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カテゴリ:閑話休題
●FFXII
「FFXII」を終了(完全終了ではない)、悪くはないが感動がイマイチで爆発しない。 物語の最後の場面では、演出に不必要な要素を感じて感動が減少する。 ○悪いと思う点 パンネロのCV、結局慣らされてしまうが、わざわざ下手なCVを選ぶ意図が解らない。 魅力的な登場人物が少ない、素晴らしいキャラクターとなる可能性を潰している。 (特に「アーシェ」に関しては、良くなる可能性があったと思えて残念) 焦点が絞り込めていない、一つの世界の国家間の興亡史の一断面ではあるが、 其々の国家が明確に表現されておらず感情移入しずらい。 物語の密度が薄い、各人・各国のエピソードが少ない、世界観が明確になっていないのか? 結局、国々の興亡に対して数名の人間が剣と魔法でどの程度の影響を与えられるかというと、 権力と軍事力を持たせないと大した事はできず、テロ・スパイ・泥棒行為になってしまう。 物語にリアリティーを持たせようとするとジレンマに陥る事になったのではと推察する。 ○良いと思う点 世界が広い、これだけですごいと思ってしまう。 映像はすばらしい。(「X」や「X-2」との比較をきっちりしていない為に適当な評価) ゲームの質感がすばらしい。 映像以外の人間の表情もそれなりにあり、評価できる。 「STARWARS」「デューン/砂の惑星」等に影響されていると思えるが、しかたがない。 (彼方此方から良いところを取っている様な気がするが、それで成り立っている) 合格点だと思う、FFには期待してしまう、更なる高みを望みたい。 ●FFXIII 「FFXIII」はPS3で発売される、E3のTrailerでは期待できる内容になっていた。 SQUARE-ENIXのサイトではファイルは「swf」ファイル、今後多用されるのだろうか。 Trailerでは、戦闘者は一人、視点に3Dを加味したスピード感はすばらしい。 映像以外の表情は目と唇の附近だけの動きで済ましているように思えて気になる。 「FFXII」と比べてハードも変わり進歩が大きい筈だが、表情に関しては画期的な向上ではない。 (手法が変わったが効果が出ていないような感じで良くなっていくようには思える) 「FFX-2」での映像ではユウナとティーダが殺害されるシーンがあるが、 ユウナの表情はとんでもなく素晴らしい、「XII」「XIII」でも越えれないのかと思う。 「セフィロス」の様な存在感のあるキャラクターを生み出し、 物語的にはリアリティーとファンタジーのギリギリのせめぎ合いを見せてほしい。 何しろ、騙されたくて仕方がないのだから、説得力のある「騙し」をお願いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.22 23:24:16
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