テーマ:裁判(1)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ご無沙汰でした。
久しぶりなのにとても重い話です。 ご存知のとおり、我が家の双子の弟くん(かづくん)は 出産時のトラブルにより脳性マヒとなってしまいました。 お腹の中にいる間はメチャメチャ元気でした 双子でしたが10ヶ月まで普通に自宅で生活し 「双子だから陣痛が始まってから病院に来ても何があるか分からない。 なにかあった場合 赤ちゃんの命の保障はできません 念のために入院してください」と病院に言われ、入院しました。 入院から4日目に陣痛がきて お産となりました。 双子ではあったのですが 経産婦で 赤ちゃん二人が頭が下向きだったため 下からのお産で臨みました それが 第一子のなっちゃんが出たあと 第二子のかづくんが横向きになってしまい 緊急帝王切開でかづくんを取り出したが仮死状態でした このあたりでは一番大きくて設備も整っている 屋上には遠くからの急患も受け入れられるように(?) ヘリポートまである 安心しきっていました それが…私のお産時の分娩室は… 当直医はいるけれどももう一人の医者を呼んでも携帯はつながらない 訳も分からずお腹をぎゅうぎゅう押しまくられる そうしている間に心音が低下して 帝王切開と言われる 手術室の準備待ち→手術室に入って間もなく他の医師から電話が入る 早く来て と看護師 麻酔かけられ目が覚めるとICUにいました 「赤ちゃんは?大丈夫なんですか?」 まだ、麻酔が覚めきっていなかったけれど あの分娩室での慌しさは普通ではないと思っていたので そう聞いたことを憶えています ICUの看護師さんは 「今、小児科の先生に診てもらってますから…大丈夫。大丈夫」 といわれ やっぱり元気に産まれることができなかったんだ~~~ とその時確信しました 実際、かづくんは生死をさまよっていたそうです 「もう輸血しかない。同意をお願いします。今日がヤマです」と旦那は言われたそうです わたしには、ショックが大きいからとみんな黙っていましたが 分かっていました カーテンの向こうですすり泣く声が。。。 きっと緊迫した状態なんだろうな~って そして、かづくんは頑張ってくれました 初めてNICUで面会したときは 手前になっちゃん、その隣にかづくん。 私も今回の出産で出血が多かったため貧血状態でその時は車椅子での面会。 同じように保育器には入っていましたが真っ赤な顔をして泣いているお姉ちゃん。 隣で 体中管だらけ 薬のせいかパンパンに浮腫んだ青白い体 口には挿管チューブ。周りには人工呼吸器や機械がいっぱいの弟くん 初対面のわが子がこんな姿に… 涙がとまりませんでした 「赤ちゃんは今本当に頑張っていますよ。お母さん、大丈夫ですよ」 大丈夫なわけないやろwww内心そうは思っていてもうなずくことしかできませんでした あまりにも違いすぎる二人の子 ず~~~っと、ず~~~っと 泣いてばかりでした 「なんで~?なんで~?」 の気持ちが大きくなり病院に説明を求めました 「う~ん。運が悪かったとしか…深夜の出産でなく日中であれば助かっていたかもしれないですね~」とすずしい顔で言われ 結局 納得のいく回答を得られなかったため 『裁判』という形をとりました この判断には賛否両論ですが こうするしか真実を知ることができないし お腹の中で元気だったかづくんの無念をはらしたい とても労力のいることだと聞いていますが… 来年には判決がでる予定です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|