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2012年12月06日
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テーマ:楽しい俳句(297)
カテゴリ:句会
12月6日 (金)
18℃。晴。 鴎座年度賞表彰式&忘年会。会場はこのところお馴染みの東急イン池袋。
今日の1句   冬の蝿病めばかろがろ抱かれもし 鈴木真砂女 『生簀籠』
「病めば」以下は普通の措辞だが、ここはやはり冬の蝿の付かず離れずが上手い。
松田ひろむ 1日10句
2491 「卯波」には波郷の席が冬の虻 ---------------- 季語( 冬の虻 )
2492 さざ虫が髪膚の妻で小諸産 -------------------- 季語( ざざ虫 )
2493 いまもある龍介邸滔天忌 ---------------------- 季語( 滔天忌 )
2494 アテルイの顔ありありと冬の蝗 ---------------- 季語( 冬の蝗 )
2495 冬の蚊の演歌歌っているつもり ---------------- 季語( 冬の蚊 )
2496 晩節はなぜかあいまい冬の蜘蛛 ---------------- 季語( 冬の蜘蛛 )
2497 冬の蝿波郷と真砂女いるところ ---------------- 季語( 冬の蝿 )
2498 残る虫子規に余生はあるはずも ---------------- 季語( 冬の虫 )
2499 綿虫に母というもの子というもの -------------- 季語( 綿虫 )
2500 愛情は猫の冬蚤まるごとに -------------------- 季語( 冬の蚤 )
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鴎座年度賞表彰式&忘年会

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第9回(2012年度)鴎座賞決まる!
今年度の鴎座賞は左記の四名に決定しました(文中敬称略)
同人賞    増田 萌子
?座賞    今野 龍二
新風賞    吉田 孝子
        青木こよみ
年度賞選考経過
選考日時=二〇一二年十月二十九日(月)
選考会場=板橋区立文化会館・第三会議室
出席者=松田ひろむ・長谷川ヱミ・小高沙羅・古川塔子・石口榮・小平湖・宮沢子・呉羽陽子・白石みずき(文書選考=乗本真澄・伊達みえ子・柳田芽衣・渡邊嘉幸・倉本岬。根岸たけを=年度作品賞のみ推薦)
同人賞(一名)
選考委員の推薦を受けた候補者は増田萌子、東谷晴男、杉浦一枝、石口りんご、国井梢、中條千枝、はまつばさの七名。
得点上位三名に絞り込んで推薦句等検討した結果、昨年度に続き今年も好調であったこと、また集計点においても他候補より抽んでていたことで満場一致で増田萌子に決定。推薦対象句も同一句が多かったこと、身辺を詠んでは作品の完成度が高かったことなどが主な理由。惜しくも受賞を逃がした東谷晴男は感覚的に優れた作品が多かった。杉浦一枝については人間を詠んだ句に光るものがあったと言う意見。東谷晴男、杉浦一枝の二人はいずれも力量的に差がないので来年の活躍に期待するという選考委員の声だった。
増田萌子作品より
こんと鳴く指の狐よ大川小
新茶汲む誰にも母がいるように
草虱日々に働いて児を抱いて
麦秋の動画に残る父と母
まんさくのおーいと母に糸電話
鴎座賞(一名)
ノミネートされた人は十一名。上位三名(今野龍二、中條千枝、国井梢)を対象に論議。ここでも今野龍二が得点で群を抜いており単独受賞。今までの鴎座俳句の作風と違った新鮮さ、フィクション的な句の良さが評価された。また常に作品が安定しているとの選考委員の一致した見方。
中條千枝はやや伝統俳句的ではあるが優れた作品が多く、句歴から言っても力量のある人。国井梢は句に飛躍があって優れた作品を残しているが、句歴が浅いのでもう少し様子を見ると言う大方の意見だった。
今野龍二作品より
水盤に風の来ている家族葬
東京は誰の故郷干蒲団
東大の真っ只中に残暑あり
天高しほめて伸びる子伸びない子
鏡とは平面ガラス鳥渡る
新風賞(二名)
推薦を受けた候補者は十一名。上位五名(吉田孝子、青木こよみ、木方朝子、山口あきら、田中舞)に絞り人選となった。この賞は句歴に関わらず今年度最も活躍され、鴎座に新風を吹き込んだ人が対象。
吉田孝子は優れた感覚、ユニークな作品が魅力的。青木こよみは作品に上達のあとが見られ、俳句への取り組みが熱心であった。山口あきらの作品も独自性があり、句会への参加も積極的であった。木方朝子は句歴も長くどの作品も安定しており上位の賞を狙う人。田中舞は上達著しい一人であった。などなど推薦対象句について検討を重ねた末、二人にするか、三人にするかで難航したが代表の同意を得て成績通り吉田孝子、青木こよみの二名に決定。
吉田孝子作品より
塩胡椒振ってたちまち桜の句
一割の明るさあれば山法師
秋蒔きの「俳の字」いつか花になる
中七と下五のうえの雲の峰
清濁を秤にかけて山笑う
青木こよみ作品より
薫風にペンギンひとり里帰り
誉め言葉薬に毒に蛇苺
巻尺の引き込まれる七変化
夏休み他人行儀の犬と猫
日食のキラキラライン桑いちご
年度作品賞
選考委員一人五句を推薦しその結果、推薦者より複数の票を得た上位の句に決定。その結果高得点の乗本真澄が最優秀作品賞に輝いた。次に同点句の小池都、倉本岬、小高沙羅が優秀作品賞に。はまつばさ、柳田芽衣、後藤よしみは一点句ではあるが推薦句が多かったことから代表推薦と言うことで議論の末追加決定となった。
最優秀作品賞
佐保姫に会いたくて生く九十七   乗本 真澄
優秀作品賞
東京に塔の兄弟初御空       小池  都
風評に耐え耐えきれず桃の芯    倉本  岬
桜草きれいぶらないから綺麗    小高 沙羅
愛はおぼろ孫はまぼろしまあだだよ はまつばさ
梅白し空はがらんと晴れわたり   柳田 芽衣
日月が地球に添いぬ抱卵期     後藤よしみ
選を終えて
前日は東京さんぽ句会で江東区の波郷記念館へ。雨のなか万歩計は一万二千歩を超えていた。二日続きでお疲れのところ板橋区立文化会館において選考委員会を開催。顧問同人は長谷川ヱミ一人であったがひろむ代表を含めて九名で本選へ。対象期間は平成二十三年十一月から平成二十四年十月までの一年間。例年通り各三賞の既受賞者と欠稿者は対象外とした。先ず代表より全選考委員の鴎座三賞推薦名簿が配られたあと、欠席選考委員の推薦理由が伝えられた。(三賞決定理由は項目ごとに書いたので省略。)各賞ごとに一人一人が推薦理由を述べながら論議に。
同人賞、鴎座賞は例年ならば作品、力量ともに拮抗し難航するところ新風賞以外はすんなり決まったことが今年の特徴。新風賞を除いては前年度推薦されながら次点で涙を呑んだ人が栄光に輝いている。そう言った傾向から今回賞を逃がした方々の来期での活躍が期待される。新風賞で山口あきらを押す声が多かったことにも注目したい。       (記・石口 榮)
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Last updated  2013年01月11日 21時22分33秒
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