電子基準点がとらえた日本の地殻変動
電子基準点がとらえた日本の地殻変動GNSSシステムは平成25年5月から本格的に運用されたようです。9月5日に日テレで放送されましたので、要点だけ、まとめて記録します。下記は国土地理院のホームページから引用しています。”引用はじめ”国土地理院では、各種測量の基準点として利用するとともに、地震調査研究や火山噴火予知研究に必要な広域の地殻変動を監視するために、全国に約20km間隔で約1,300点の電子基準点を設置しています。電子基準点で観測した衛星測位システム(GNSS)のデータを解析すると、観測時点に電子基準点が地球上のどこにあったか、正確な位置がわかります。2003年9月26日に十勝沖地震(Ⅿ8)発生です。震度は6でした。この時点で襟裳岬付近は南東方向に95cm動いたようです。下図が311直後です。宮城県牡鹿半島は東に5.6m動いたそうです。Ⅿ9で。2003年十勝沖地震(Ⅿ8)の約5倍動きました。そして現在です。上図の北海道東部は日本海溝付近による大地震、関東から九州地方までは、南海地震の発生の可能性が指摘されています。国が示した、地震発生確率北海道東部の日本海溝付近 30年以内60%南海地震周辺の日本海溝付近 40年以内90%国土地理院HP →基準点・測定観測データ →日本列島の自宅変動の下の方に地図動画があります。”引用終わり”上図の特に現在の状況をみると、東北地方は地震エネルギーの解放が持続しています、関東地方太平洋側から九州までストレスが蓄積されてるル様子が分かります。南海トラフにも多大なストレスが加わった状況も分かります。残念ながらここまでデータがありますが、地震発生予知は不可能です。まだ、足りない何かのデータがあるのでしょう。警戒です。