2009/09/02(水)16:01
発達検査と先生の診察
夏休み中に行った、娘の検査の結果を聞きに行きました。
ボーダー付近にいる、自閉フレーバーな娘。
今回の検査で感じたことを、まず先に書きますが・・・検査はして良かったです。
ウィスク3と、K-ABC 読み書きスクリーニングに絵を描く心理テスト。
二日間掛かって、親子の労力も大変だったけど、やって良かったな、って。
検査に、ずっと同席できたのも、良かった事の1つです。
その機関、その先生によって、違ってくるとは思いますが、
もしも、お願いして、可能なら、検査の時は、親も同席して見せて貰ったらいいなと思います。
(但し、メリハリの無い先生の検査風景は、眠くて困りましたけど)
娘が地元の教育委員会にお願いしてやったとすれば、それは不可能でした。
検査の種類も選べませんからね。 (その先生の得意な検査にされちゃう)
どんな先生が、どんなやり方で、どういう質問をして、この数字が出るのか。
この辺、今回、良く解ったので、検査の数字や所見が、娘の判断材料の全てではない、
でも、とても近いことが解るんだ・・・・・って言う事が実感できました。
しかも・・・・・二日間、違う先生だったからね~。
真逆の結果が出てる項目もあったけど・・・・どちらを信じるかは
検査風景を見てるので・・・・・・なんとなく解るような
それに、この結果のコピーに綴られた言葉達。
「疎通生の弱さ」「年相応より下回る」「平均下域」 などなど・・・・。
検査の様子も見ずに、こんな言葉が連なった紙切れだけを見せられたら、やっぱ凹み度が違うよね。
さて、さて大好きな主治医のT先生に、前回、
要素はあるけど、ど真ん中の診断名は付かない・・・・と言うお話をされました。
これで検査も終わったし、しばらくは先生に相談に来る事も、そうそう無くなるかも
そんな気持ちで、T先生に会いに来た私でした。
勝手にファンになり、講演会で涙し
勝手に支えられておりました・・・・励まされておりました、とのお礼の気持ちを
サラッと伝えてこよう・・・・と思っていました。
でも、先生
「食欲無くなったり、眠れなくなったり、そんな様子が見えて
otoちゃんが、来てくれるって言ってくれたら、連れて来てね。」
そんな風に言っていただきました。
なんか、もう、私にとっては神様みたいな先生。
周囲に理解して貰えず(特に学校の先生たち) 辛い気持ちを抱えて
こちらのブログで支えて貰い、T先生の存在も教えて頂き、どんなに救われたか。
そんなT先生が、苦しくなったら、また来てね、って。
その言葉の支えがあるだけでも、私は、またしばらく頑張れるな~
それは、これから、高学年になって、大変なことが増えていくよ・・・って言う
ことへの、心配な気持ちから出た言葉だったかもしれないのですけどね。
あ、肝心の検査の結果の方ですが・・・・・前回、一年生の時より成長が見えました。
凸凹もなくなってきていました。
それでも、やはり「年相応」の力を要求すると言うのは難しいようです。
スローペースで、彼女なりの頑張りを褒めてあげていこうねって。
これから、自信を失う事が増えて行くかもしれないから。
平均点を望むのは、親のエゴかもしれないですね。
「出来た事を褒め、得意な事を伸ばす」
・・・・当たり前に言われてきた事を、再確認する事となりました。
できれば、今回の結果のコピーを担任の先生に見せて
責める場面は極力減らし、自信を付けてあげられる場面を増やして貰いたいね、と。
う~ん・・・・・そういう所を、担任に伝え、解っていただくって事が
実は一番難しいところなんだよね~
「誰でも同じように出来るはず。」と漢字の書き取りの宿題の事を、言い切る先生。
「障害があったとしても、やらなくてはイイという事にならない。」と私に釘を刺したり。
とっても優しい先生ですら、障害に関しての認識はこんな風なので
私にそれが出来るかな 不安だけど、頑張ってみようと思います。