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2007.05.20
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カテゴリ:電脳コイル

電脳コイル 第2話「コイル電脳探偵局」

高度に電脳化された街・大黒市を舞台に、少女達が探偵ゴッコをするノスタルジックSF冒険活劇。今回は、ヤサコの祖母・メガ婆が登場しイリーガルに感染してしまったデンスケを助けようとアレコレする話だった。幾つかのSF設定が説明され、ヤサコとデンスケを取り巻く大きな陰謀(だと思う)の一端が描かれた。めがし屋の佇まいといい、内装といい、メガ婆といい、何だか健全な植芝理一という感じの作品になってきたなぁ(笑)。

とにかく動きまくるキャラクター作画が圧巻。視線の動きや重心の移動、ちょっとした人体の挙動をとことんまで追求しているのが凄い。絵柄ではなく、「動作」で女の子の可愛さを表現している、ハイレベルなアニメである。

迫力あるビジュアルのサッチーが登場。舌足らずな子供の声で「ぼく、サッチー」と言いながら襲ってくる様は、立派にホラーだ(笑)。球ちゃんを吸収してしまったり、ほぼ無差別に襲ってきたりするから悪質な成長型ウィルスかと思ったが、どうやら体制側の用意したウィルス駆除ソフトであるらしい。サートマトンだからサッチーっていうセンスがいかにも小学生で面白い。

デコイをばら撒きながら逃走するヤサコとフミエ。相変わらずフミエの動きは仄かに色っぽく、可愛らしい。小島幸子の好演もあるが、お手本のような女言葉で喋る所が良いのかもしれない。現実ではすっかり廃れてしまったしなぁ。今ではアニメか漫画で見られる位か。余談だが、声質の良く似た森永理科の女言葉も素晴らしい。「かみちゅ!」の三枝祀とか、「シムーン」のマミーナとか。というか、初めて聞いた時、フミエの声は森永理科だと思ったよ。

スプレーに偽壁にメガネビームで切り抜けるフミエ。この一連のシーンにおけるフミエの動きは素晴らしい。まず視線が左右に動き、左右を見回し、体全体で向いてからもう一度ヤサコの方を振り向く。この間ずっと体は揺れ動いていて、焦った感じがよく出ていた。しかし、信号を操作できるプログラムって、もうお茶目とかいうレベルじゃないだろ!(笑)その内メガ婆は逮捕されそうだ(笑)。

違法寸前のメタタグは、全てメガ婆が作ったものであった。駄菓子屋の体裁でアングラっぽいジョークプログラムを売ってるのが実にシュールだった。「~万円」って言い方、懐かしいなぁ。そして婆さんが軽快にキーボードを打つ様は面白すぎる!仏壇でお参りするとガラクタみたいな工房が出来るというノリも何処か懐かしく、ワクワクした。引越ししたばかりの家の中を京子が走り回ったり、真っ黒くろすけ(違)を捕まえたり、やっぱりトトロを連想するなぁ。

イリーガルに感染してしまったデンスケ。手作り感溢れる犬小屋がデジタル機器であったり、WINDOWSソフトでもありそうなパラメータが表示されたりするのが、相変わらず面白い。ただ、この辺の設定をしっかり説明しないもんだから「勝手にネットに接続してDLを始めた」というのが絵だけでは分かりづらかった。もう一度見て気づいたけど、「Cドメイン」に接続した時はヤサコもフミエも丁度見てないんだよね。あと、深夜「リンクが切断されました」とかなって再度「Cドメイン」に接続しなおしたから、ちゃんと駆除出来なかったのかな。でも、翌日元気になってるしなぁ。うーん。

桑島声のイサコは、何らかの目的でイリーガルを探しているらしい。そしてその目的にヤサコとデンスケは関係があるらしい。「鍵穴」というキーワードが4423の夢でも出てきたけど、セキュリティホールか何かかなぁ。どうやらデンスケの中に「鍵穴」と呼ばれる特別なプログラムが仕込んであるのだろうか。まさかパスワードが4423だったりしないよな(笑)。

めがしやに侵入してくるイサコの探索用電脳生物。触った京子のデータを破壊、修復プログラムのパケット代が凄い勢いで上がっていくのがリアルに恐い(笑)

しっかりセキュリティ対策をしていたメガ婆。「悪い子はいねがぁぁ」とメガビーで退治する。ホントこれほど頼りになる人もいないなぁ(笑)。さて、イサコは何を企んでいるのか。4423とは何者なのか。電脳探偵局はどう動くのか。雰囲気も作画も最高だし、ワクワクが止まらない艦長セリオでした。

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※参考:植芝理一(Wikipedia)

参照リンク
http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50151633.html
http://honwoyominagara.seesaa.net/article/42255344.html

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Last updated  2007.05.20 18:35:14
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