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カテゴリ:JOE流儀
今回はドーピングについて。 Doping
競馬の世界では馬と人のドーピング検査があります。 競走馬だと、一昔前に、ディープインパクトが凱旋門賞で3着に入着して、失格になりましたが、今回は人に焦点を当ててみます。 最近、オーストラリアで、ブリスベンのトップジョッキーがハーブの新陳代謝を向上させる薬を使用していて、尿検査で引っかかり1ヶ月の騎乗停止を食らうというニュースがありました。 競馬法(Rules of racing)には「採決委員は騎手、調教助手が禁止の薬物を使っていると、競馬への関与を禁止できる」というルールがあります。 こんな感じでずらーと薬品名が書かれています。 オリンピック選手などが引っかかるのは能力を引き出すための禁止薬品がメインですが、騎手はやっぱり職業柄、体重をコントロールするために食欲を減退させる薬、利尿剤などが多いです。 ごくたまーにコカインやマリワナなどのハード系でつかまる人もいますが(笑) 僕自身はもちろんつかまったことはないですが、3ヶ月に一回くらいは調教中や競馬のジョッキールームで抜き打ちで検査されます。 「禁止薬物を取らなかったらつかまらないでしょ?」 と簡単に聞こえますが、ジョッキー仲間で、強い風邪薬や睡眠薬で引っかかった人もいるし、 最近のスポーツサプリメントには能力を向上させるものもあるので常に注意が必要です。 ということで今回は表舞台ではなかなか明かされない競馬のドーピングについて書いてみました。 「JOEの流儀」も11回目でもうすでにネタ切れしてきたので(笑) 何かリクエストがあったらメッセージをお残しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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