TOPをねらう人

TOPをねらう人




トップをねらえ!

そうそう、『エースをねらえ!』を取り上げたら必ず一緒に取り上げていた『トップをねらえ!』
ひなちゃん1号さんや美花さんは、多分私より年若いと思うのでご存じ無いかな?
涙無くしては見終われないアニメです。もし見たことがなかったら
是非レンタルしてください。
最初はあまりのパロディに唖然(もしくは憮然)としながら、ラストでは泣きます。
天晴れ!私のお気に入りの一つです。

『トップをねらえ!』


炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!


キャッチフレーズに、びっくりマークが山ほどついていますが、これは仕方がない。
びっくりマークを山ほどつけてお読みください。
1988年(C)BANDAI/VICTOR/GAINAX オリジナルビデオ作品 全6話
キャラクター原案は「超時空要塞マクロス」「機動戦士ガンダム」の美樹本晴彦。
声優に日高のり子、佐久間レイ。

タイトルからしてエースをねらえ!に似せてありますが、出だしはまさに・・

話はずっと先の未来。
地球は巨大宇宙生物群の脅威にさらされ、それに対抗するロボット兵器『ガンバスター』が作られる。
タカヤノリコはそのパイロットになるため、コーチに厳しい特訓を受け、ライバルと競う。

えっと・・ひきました?私もね、はじめはパロディのつもりで見始めたんです。
おねえさま。ええ、よくってよ。コーチ!・・・
ところが、話がだんだん「あれ??」こ・これは??
いつの間にか、ぐいぐいと壮大な宇宙叙事詩に引き込まれている自分に気がつくんですね。
見事なリスペクト。タイトルは引っかけで、落ちはここにあったんだ~~~というモノクロのラストは、
これが描きたかったんです!という制作者側の思うつぼにはまって、熱中。
銀河中心殴り込み艦隊(なんて素敵なネーミング♪)のカルネアデス計画によって、
時空の彼方に飛ばされた主人公たちが戻るのは1万2千年後の地球。
1万2千年後ですよ?自分たちの計画は成功したのか?人類は生き残っているのか?
たった二人の帰還。どうなのよ?どうなのよ?地球は?
見ている側も必死になって地球を探し、見つけた真っ暗な地球を見つめます。
二人は失敗したのか?地球を救えなかったのか?人類はもういないのか?

地表に浮かび上がってくる「おかえりなさい」の光る文字。
おそらくは、彼女たちの母校、沖縄女子宇宙高等学校のある沖縄県嘉手納市あたり。
その、カラーに戻ったオカエリナサイのイの字が逆向きで、
たぶん、もう日本語とか英語とかの区別もなくなっているんだろうな、とか
正しい日本語をつづられる日本人、ってものがいないんだろうな、とか
1万2千年たっても忘れずに迎えられるように、語り継がれてきたんだろうなとか
描かれてもいない話を頭に思い描いて、涙があふれてくる。
よ・良かったね・・良かったね~~~滂沱・・・

力一杯おすすめします。


追記
ラストをネタバラシしてしまいましたが、そんなことで揺らぐ感動ではないです。
しかも、このアニメは、このラストを描くために作られていったと思えるので
「ラストありき」で語っても問題はないかと。
本来は4話で終わるはずの話が6話まで続き、それがかつてみたことのないノリでもってラストに向かう迫力。
ないはずのTVタイトルがまことしやかに伝えられているというアニメ界では既に神格化した話。
TVアニメではないのに、ここまで入れ込まれているアニメもすごいなあと思います。
声優さんたちもうまい♪

普通メカを操って戦う主人公は男性です。
女性キャラはサポートだったり、上官だったりしますが、常時宇宙で戦うのはやはり男性が多い。
でも、この作品では、高校生の女の子が、持って生まれた才能を見いだされ、
ロボットパイロットとして奇跡的な働きをしていきます。
同級生達もトップになるために訓練しています(ロボットで腕立て伏せとか・・・意味在るのか?)
コーチは、宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長と同じ宇宙放射線病で無くなってしまうのですが
コーチと結婚したお姉さまは、コーチの跡を継いで後輩の指導に当たるコーチとなり
ノリコのライバルも、コーチから沖縄女子宇宙高等学校校長になっている。
ノリコの友人は結婚して子供もいる。
女達は、恋もして結婚もして、子供も産んで、出世もして、愛する者と地球を守るために死地に赴く。
泣き所は、地球に残る友人が子供と夜空を見上げて、「ノリコが呼んだような気がしたの」というところ。
そのとき、ノリコは宇宙で「ごめん、キミコ、もう会えない」とつぶやいている・・・
女の子が主人公であるところで、話がぐっと膨らんでいる。
よく、女性が地球を抱き込んだようなイラストやイメージ画が描かれるが、
あれは子宮をイメージしたり、胎児をイメージしているんだと思う。
自分の身のうちに抱え込み、守り、産む。男性ではこうはいかない。
抱え込んで守った地球が生き残っていたことで、女性は安堵するのだ。
彼女たちを知る者が、お互いしかいないとわかっていても。
残してきた者が全うできたであろう人生と、一人ではなく、二人だという幸せに。
感動は男性と同じだと思うが、涙は女性の方が多いかもしれない。



美花さん
トップをねらえ!たしか、見た覚えが・・・。
面白かった!というのは覚えているんだけど、話はすっかり忘れていました(^^;いや、私、いつもそうなんです・・。一回見ただけじゃ話覚えてない・・。
いつも同じ映画を新鮮な気持ちで見れます(爆)
ただのおばかですね・・。

雪、ちっとも積もってくれません。
今年は、はじめてホワイトクリスマスにならないかも?寒いのは嫌だけど、雪がないと寂しい・・。
(11月21日15時2分)

海のあを
おたふく風邪、よくなられたようですね。良かったです♪
ええ、1回見ただけじゃ私もすごくうろ覚え。
トップをねらえ!は何回見たかなあ?
確かTV放映は2回あったんですよ。アニメ大好き!で。(昼の回と夜の回それぞれ)
で、確か2回目の時にビデオにとって家人とともに何回も見たわけです。
我が家は結露が激しい家なのでビデオテープは長期間持たないんで、現在は残ってないんですけどね。
何度見ても泣きましたよ、ラスト。
オカエリナサイの字を見るとね、じわ~~っときちゃうんです。
またそろそろ放映しないかなあ。

雪がないクリスマスは寂しいですねえ。
私は雪深い山の中で子供時代を過ごしたので、
玄関が雪で埋まって、2階の窓から道に飛び降りたこともありますよ。
小さい頃は雪の中を学校に通うのが大嫌いでした。
長靴に雪は入るし、体育はスキーなんですもの。
寒いのが大嫌いなんです。でも、雪が降るとかえって暖かくて好きでした。
雪山で遭難者がでるので、口にすると怒られましたけどね。
(遭難者がでると、父は探しに行かなきゃいけなかったので・・・)

(11月21日18時27分)
       
    虹の欠片さん
トップをねらえ!は知らないなぁ。。。
今度放映されたら観てみよう。
(11月22日0時30分)

海のあを
トップをねらえ!は古いアニメだからもう、夜のアニメ大好きくらいでしか放映しないかもしれません。
機会があったらレンタルしてください。

レンタルショップの回し者より
(11月22日18時40分)
                  
squid0209さん

トップをねらえ!僕も好きです。
あのオカエリナサイは泣けますよね。
同感です!
(11月22日1時6分)

海のあを
映画だけじゃなくてアニメもお好きでしたか。
良いものは良いですね。
制作者側が一生懸命に作ったものは、みんなで楽しんで作ったものには
それだけで力が備わっているような気がします。
『アキラ』の制作の頃、それに関わっていた友人が、制作中の話や大友先生の様子を何時間も電話で話してくれていて
出来上がりを楽しみにしていたら、やっぱり。でしたしね。

映画やアニメの話を書くときには、コミックスやパンフレットの画像、
俳優、漫画のキャラクターの画像を出せるとわかりやすくていいんですけど
著作権や肖像権に触れるので、それは出来ないんです。
CDとかのジャケットも。(フリマではなく、楽天市場で商品として売られているものを、アフィリエイトとして紹介する時はいいみたいですね)
関連の(なるべく掲載許可を得ているオフィシャルの)URLを貼るくらいかな。
知らずに画像を掲載されている方もいらっしゃるのですが、
ネットに載せると言うことは、大げさに言うと、全世界への公開。
誰にでも見られるものですから、それなりに責任も生じます。
著作権や肖像権についてはなかなか複雑ですしね。
でも、書く以上、気をつけないと、掲載時には気を抜かないように気をつけています。
毎日が勉強みたいなものです。難しいわ~
(11月22日19時3分)


ひなちゃん1号さん
こんにちは~。
トップをねらえ!っていうのは・・。こちらのサイトでしか聞いたことありませんでした・・。しょぼーん。

でも小さいときはあまりテレビ見せてもらえなかったので、知らないのはわかいからじゃないかもしれませんよ~~とかいって。エースをねらえと比べて何年くらい前なんですか?
(11月22日11時57分)

海のあを
腰痛がひどかったので、トップをねらえ!もただのあらすじ紹介みたいに終わってしまっています。
もう少し追加しますね。
エースをねらえ!よりはかなり後ですよ。
トップをねらえ!のトップというのは『トップガン』のリスペクトらしいですから。
(11月22日19時8分)








クリックで各目次に戻れます

TOP

総合目次

優しい言葉たち

優雅に映画なお話

夢書房

おまけ



ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ

© Rakuten Group, Inc.