枠組みをはずすしかけがあったなら「あらしのよるに シリーズ 全6巻」絵本です。講談社からでています。 えさのヤギをトモダチになってしまった、狼の葛藤とヤギに対する気持ちをあらわすかわいらしさがほほえましい。 こういう絵本は四の五の理屈を言うよりも読んでいただいたほうが良いです。 ヤギと狼も友達になれるの。嵐の夜にお互いが見えなかったから。 しがらみとか役割とか枠組みに縛られていると本質的なことが見えない。 暗闇という偶然のしかけのなかで、ヤギと狼がともだちになれたように、対立する者も、枠組みをはずせるようなしかけさえあればヤギと狼のように仲良くなれるんじゃないかしら。 だけど、それって周りからは理解されないんだよね。 私は「しかけ」づくりに興味があるぞ。 最終更新日 2005年07月 ジャンル別一覧
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