2016年度肝がん検診団総会 終了しました
総会終了いたしました。参加3名 委任状11名でした。活動報告、決算、活動案、予算と審議を勧めました。ほぼ例年と同様の内容ですが、2016年度は,さっそく8年間のまとめを日本超音波医学会で報告してきました。北海道の肝臓医療の専門医体制などの不足などは全国学会では驚きに値するという感じが伝わってきました。北海道で仕事しているとピントこないのだけど。。。医療講演での製薬会社の協力が難しくなってきている点がありますが、各自治体や保健師さんマスコミなどの協力により講演会に集まる人も維持しつつ展開して行けそうな流れになってきており、各自治体への保健福祉関係の部署へのあいさつ回りや、町内会などとの連携を強めつつ、今後の肝がんの不安のない世の中を目指す活動を継続していくことといたしました。役員体制は、今年度も同様に継続となりました。今後ともよろしくお願いいたします。長文になりますが、活動報告、活動案添付いたします。2015年度 肝がん検診団 活動方針 活動報告 別紙1肝がん検診の充実 体制の確保 現地スタッフの確保 事務局2名体制が可能となった。→13回実施589名(2014年実績535名) 助成実現継続 遠軽、えりも、厚沢部、せたな、新篠津(北見は2015年より2000円実現)(2014年535名 2013年501名 2012年346名 2011年実績374名 2010年実績392名 2009年実績455名) 2013年に行った道内の行政機関への働きかけが効果を継続し、北見での助成の実現が なされたと言える。北見では大石さんが亡くなって古米さんへつながった。死亡や治療での病院連携により減少、中断、広報活動の強化をおこなった。各自治体へ訪問、道議の協力により、稚内、道南、緑愛病院の協力が得られる範囲が確保されたえりも、帯広、滝川、新篠津、枝幸、稚内、核となる技師の援助→引きつづき継続、人員としては確保が確実となってきた。FMアップルへの参加 B型肝炎訴訟枠として、月1回第4月曜日4時から30分8月から継続医療講演 集会への参加患者会との連携、肝炎救済運動の促進を図ることを目的にはるにれ会や中空知コスモス会、B型肝炎訴訟団体などの企画する会へ参加 総会、お泊まり会、新年会などに参加北海道以外の地域は北海道とは違い助成制度がないことなど、全国に広げていく肝炎について知らない患者さんが全国たくさんいる 猿島周辺患者から要望ありインターフェロン療法を受ける不安を抱えた患者さんが多くいるため運動を継続する必要性を実感。医療関係者への啓発 製薬会社中心に 5月アッビ 6月住友 その後ラジオ講座も行う 7月日本血液製剤 1月モロオ住友その他の行動を列記医療講演は28回 876名道内15回 539名(2014年度道内 30回 1291名 2013年度道内14回406名 2012年度472名 2011年度570名)、道外6回 165名(2013年度5回323名(2012年度6回178名)4月19日日 帯広肝がん検診後B型肝炎訴訟原告向け 20名4月25日土 札幌アスティ45 30名 相談5名5月2日土 白老 20名 相談2名 安平10名相談4名5月13日水 石狩片平議員 事務所 20名○ 5月16日 静岡 10名 相談3名○ 5月30日土 岐阜 20名 相談3名 名古屋 20名 交流会16名6月7日日 札幌市平岡 25名 6月20日月 豊平 50名 相談4名○6月27日土 和歌山 5名 質問3名○6月27日土 大阪 20名 相談3名○7月11日土 高知 100名 質問8名8月22日土 美唄 30名 相談2名8月24日月 小樽 32名 相談4名○9月27日木 高知100名 質問5名 徳島 15名○10月10日土 長崎 12名 福岡 25名 交流会12名○ 10月11日日 佐賀 25名 質問5名 沖縄 30名 質問5 交流会2010月14日土 札幌アスティ45 50名 質問5名 原始人食崎谷先生11月7日土 札幌アスティ45 32名 質問3名11月21日土 札幌清田 地域研修会 80名参加 1月23日土 札幌アスティ45 70名 整形とのコラボ1月24日日 苫小牧 60名 相談4名2月29日月 清田区 5名 質問3名3月36日土 帯広 30名参加 相談4名道外での講演は、東京を中心に定着している感じ、道内は新薬の発売に伴いブリストルマイヤーズの協力が積極的となり、一気に回数を増やすことができた。新たな肝炎患者さんの発掘、治療へつながる患者さんが確実に増えている。引きつづき肝炎患者救済を目指すネットワークを作っていきたい。肝がん検診の可能性と助成制度の実現を模索していく 助成の実現 遠軽、えりも、奥尻、厚沢部、せたな、新篠津2014年度から新篠津、せたな、枝幸が実現となった。2015年から北見道南、十勝、中空知、オホーツク、胆振など重点的にまわった効果が出てきている。2016年度にむけて上川町から3カ年計画での肝がん検診の依頼が来た北3条広場で行動7月28日肝炎ウイルス検査おすすめテイッシュと肝がん検診のリーフレット配布肝炎問題解決への活動 集団予防接種等によるHBV感染拡大の真相究明と被害者救済に関する調査研究に参加協力団体患者会とのさらなる連携 猿島地区での肝炎患者救済運動、すべての肝炎患者救済の会肝炎患者支援のための全国キャンペーン、B型肝炎訴訟を支援している地域回り、役場、保健所、医師会をまわる 先にのべているところと合わせて 遠軽の助成4300円維持(2011年から)。えりも2013年度から3000円が再開。新篠津の3000円(2014年から)復活、厚沢部も3000円(2013年から)、せたなも3000円(2014年から)、枝幸は実質(1000円(検診団に5000円が入る仕組み))枝幸で10000万円での契約(受診者からは5000円徴収で検診団の収入増に貢献)北見が2000円50名(2015年から)→引続き助成実現を目指す学術活動 2016年5月27日の日本超音波医学会で発表予定 抄録査読通過検診ニュースを面談してくれた自治体の人達へ配信会費 協力資金 →個人からの寄付数件、医療講演の多くは製薬会社の支援あり。 企業の支援は徐々に困難となってきている。1つは寄付金のかたちを追求していく。新聞広告の実施 道新、朝日、毎日、十勝毎日、苫小牧日報、函館新聞、伝書鳩に肝がん検診の記事、医療講演のお知らせを掲載協力が得られている。2016年度活動方針 別紙32008年10月以降、肝炎基本法の制定を目指した、日肝協、薬害肝炎訴訟、B型肝炎訴訟の患者の動きが加速してきて、2009年11月衆議院で可決され、2010年はその具体的な内容が提示され実施に入ったが、対策は不十分と言わざるを得ない、肝硬変肝がんの助成制度の実現を皮切りに更なる制度の充実が急務と考える。肝炎対策協議会が全国各地で行われ具体的な対策が進むかに思われたが、患者への助成制度の話は現実化してきていない。肝がん検診団として、各方面への現状の周知、患者救済の形の実現を求め、引き続き、様々な形での活動が継続される必要がある。最終的に肝炎対策により救われる国民は年間数万人単位であり、このことが国を支える国民の増加へ確実につながることを意識し行動していきたい。被害者である肝炎患者の自己負担が生じていることは改善を目指さなくてはいけない。生活も含め安心して暮らせる社会の実現を目指して、私たちもその活動を支え広げ積極的に取り組んでいくことが求められている。肝がん検診のみならず、私たちの持ちうる知識、活動力を最大限に発揮し頑張って行くことになるであろう。肝がん検診の充実 体制の確保 現地スタッフの確保 個人負担の軽減 事務局2名体制維持引続き、緑愛病院の協力が得られる範囲が確保されたえりも、帯広、滝川、新篠津、枝幸、稚内、核となる技師の援助エコー貸し出しに実費が発生(一日1万円)継続、検査実費は3990円で継続採血スピッツなどが実費購入継続。パソコンシステムの維持(ソフトの更新など)2015年4月からiPadでの画像での記録を開始医療講演全国で頑張っている患者会を応援するための講演 キャンペーンを支えていく各地域で専門医のいない地域でも継続実施へ肝がん検診の可能性を模索していく製薬会社が共催してくれたことで出費が減っている協力団体患者会とのさらなる連携 検診受診者の増加へ えりも帯広地区の増加肝炎患者支援のための全国キャンペーン、B型肝炎訴訟を支援している地域回り、役場、保健所、医師会への関わり 必要時には行動することとする広報や後援などが得られるか、最終的には助成や自治体での実施を目指していく学術活動 学会発表実現 医療関係者への理解と助成制度実現への資料としていきたい 肝がん検診受診者を対象に肝臓に関連する研究が出来ないかを引続き模索 B型肝炎のキャリアの推移、脂肪肝などへの関わり介入など可能か会費 協力資金 引続き参加してくれる方を探していく体制 本年度は5期2年目になります。(1期2007年2月から2009年3月、2期2009年4月から2011年3月、3期2011年4月から2013年3月、4期2013年4月から2015年3月、5期2015年4月から2017年3月) 2016年度も引続き役員継続にて提案したい。団 長 川西 輝明 医師 札幌緑愛病院肝臓センター名誉団長 美馬 聰昭 医師 札幌緑愛病院肝臓センター事務局長 石田 真己 株式会社スリービー事務局次長 品川 祐基典 札幌緑愛病院 大野 浩二 札幌緑愛病院事務局(企画、IT分野担当) 川上 博史 はまなす会事務局(肝炎対策担当) 清本 太一会計 川内 和香 札幌緑愛病院肝臓センター会計監査 山崎 克 医師 あんざい内科クリニック