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カテゴリ:親ばかだよ人生は
2週間ほど前のある夜。うちの次男(もうすぐ6歳)が学校で特定の子達に「赤ちゃん」と呼ばれた、と泣きながら訴えてきました。
理由は、乳歯がまだ抜けていないから。(笑) 「『赤ちゃん』ってよばれて、どうしたの」と聞いたら、 「無視した」とのこと。 「それでいいんだよ。無視すればいいんだよ。がんばってね」と言ったものの、母としては心配。 これが長男だったら、本人に言い返し、先生に即言いつけ、二度と同じ事が起きないように自分で対処するでしょうが、(これはこれでちょっと困る時もある) 次男は我慢してしまうタイプなので、先生にも言わず帰ってきたんで、うーんどうなるかな、と内心穏やかでなかったわけです。 その後、10日ほどたった時点でも、相手の人数は数人から1人に減ったけど、やはり毎日言われるとのこと。 こういう状況に対処する方法を自分で考えるのも子供にとって大切なスキルだと思うし、先生に話したからと言って必ずしも状況がよくなるわけではないと思うので、この間は黙っていました。 でも、アメリカの学校では「人をからかうこと」はいけないことだと、きびしく教えられます。それを考えて、先生にとりあえず「こういう状況みたいなんだけど」という報告をしたら、すぐにその相手の子とクラス全体に次のようにお話をしてくれました。 他の人をからかったり、悪口を言ったりするのは、よくないことです。それは人の気持ちを傷つけることだから。 私達は、一人一人皆の気持ちを大切にしなければいけません。 うーん、その通り。 アメリカのこういう3年B組的正論、私は好きです。 ところでうちの次男は9月生まれ。日本風に言えば早生まれになります。 アメリカでは、特に男の子で早生まれの場合はキンダガーデン入学(初等義務教育の1年目)を1年遅らせる人も少なくありません。「学年で一番若いと引け目を感じたらかわいそう」というのが大きな理由で、アメリカ人の大好きな「self-esteem(「自信」というような意味)」をつけさせるため、ということみたいです。 うちの次男の場合はどうしようか、と悩みました。長男だったら、1年待ったかもしれない。それは、彼がはっきり物事を主張する割りに実は傷つきやすく、社会面で少し幼い部分があったからです。 でも次男は、おとなしいわりに芯が強いし、社会面でも勉強面でもキンダーに入る準備が充分できていました。悩みに悩んだ末、彼は学年で一番早生まれの男の子になってしまったわけです。 この決断に間違いはなかったと思っていたのだけれど、今回のことでやっぱり1年遅らせて入学させればこんなことはなかったかな、とちょっとぐじぐじ考えてしまいました。 しかしここでうちのポジティブ男(だんな)が登場。過去に下した決定を悩むのは不毛であり、そのエネルギーをこれからのことに向ける方が建設的だと諭されました。うーん、その通りなんでしょうね。同じ正論でも、旦那に言われると素直に受け取れないのはなぜ。(笑) というわけで、今日の日記は親ばか入ってますが… がんばれ、次男。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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