競馬騎手修行ブログ 藤井勘一郎 海外ベース日本人ジョッキー

2017/11/10(金)20:58

ノーザンファーム信楽

牧場、乗馬、馬など(24)

ソウルでのダービーを終え、ノーザンファームの信楽を訪ねました。 場長の松本康宏先生に調教を手配して頂きました。 調教の日の前夜は、松本先生と獣医の鶴町貴史先生とお食事を共にし、馬、海外挑戦、ノーザンファームの信念である、人を育てる話を聞きました。「レースでは失敗は多いけど、常に次につなげるようにする」という言葉も印象的でした。 話を思い出し、次の日の調教を考えていると、ワクワクしすぎて夜も寝れなかったです。 レース前夜はしっかり寝れるのに、凄いテンションでした。 調教では3頭を用意して頂き、あと何週間かでトレセンに入る馬の乗り味を確かめました。 それぞれタイプの違う馬ですが、牧場なのでどの馬も競馬場とは違ったリラックス感がありました。 馬についてはスタッフから情報がありましたし、この馬なら芝が合っている。揉まれるとどうか?とかレースを想定して感触を得ていました。 坂路コース 最後の坂の傾斜はきついです 周回馬場で坂路前のウォーミングアップで乗りました 他にも、2007年に空港牧場にいた時の、川北厩舎長や、オーストラリアのシドニーで一緒だった秋山厩舎長を始め、何人かのスタッフに声をかけてもらいました。 一泊二日の短期間でしたが、日本の馬に実際に乗る事で、馬乗りとして良い感触をつかめました。 信楽のスタッフの皆さん、ありがとうございました。 ノーザンファームの情熱 吉田勝己・俊介父子の世界への挑戦 [ 古矢友三 ]

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