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またまたかなり間が開いてしまい、大変申し訳ありません。この間にも、何人もの患者さんと、話題になりましたが、喩え話より、先ずストレートにいきます。
ジェネリック薬品は、先発品と全く同じ成分が含まれているには違いありませんが、以下の3点で違いが在ります。 1.一粒一粒に含まれる薬剤量のバラツキがやや大きい場合があり得る。(品質規制上の許容基準が少し緩いため) ただし、実用上はそれほど問題にならない。 ※錠剤というのは、それ全体が薬なのではありません。錠剤には、目に見えない位の微量、ミリグラム単位の薬が混ぜ込んであるのです。 2.薬を混ぜ込んである錠剤の作り方が違うために、できるだけ速やかに溶けた方が良い薬において、服用後体内で溶けるスピードがやや遅いことが有り得る。(逆に、ゆっくり溶けた方が望ましい薬が、やや速く溶けることも有り得る)やはり、実用上はそれほど問題にならない。 3.先発品と異なる添加物が含まれていることがあり、ごく希にアレルギー反応を起こす可能性が在る。 つまり、ジェネリック薬品とは、 「先発品と全く同じ薬効成分」(ただし、その分量の統計的バラツキは先発品より許容度が広い)+「先発品と同じとは限らない錠剤」によって構成されている訳です。 (更に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.13 22:43:22
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