素敵な日々を素敵なものと

少し前のこと、
バスに乗ろうとしたら、
白い杖の方が私の前に、乗ろうとしてられた。

歩いてもいいのだが、雨もふっていたしめったに乗らないバスで、
行き先も２つめでおりる私には、わからず、
どこ行きか、おしえてあげようとしたら、
アナウンスがながれ、
バスに乗り込まれた。

そのバスは、
２人ほどしかのってられないのに、
その白い杖のかたは、
手すりにつかまって、座ろうとしない。

ん？と思い、今から帰るとメールしようとした
携帯を閉じ、

「席あいてますから、すわりましょうか・・」
と声をかけた。

ちょうど、運転手さんも運転席からでようとしていた様子で、

運転手さんにもお礼をいわれた。

そうなんだと。
納得したことがある。
あいてるかあいてないかが、見えないから座れないのだと。


そして、
昨日、
大阪に向かおうとした、
電車に乗り込んだら、
がらがらの電車の入り口で、白い杖のかたが、たっておられた。

あ！
と思い、
すぐさま　
席あいてますから、座られますか？と声をかけた。

次におりるので、結構ですと丁寧にお断りされたが、
何駅もこのすいた電車で立ってこられたのかと、
気の毒になった。

駅におりてからも、
大丈夫かなとみていると、
オレンジの誘導のゾーンを歩いて、
階段までたどりついた、
それを心配そうに見守るサラリーマンがいたが、
声をかけるところまでは、
確認できなかった。

一声を、
「一緒に降りましょうか？」
「一緒に横断歩道渡りましょうか？」

白い杖をもってない　左側にたち、
ひじをもってもらうのがいいそうですよ。