テーマ:言葉の宝石箱(78)
カテゴリ:金言
ヘルマン・ヘッセ(1877-1962)――
ドイツ生まれのスイスの詩人・小説家。 1919年スイスに移住。ロマンチックな抒情詩を書く一方、 自我の分裂に悩む近代人の問題を一貫して追究し、 トーマス=マンと並称される。代表作は「車輪の下」 「ペーター=カーメンツィント」「ガラス玉遊戯」 「デーミアン」「シッダルタ」「クヌルプ」など。 --------------------------------------------------- 「私が人生を諦めて、自分一個の幸不幸などは どうでもよいと悟って以来、少なくとも人生は、 私にやさしくしてくれるようになった」 「先生やパパやどこやらの神様に気に入られるだろうか などいうことは、問題にしないことだ。 そういうことを気にしたら、我が身の破滅を招くだけのことである」 「名声などというものに、いったい何の価値があるだろうか。 本当に内容も価値もある人間たちが、 みな有名になって後世に知られているとでも、 あなたは思っているのだろうか」 「忘れてはいけない。偉大な人間になって、 なにか立派なことを創造しようと思ったら、多くのことを 断念することができなくてはならないということを」 「世の中に実に美しいものが沢山あることを思うと 自分は死ねなかった。だから君も死ぬには美しすぎるものが、 人生には多々あることを発見するようにしなさい」 「恋は私たちを幸福にするためにあるのではありませんわ。 恋というものは、私たちが苦悩と忍耐の中で どれほど強くありうるか、ということを 自分に教えてくれるためにあるものではないでしょうか」 「愛されるというのは幸福ではない。 でも、愛すること、これは幸福です!」 「愛は、哀願して得ることも、金で買うことも、 贈り物としてもらうことも、路上で拾うこともできます。 けれど、奪い取ることだけはできないのです」 「信仰と懐疑とは互いに相応ずる。それは互いに補い合う。 懐疑のないところに真の信仰はない」 「不安に打ち勝った者は、もはやこの世に生きるのではなく、 神の中に、永遠の中に生きているのだ」 「救いの道は右にも左にも通じていない。 それは自分自身の心に通じる道である。 そこにのみ神があり、そこにのみ平和がある」 --------------------------------------------------- お気に入りの名言はあったでしょうか? 次回も偉人の名言集をご紹介したいと思います。 過去の金言を読みたい方はこちら⇒金言集 kane 『人気blogランキング』に一票!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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