2007/02/13(火)15:34
夢でも…
最近、なるべく早く布団に入るようにしている。
どうしてもバタバタする事が多いので、風邪をひかないためにも体を休めるようにしている。
ちょっと前までは、なかなか眠りにつけず、目がギンギンのまま布団にいる事が、逆にストレスに感じた。
今は、わりとスンナリ眠りに入れる。
夜中に、それまで眠っていたはずのあいっちの腕が急にバン!と上がった。
発作である…。
すぐにあいっちの状態を確認して、キッチンに走りドルミカムを入れる準備。
ドルミカムを入れても、だらだらと発作の切れが悪いので、トリクロをプラス。
40分くらいで、あいっちはまた夢の中へ。
えりんぽは寝ていても、あいっちが起きたらだいたい分かる。
息遣いというか、雰囲気が変わるというか…。
気付かないで眠りこけていることもあるだろうけど^^;
きっと、8割くらいは気付いていると思う、多分。
昨夜の発作の前、あいっちは眠っていたはずだ。
眠りが浅くなっている気配もなかったはずだ。
でも、発作。うーん。
2月に入ってから、眠っている時の発作は無かったんだけどな~。
底が見えてきた感じがするとはいえ、毎日2~3回のドルミカムは欠かせないでいる。
数が減ったように感じても、その分、1回の発作が強い、強過ぎる。
それでも、せめて今の状態を維持したい。
あいっちを見るたびに、発作がきていた状況には戻りたくない。
まっ、あまり先を考えないようにしなきゃ、ね。
今日は、イチゴを食べてもらおう♪
そう、タイトルの夢。
あいっちが発作の後に眠ってから、えりんぽも寝た。
眠りが浅かったのか、夢ばかり見た。
あいっちが『日中一時支援』を利用して、施設でお留守番をしている。そこに、えりんぽがお迎えに行っている夢。
科長に「あいっちちゃん、赤ちゃんクッキーを食べたのよ」と言われる。
えりんぽは、あいっちがクッキー?どうやって?と思っていると、「ほら、お母さん見て」という科長の声。
すると、あいっちは手を伸ばし、スタッフが広げている銀色の袋からクッキーを取っている。
そして、自分の手で口に持っていき、パクッと噛り付いた。
ぎこちなく、それでも精一杯力を込めているであろう、震えながら動くあいっちの手。
ゆっくり、ゆっくり、おずおずと動くあいっち。
うそ!?あいっちが自分で動いている!と声が出ないえりんぽ。
噛り付いたクッキーの音。
すごくリアルだった。
あいっちのいる部屋も科長を含めスタッフの顔ぶれも現実と同じ。
慌てて、メモ用紙を出して、科長にどこのクッキーか聞くえりんぽ。
そしてむせない工夫も聞いていた。
科長が「先にクッキーにミルクを含ませて軟らかくしてあるのよ」と教えてくれた。
そのクッキーの袋を見せてもらって、「アレ?クッキーにミルクを浸してあるのに普通のクッキーだぞ?」と、思ったところで、夢だと気付いた。
あいっちの動きが、滑らかな動きだったら、こんなにもグッとこなかったかもしれない。
夢の中のあいっちは、クッキーを食べるために、本当に頑張っていた。
腕を動かすのも必死で、もう、全て一生懸命だった。
もちろん、あいっちが自分の意思で手を動かすことも、クッキーという目的を頭で感じるのも、現実ではあり得ないことだけど。
あり得ないというと、乱暴というか諦めている感じがするかもしれない。
でも、これは本当にあり得ないことだから…。
夢のあいっちが、自分で考えて、そして必死に動いているのが、やけにリアルだった。
夢なんだから、そんなに頑張らずとも、クッキーを思う存分食べれたら良かったのにな。
赤ちゃんクッキーとは言わず、チョコたっぷりのクッキーを簡単に食べられたら良かったのにな。
ママの夢の中でまで、頑張らなくてもいいんだよ…。
今晩は、無添加の美味しいお味噌を使って、豚汁をつくろう。
あいっちにも食べさせよう。
そして、デザートはイチゴで決まりだもんね、あいっち。