器持って練習したところでどうにかなるわけでもないですし。 夕食は、メンバーの方が買ってきてくれたコンビニの弁当。 皆さんがこれで足りるのかと心配してくれて、自分の分まで私に分けてくれると言ってくれます。 もちろん断りました。 衛生上の問題とかじゃなくて、そのあたたかい気持ちだけでお腹がいっぱいに。 開場の時間が近づいてきます。 バンド出演者は、交代で受付・モギリもやることになっています。捌けるかな? と思っているうちに時間になり、どんどんお客さんが入ってきます。 緊張しますね。出番はまだまだ先ですけど。 自分も数名招待させていただきました。高校の時の同級生と妹。 妹はお友達を連れて観に来てくれました。 身内に恥をさらすようなものですが、何年も会っていないので安否確認も兼ねて呼んだところ、本当に来るとは。 これといって何も話はしませんでしたが、一応ルール(何の?)を説明させていただいて中に入っていただきました。 会場の方から音が聞こえてきました。 最初のバンドの演奏が始まったようです。 他のバンドのプレイは勉強になるので本当は観たかったのですが、耳に入れると曲を忘れそうで会場内には入りませんでした。 今回はデジカメ持参です。 会場内ではなく外で撮りまくっていました。 待ちくたびれているメンバーも撮影の時は協力してくれて画になるような顔をしてくれます。 笑えるものばかりですがとてもここで公開できるような代物ではございません。 3番目のバンドも終わったようですが、どうやらトークが長いバンドもあってか時間をかなり超過しています。 いよいよ、我ら音合わせメンバーの出番です。 全部で6曲。どこまでごまかして弾けるかが勝負です。 お客さんは若くて綺麗な女性が多かったですね。 どこで集めたのでしょうか。不思議な光景です。 まわりを欺くために右手首に巻いた包帯、湿布を取り、さらにはポケットから携帯、財布などもベースアンプの上に置いて気合いを入れ、できるだけお客さんの方を見ないように斜めに向いて準備完了です。 ドラムのカウントで1曲目が始まりました。 曲は、奥田民生の「快楽ギター」。 出だしから遅れてしまいました。 とはいっても待ってくれないので開き直って弾くしかありません。 メンバーもこっちを見ています。 また何か間違えたか違和感があるのでしょうか? 作り笑いをして大丈夫と合図しましたがしんどいです。 思うように右手が動いてくれません。言い訳ですが一夜漬け練習で壊れたようです。 次の曲は、ゴダイゴの「MONKEY MAGIC」。 客受けがいいようですが、空白の部分を作ってしまいました。 一瞬フレーズを忘れたようです。 左手は動いているのですが、右手動かず。 ここまでくるとどうでもよくなってきました。 ミストーンお構いなしに思いっ切って弾くことに。 気持ちが変わると音が前に出ます。 相当うるさい弾き方になったことでしょう。 後のことは考えずにどんどん攻めて弾き倒していきます。 ベースが攻めちゃまずいと思いましたがまわりがこれに応えてくれます。さすが強者メンバー。 会場のノリがよくなってきたようです。 曲もどんどん消化していきます。ラストは近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」。 最後まで間違え続けました。笑えないですが終了したとたん思わず笑ってしまいました。 それでも開き直って弾けたのが自分的にはプラスだったかな。 ラストは主催者のバンドで、実力者揃いです。 今日まで一度も合わせて練習をしていないそうなのですが、お口直しには十分すぎるほどの演奏を披露していただきました。 こうなりたいものですね。 自分はまだまだ努力が足りないようです。まぁ、努力してもそのレベルまで到達できるかどうかは別の問題ですけどね。 午後10時をまわっています。 これから会場の後片づけしてから皆さんとお別れをして我が家に帰らねばなりません。 駐車場まで歩いて戻る途中、ものすごい数の氷像を見ることができました。 札幌雪まつりのイベントのひとつでしょうか?よくわかりませんが外国人もたくさんいましたね。 雪の降る中、今日はダメだっただの、手が動かなかっただの、ぶつぶつ文句を言いながら車を運転していました。おかげで眠くならずに済んだようです。 家に着いたのは午前2時半過ぎ。 その日は25時間以上活動してたわけです。 アホですね。ホントに。 スキー大会さえなければ泊まってゆっくり帰ることもできたでしょうに。 次の日、妹からメールが届きました。 お連れの方にも好評だったようです。LIVE。 一番よかったっていうお褒めの言葉も。 別に兄を気遣っていただかなくてもいいのにと思いましたが。 でも後でメンバーから教えていただきましたが、他の出演したバンドもうちの音合わせバンドが一番よかったと言っていただいたそうです。 きっと選曲がよかったからでしょう。いつも客受けがいいですから。 単独LIVEやってくれとの話もあるようです。ホントかな? また、そこのスタジオの受付の人達からも凄いと賞賛されたらしいです。 こちらは営業でしょう。たぶん。 うーん、まわりの評価に納得いかないですね。 あんなに自分の演奏がボロボロだったのに。 確かに1人で演奏しているわけではないので、うちの音合わせメンバーが凄かったということにしておきましょう。 次は、例会の方のバンドのLIVEが2週間後に控えています。 音合わせメンバーの方も来るので、悪いところは見せられませんね。 やっぱりと思われないようちゃんと練習しないと。 でも、また同じ結末になると思いますので、先に言い訳しておきます。練習不足って。

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