艦長セリオのアニゲーブログ

2007/01/30(火)14:28

全ては闇の中…またしても三課の敗北か - パンプキンシザーズ

パンプキンシザーズ(16)

パンプキンシザーズ 第17話「なお救われぬ闇たち」水道局編の最終エピソード。一課と戦うアリス、ミヨン達を追う伍長とマーチス、コネリーとやり合うハンクスという三つの場面を交互に見せながらストーリーを進行させていくという構成だった。「銀の車輪」という組織の狙いや、一課の本当の目的など一部の謎は開示されたものの、最後は関係者の射殺によって事件が闇に葬られるというあっけない幕切れを迎えた。派手な戦闘シーンがあるにも関わらず全体的にいまいち盛り上がらなかった。まあ、この後味の悪さがパンプキンシザーズなんだけれども。ミヨンの言葉から、過去を思い出すハンス。「あの防護服を着た奴は、人を焼くのが好きな殺人鬼」というイメージが付いてしまっているので、908の隊員がわらわら居る絵に思わず噴いてしまった。ジェイソンの仮面を被った大男がたむろしている様なモンだよね(笑)。そしてハンスはまだ19歳であることが判明。やっぱり若者だと悲惨さが際立つなぁ。童貞のまま死んでいくなんて…可哀想すぎる(号泣)。全身の火傷によって次々と死んでいく仲間の記憶に怯えるハンス。しかし、あの「保護液」は痛覚を鈍らせるものであって、炎症を抑えるものでは無かったはず。防護服を着ているからって何故ハンスだけ無事なんだろうか。皮膚が空気に触れていないから大丈夫なのか。人間は皮膚の何十パーセントかを火傷すると死亡すると聞いたような気がするんだけど…。まあカウプラン脅威の科学力ってことで(笑)。クレイモアワンの足止めをするアリス。被害が増えるばかりなので、他の隊員達は包囲していることしか出来ない。そして隊員の中にステッキンを発見!(違)というか女性隊員がいたことに驚きだ。隊長と思しき者と一騎打ちになるアリス。しかしアリス、あんだけ近接戦闘でしかもナイフ戦ときてよく渡り合えるな。あんだけ密着してるんだから、隊長(仮)にはもう少し格闘術で頑張って欲しかった。バイオ4の主人公並みに。コネリー少佐と腹の探りあいをするハンクス大尉。「三課は三課の仕事をするだけだ。」って、格好良すぎるぜボス!一課の真の目的は、地下水道を一国に見立てたヒンメル売買のシミュレーション結果とヒンメル購入者の詳細な情報を纏めた「闇の書類」を手に入れることだった。それを元に、軍自らヒンメルの売買事業を行おうという計画にはびっくりしたけど、現実にそういう国は一杯あるからなぁ。しかし、仮にも「戦争復興部隊」の長の前でそんなこと言っていいのか。まあもはや軍上層部だけでなく、政治家もこれに関わっているようだから、誰にも止められないのか。その偉いさんが画面に全く出てこないので、ストーリーの予想が出来ないなぁ。もう少し話に深みを出すためにも、その辺のキャラクターを出して欲しいもんだ。対立する議員がそいつらの失脚を狙って情報戦をするとか。でもそうすると「政治劇」になっちゃって「パンプキンシザーズ」のテーマからはずれちゃうのかな。ハンスは、死んでいった仲間達を感じることが出来るのは人を焼いている時だけだ、と伍長の説得には全く耳を貸さない。そして戦闘は開始される。しかし、火炎放射器で炙られても平気って、どんな身体構造してるんだ、伍長!皮膚まで強化されてるのか。炎を瞬時に消すため、服と表皮ごと手榴弾で吹き飛ばすなんてもう滅茶苦茶だ。しかしこれが901ATTの真価なのかも。コートで戦車の弾を弾いたりしていたし。伍長の新装備、巨大ペンチが炸裂。なるほど、体が異常に頑丈な上に腕力があるならこれは戦車を攻撃するのに有効な武器かもしれない。ラスト、待ち伏せしていた一課の別働隊により射殺されるハンス。なるほど、やっぱりきちんと徹甲弾を使えば貫通するんだね。内部に入り込んでいた銀の車輪メンバーによりミヨンも射殺され、証拠は隠滅されたのだった。結局「書類」も仮面の男が持っていってしまったし、真相は藪の中か。またもや後味の悪い感じで敵の尻尾を逃してしまった我等が三課。次回は打って変わって明るい話になる様子。ステッキンがメインらしいのでこれは嬉しいかも。とりあえずアリスがどんな罰を受けるのか心配な艦長セリオでした。(クレイモアワンの隊員斬りまくったからなぁ…。)↓ブログアクセスランキングに参加中! <<以下のblogの感想を読みました&トラックバックを送信しました>> 恋華:パンプキン・シザーズ 第17話「なお救われぬ闇たち」 フィギュア GDHアリス・L・マルヴィン(←スカートが脱げる仕様がエロいです) OP/高橋洋子 サントラ1・2 DVD1~4 原作漫画1~6巻セット

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