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この人物のオモテとウラ 山口紗弥加(女優) (ゲンダイネット)
今度はチャンスを生かせるか。 女優・山口紗弥加(27)が“格差婚”の藤原紀香(35)の代役として、舞台「ささやき色のあの日たち」のヒロインに抜擢された。 この舞台は岸谷五朗、寺脇康文が94年に結成したユニット「地球ゴージャス」がプロデュースするもの。歌あり、ダンスあり、アクションありの舞台で、山口は岸谷や北村一輝らを相手に跳びはねることになる。今後、機会あるごとに山口が「紀香の代役」と取り上げられるのは必至。ちょっと伸び悩み気味だった山口に、こんな絶好の舞台はない。 存在感が薄いからか、まだ新人のような印象だが、実はもうデビュー13年目の中堅。94年、日清「どん兵衛」のCMでデビューし、同年、キムタクや篠原涼子らが出演したドラマ「若者のすべて」(フジ)にも起用された。その後も「僕と彼女と彼女の生きる道」「下北サンデーズ」に出演し、「笑っていいとも!」や「サルヂエ」などのバラエティーで活躍した。いや、挙げればもっとキリがないが、どういうわけか“代表作”と呼べるものが思い浮かばない。 ●2人の天才にみっちりしごかれて 派手な話題がなかったわけではない。KinKi Kidsの堂本剛とのゴシップだ。01年、堂本のマンションから朝帰りする様子を「フライデー」にキャッチされた。山口にとっては絶好の“チャンス”だったかもしれないが、残念ながら、相手が各局に影響力絶大のジャニーズ事務所だったせいで、ワイドショーは一切報じなかった。 クイズ番組で菊川怜に勝利したこともある。正確に言えば、番組内で漢字検定に挑戦し、菊川と同じ2級に合格した。その時の得点が菊川よりも上だった。“お利口キャラ”をもっと前面に出せばいいものを、あまりフレームアップしなかった。ちなみに、東大卒の菊川に対して、山口は帝京大中退。遠慮したのか。 一般の人気はともかく、プロの評価は高い。野田秀樹、蜷川幸雄という当代きっての演出家の下で、それぞれ2回、しごかれている。特に03年の「エレクトラ」では、蜷川に「おい、鼻くそ」「盆栽!」などと徹底的にやられた。当時のインタビューで「精神的に丸裸にされて、吹っ切れました」と答えている。今回の代役起用もこうした舞台経験がモノをいった。 ご覧の通りのルックス。経験、演技力も申し分ない。あとは目の前のチャンスをわしづかみにするだけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月30日 13時51分43秒
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