2005/10/23(日)00:32
パオのパパ
パオパパはパオが生まれたぐらいの時は、とても細くて髪の毛もあって
モテモテだったらしい。まあ、写真で見るかぎり、そこそこだとは思う。
それから数十年後の今、
定年退職し、委託業務も終わり、長いサラリーマン人生にお別れをつげたパパは・・・
ただの、小っパゲ&デブの初老じじぃ
会社勤めの時は取締役で偉いさんだったようだが、今は末娘(パオ)に
相手にされないハゲじじぃ。
まあ、過去に色々いろいろイロイロあったんでつ。
そんなことここではお披露目しませんが、パオにとって「男」としては
大嫌いなタイプになってしまったのだ。
会社人としては優秀だろうが、父親としては・・・(-_-;)
まあ、昔の人だからしょうがないんだろうけどね。
そんな家庭を顧みず、パオが物心つくころには単身赴任ばっかりだった
パパは何年か前からずぅーっと家にいる。
パオが家を出る時には「行ってらっちゃい♪」と言う。
あのぉ・・・パオはとぉってもいい歳なんでつけど・・・( ̄□ ̄;)
いくら親との年齢差は縮まらなくて、末っ子で今だに家にいて
姉兄の中で唯一言うこと聞かない子だからって、それはちょっと・・・
まあ、愛されているんだなぁとは感じるけどね。
もちろんここまで大きくなったのは自分一人の力じゃないし、感謝もしていまつ。
でもねぇ・・・
過去の色々を消すことはねぇ・・・
そんなパオにパパは今日も冷たくされるのをわかってて話し掛ける。
ハゲ「今度の日曜恐竜博行こうか!」
パオ「はぁ~?なんで私がハゲと行かなあかんの!!
彼氏と行くっちゅうねん!」
ハゲ「なんでや!?パパと○○(小学生の孫)と行こうや」
パオ「何が楽しくてそんなメンバーで行くねん。あほかっ」
・・・こんな扱いされてもパパは嬉しそうでした・・・
・・・もしかしてMなのかもしれない・・・