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2009年05月22日
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カテゴリ:雑食のカンヅメ
※リボーン以外。
※水中翼船さんへ!DFFライバツ。



 闇の中にノックの音が響いた。
「…オレ…バッツだよ…」
 ライトは沈黙を保ったまま、自室の扉を開いた。
 夜になっていた。部屋の中まですっかり暗くなっていたが、ライトは明かりも着けないで部屋に籠っていた。
 外から明かりと共に、バッツが入ってくる。
「ライトさん…入っていいか?」
 扉を閉めると、再び闇が戻る。扉の内側にバッツも残った。
 ライトは何か言おうとしたが、その前に、胸に人の熱が飛び込んできた。
「ごめん…」
 暗闇の中で、ライトは目を見開く。バッツがライトの言おうとした言葉を先に口にしたからだ。
「ティナやクラウドたちから聞いたんだ…オレを探しに出ようとしたんだろ?」
 胸の熱はその輪郭を押しつけて、弱々しい声で告げる。
「あんたがそんな、無理してオレを探そうとするなんて…辛い思いをさせるなんて…思ってなかった…なのにオレ…っ」
 胸の上が、少し濡れるのを感じる。
「本当に…ごめん…」
 ライトは長く、息を吐き出した。そうした後でようやく、バッツの肩に手を置くことができた。
「違うんだ、バッツ」
「え?」
「私は…君に手を上げた自分が許せない」
 そう、と、バッツの頬をなぞる。
 ライトは恐れたが、バッツは逃げなかった。自分が殴りつけた頬の熱は、まだそこにあった。
「君が行方不明だと知って、1人でも探しに向かおうとした…愚かだ」
「でもそれはオレが…」
「君相手だと自分を抑えきれない…そんな自分が、本当に嫌になる…」
 バッツの顔を両手ですくい上げて告白する。電気を着けない部屋の中のわずかな光で、バッツの瞳に小さな星を見つける。
「いっそ閉じこめて、君を外に出したくないと思うなんて…」
 暗い部屋でずっと考えていた。
 暗く甘い欲望を自覚する度、自分の名に恥じる行為だと、自問自答を繰り返した。
 だが次の瞬間、ぎゅう、と胸元に顔を埋めたバッツに強く抱きしめられた。
「オレ…こんなこと言うと変態みたいだけど…」
 薄闇の輪郭だけでも、バッツが顔を上げて、にっこりと笑ったのが分かる。
「嬉しいよ。あんたにそんな風に思ってもらえて」
 その笑顔に、言葉に、溺れて、息ができなくなりそうだった。
「君は…怖くないのか?こんな風に思う私が」
 バッツは、今度は声を上げて笑った。口元はやや生意気げに、にやり、と形作られた。
「オレは風だぜ?そう簡単に捕まると思ってもらっちゃ困るよ」
 それから今度は、ライトの胸に顔を埋め、そっと、優しく囁く声量で告げる。
「だから大丈夫…簡単に捕まってなんかやらない」
 ライトはついに笑った。そしてバッツの背中に腕を回し、抱きしめ返した。
 風には、やはり敵わないと思うのだ。


「仲直り、できた?」
 翌日の早朝。
 仕事前、いつものように湯呑みを脇に新聞をめくるライトの前に、玉ねぎ少年が現れた。
「…すまない。迷惑をかけた」
「全くだよ!あの後、ティナは泣き出すし、その他はあわあわするだけで役に立たないしで大変だったんだからね!」
 少年は背後に暗黒のオーラを漂わせて仁王立ちしている。これは詫びに貴重なアイテムでも貢がないと許してくれそうにない。
「ティナには後で謝っておこう」
「そうしてよ!…で?本当に仲直りできたの?」
「大丈夫だ」
 ライトは指先で、湯呑みにできたヒビをなぞる。
 接着剤でつけた。真っ二つに割れた湯呑みも、元通りではないが直った。
「むしろ、今問題なのは…」
「ライトさんライトさん!」
 その時、バッツが息をせき切って食堂に飛び込んできた。
 バッツはライトの前に、数冊の雑誌を広げて示す。
「次の夏休み、密林の中のオーパーツ探索ツアーと深海の底の古代遺跡、どっちに行きたい!?」
 昨夜。仲直りをしてすぐに、「てか今度はライトさんも一緒に冒険すればいいんじゃね!?」と、バッツは目をキラキラさせた。
「てか、なんで今まで思いつかなかったの!?って感じだよなー!」
 「名案を思いついたオレ、天才!」と自分を褒めちぎっているバッツと、静かにこめかみを揉みこむライトを見比べ、玉ねぎ少年は冷ややかな眼差しをする。
「…アレ、いいの?なんか、ただ待つより大変そうだけど…」
「まぁ…なぁ……」
 こればかりはライトも反論が出来ず、言葉尻を茶で濁すことしかできない。
「だが…まぁ、なんとかなるだろう」
 ライトは、もう恐れないと決意した。
「なぁ!ライトさんはどこに行きたいんだよ!?」
 すぐに、返事がないのに焦れたバッツが顔を寄せてくる。頬がふくらんでいる表情は子どものようだ。
 光の戦士は苦笑しながら、自らも恋人の右耳に唇を寄せ、囁く。
「君の行きたい場所へ」


 なぜなら、風がいつも彼と共にあるならば、恐れるものは何もないからだ。




※普通にBL書く感覚で書きました…結構楽しかった!
※腹では結構黒いこと考えつつもそれを抑えようとする騎士道精神の塊なライトさんと、そんなライトさんを受け止める懐を持ちつつもさらに上回る勢いで振り回すバッツ…というイメージ。

※あとライトさんは盆栽とか茶とか枯れた趣味を持ってそうなイメージ(←勝手)。


 金曜日です。

 最近働いた悪事は、某コンビニで売られていたヱヴア缶コーヒーの、自分から見てカ○ル君缶を左側に、シン○君缶を右側に置いたこと…な、庄次郎です。

 ほ、ほんの出来心だったんですぅ~…は、離せぇえ~…っ!!(引っ立てられていく犯人風)

 ヱヴア再映画、第2弾もそろそろですね…2弾の何が不満って……

 な ん で 新キャラが女の子なの!!??

 いや新キャラ自体はいい意味でも悪い意味でも現代風な、ツインで?眼鏡っ子?だけど!だ け ど !

 新キャラ男の子じゃないと×シ○ジ君でBLカプれないじゃないか!?

 カヲシンが不満じゃないけどなんか腐女子として新たなカプも開発したいという乙女ゴコロ…ゲフンゲフン!

 止めよう…ここでこれ以上腐発言をかましていたら後ろから撃たれても文句言えない…(パーン)

 …今回もリボーン以外です。

 久しぶりに翼船さんとメールして、送信フォルダに放置中のライバツを思い出しました。書きかけでも…と言われて出す訳にもいかないので、慌てて書き上げました。

 翼船さん!
 ぶたちゃんインフルの影響でそちらの学校は休校して大変災難ですが…身体には気をつけて生き残りましょう!!(`∇´ゞ



 そんで…遅くなったけど、今週のふっ…かつ?

 ポイントは3つ!

 ・先週のざっぷん
 →買い逃して慟哭した…!
 →ら、友だちに「なんで買ってないの!?」と言われた……

 ・「はじめまして綱吉君」
 → あのページだけで、今まで白ツナ!白ツナ!と萌え叫んでいたのが報われた気分になった自分は、心の底から腐女子だと思った…

 ・「ひっばーりチャ~ン♪」
 →誰か…!この変態を咬み殺してくれ…!

 ・「こうやって手を合わせて…」
 → あのコマだけで、今まで白ツナ!白ツナ!と萌え叫んでたのが以下略。
 → 要約すると庄次郎はやっぱり腐女子、ということ。


 …今週もツナは凛々しくてカッコよくて可愛かった…vv





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最終更新日  2009年09月10日 11時23分29秒
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