かもたまBOX改良のあゆみかもたまBOX改良のあゆみ・・・ 【2004年5月】 初めてカモの人工孵化に取り組む為、自作孵卵器を作成.。 材料は、段ボール箱、電気スタンド(調光ダイヤル付き)、濡れタオル、温度計 ・濡らしたタオルの上に、直接卵を置き、上から電気スタンドの熱を利用して温める。 ・温度計は卵のそばに置き、38℃を目安に温めるが、温度計が“料理用”だった為、正確な温度でなかったらしく、卵が熱くなり失敗。 その後、実家から室内用の温度計をもらい、再び孵卵開始。 ・・・結局、もらった卵11個のうち、2個は成長しかけたが、途中で成長が止まり、人工孵卵は失敗に終わる。 【2005年3月より、2度目の人工孵化に挑戦】 失敗を繰り返しながら、そのたびに工夫し改良を加える… [改良…その1] 前回は、箱を縦に使っていたが、今回は、前回より気温が低く、BOX内の温度がなかなか上がらなかったので、横置きに変更、電球が、卵の近くにくるように工夫し直す。 [改良…その2] それでもまだ、温度が上がらないので、BOXの内側にアルミ箔を張り、エアーパッキン(プチプチの梱包材)をそのアルミ箔の上に張る。これでようやく温度を38℃まであげることに成功。 [改良…その3] 昼間は38℃に保てるが、夜には冷え込み、温度が下がる為、BOX内に発泡スチロールの箱を入れる。 これで、夜中の温度も安定した。 [改良…その4」 湿度を保つため、卵の周りに濡らしたタオルを増やす。 [改良…その5] BOX内の温度が場所によりバラバラで、わかりにくいので、温度計を増やす。 温度計3個を使って、卵の上部(38℃)、下部(37℃)をめざし、調整。 電球の位置も変更。横からあてていたのを、真上にからにし、温度が均一に伝わるよう改良。 [改良…その6] 濡れタオルだけでは、湿度を保ちにくかった為、コップや弁当箱にぬるま湯を入れ、卵の周りに置き、湿度を上げる。 [改良…その7] 卵は、直接濡れタオルに置いていたが、濡れ具合によって、温度にバラツキが出るため、水切りトレーを使い改良。 トレーの受け皿に水を張り、その上の水切りザルが、濡れないよう上げ底(ペットボトルをリング状に切り取った物をおく)をしたうえに置き、水切りザルに合わせて切り取ったタオルを敷いたところに、卵を並べて置く。 又、今までは卵の上に布をかぶせていたが、色々と人工孵化について調べた結果、布をかぶせている例がなかったため、外すことにした。 [改良…その8] 湿度がどの位保たれているか不安だったので、“清水の舞台から飛び降りる気持ち”で、湿度計を購入。 湿度管理に大いに役立つ。湿度60%~70%に保つ事に成功。(もっと早くに購入しておくべきだったと反省…。) [改良…その9] 箱を開けるたび、湿度が下がることが判明。箱の隙間も影響があったようなので、ふたの隙間を、テープでふさぐようにした。密封状態になると、卵が呼吸できなくなるが、電気スタンドの傘の上部が開いているので、その心配はなさそう…。 [改良…その10] 勤務先へ卵を持参していたが、卵の移動も何らかの影響があると思い、自宅のみで孵卵することに変更。 (BOX内の温度が安定し、長時間放って置いても一定に保つようになったので…) 写真は、改良途中のかもたまBOXです。 最新バージョンは、デジカメがなおり次第、UPする予定です。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|