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Second★Stage

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No.23






            「X―クロス―」

            君と一緒の夏を夢見ていた

            だけど僕は飛び出して

            君は居ない…

            あんなに夢見た夏は

            僕の心を凍らせるばかり

            ただ暑さに溶かされるだけの日々

            ずっと聞いていたくなる声…

            だけどその言葉を聞くと

            震えが止まらない…

            凍えてしまいそう

            突き刺さる言葉

            目の前が真っ暗になってしまいそうな光景

            君を想うと辛くなった

            僕らお互い求めるものが

            違ってたんだね…

            だったら…せめて

            真実より真実らしい嘘をついて

            役を演じきって
     
            馬鹿なのは君だよ

            きっと僕はその嘘にだったら

            何もかも

            君の要求に応じてた

            何も疑わずに真実だと思い込むよ

            君と一緒の夏を夢見てた

            だけど僕は飛び出して

            君は居ない…

            出会えた事は悔やまない

            もうあの日には戻れないけど

            ぼくは君も幸せでいるよう願うよ

            次の夏の夢を見よう







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