人は違う~外来種から思うこと2005.05.31週末、安曇野のシャロムヒュッテで行なわれたBe Good Cafeのイベントに参加した。道すがら、山の斜面にはたくさんの藤が咲いていた。川の脇にはニセアカシアの花が満開。 ニセアカシアはシャロムヒュッテの夕食にテンプラででました。 あちらではハリエンジュと紹介していました。 見た目にも美しく、そして味はほのかに甘く美味しかったです。 花の蜜のせいであまいのかなぁ? そのニセアカシアは外来種で繁殖力が強く、日本の固有種を駆逐してしまう とかで、皮を剥いで自然に枯れるのを待つ、そんなことが行なわれています。 外来種といえば、マーガレットやハルジオン、ヒメジオンもそう。スキー場なんかにはたくさん自生しているけど、志賀高原では修学旅行の学生達に、除去作業をする活動が組み込まれていたりします。日本の固有種を守るための活動です。 ハルジオンやヒメジオンは私たちが子どもの頃は抜くとおばあさんになる・・・なんて言われていたものだけど^^。 ハルジオン、ヒメジオンは抜き去ってもそのまま花が種になってしまうので、折角抜いても種が飛んでいってしまっては元も子もないので、焼く必要があります。 河原に繁殖するクズに似た、アレチウリも問題になっていて、毎年ボランティアで抜き去り作業が行なわれています。 そんなのを身を持って体験しているせいか、外来種の輸入にはちょっと慎重な考えを持っています。外国の虫も運んできてしまうかもしれない。 日本の生態系が崩れてしまいます。 その土地その土地に固有のものが住んでいたのが、技術が進歩して、人も動物も植物も大陸を移動する。 混血が進んだり、外からの固有種が増えて従来のものが消えていく。 どんどんそういうことが進んでいくと、地球はどうなっちゃうんだろうな? アレチウリや、ニセアカシアのように強い影響力を持つ一部の外国人を恐れて、排除していくようになるのかな? なんか怖いな。 |