|
カテゴリ:カテゴリ未分類
【送料無料】100回泣くこと 実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。四年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。彼女は、一年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。ブックの回復→バイク修理→プロポーズ。幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていたー。 泣ける話として色々なところで紹介されていますが、あえて敬遠してました。 泣けるといわれているのに、泣けなかったら、なんか自分の感性を否定されたようで 嫌だったんです。だから、号泣必死!なんていうのは、スルーしがちです。 なのに、手を出してしまった・・・そして号泣>< まんまとやられたって感じです。 愛犬の危篤をきっかけに、一歩踏み出したカップルの日常を描いているのですが 彼女の具合が悪くなり、事態が一変していきます。 その様子が、昔友人に起きた事と重なり、気持ちを抑える事が出来ませんでした。 隣ではダンナがなでしこ戦を観戦しているというのに、私はティッシュと格闘(笑) あんなに泣くとは思わなかったな~ 中村航さんの本は初めてだったんですけど、気に入ってしまい他の本も買ってしまいました。 やさしい文章で、たんたんとした日常を切り取っているんですが、 読んでいてその世界に入り込んでしまいます。 恋って、こういうもんだよなー なんか、忘れていた気持ちを呼び起こしてくれてるようです。 結末がどうであれ、好きになって良かったと思える様な、希望を持たせてくれる そんな恋愛小説ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.13 12:20:29
コメント(0) | コメントを書く |